ポケモン世界への転生 作:守鶴
ここはカントー地方のマサラタウン。この街に今日新たな命が生まれた。
オリ主「おんぎゃぁぁ。おんぎゃぁ。」(転生したのか?)
助産師「うまれましたよ~。元気な男の子ですよ~。」
母「よかった。無事に生まれた。」
父「おお!生まれたか!お前の名前は[エース〕だ!!」
この声..父親と母親か?優しい声だな。ううん。今はまだ目を開けられないか。
ピピッ。ピピッ。
ん?
医者「レンさん。奥さんの容態が急変しました。」
父「えっ。助かるんですか!?」
医者「最善を尽くします。ですが、助かる見込みはないかもしれません。」
父「そんなっ。うっ。うぅ。」
そんな!?母さん死んじゃうの!?ええ!父さん泣いてるし。
十数分後
医者「レンさん。残念ながら。」
父「そんな。うぅ。」
医者「まだ、意識はあります。お別れの挨拶を。」
父「っ。はい!」
そうして俺は父さんに抱きかかえられながら母さんのもとに行った。
父「シズクっ!」
母「レンさん。」
父さんの名前を呼ぶ母さんの声は、弱弱しかった。
母「エースを見せて。」
父「ああ。ほら、エース母さんだぞ。」
母「エース。私はもう死んでしまう。でも、お父さんがいる。お父さんを大切にね。」
父「っ。そんなあきらめたこと、言わないでくれ。」
母「仕方ないのよ。元々体は丈夫じゃなかったし、それでも我が子を見られて幸せなの。」
父「そうか。ああ。俺も幸せだ。」
父さん。母さん。そういってもらえると、なんかうれしいな。
母「エース。お願いがあるの。まず、好き嫌いせずに、たくさん食べてたくさん運動して、大きくなりなさい。それと、お父さんの言葉をちゃんと聞いて、たくさんの事を学んで、いろんな人に頼られる、優しい男になりなさい。友達もたくさんいるに越したことはないけど、信用できる人を見つけなさい。最後に、自分の夢を見つけて、夢をかなえるために努力をしなさい。」
うん。そうするよ。約束、きっと守るよ。
父「シズク...。っ。任せろ!俺がエースを立派に育てて見せる!」
母「よろしくお願いします。レンさん。」
ピーッ。ピーっ。
そうして、母さんは、眠るように亡くなった。」
父「シズクっ!」
エース「おんぎゃぁぁ。」『母さん!』
そして、泣きつかれた俺は眠った。
ガラガラ
レッド父・レッド母「兄さん/お義兄さん」
父「...」
レンは俯いたままだった。
叔父さん「兄さん、俺たちにできることがあったら、何でも言って」
叔母「そうです。お義兄さん。私たちも手伝います」
父「ありがとう。」
3年と少し経った頃。俺は、子育て以前に家事が、上手くなかった父と叔父夫婦の手伝いのおかげですくすく育っていた。俺は、完全記憶能力のおかげで、家にある本や、父さんに言われたことを吸収していった。
周りの人には、大人びていると言われているが、運動をして数少ない同年代の子と、遊んでいるためただ大人びていると思われているようだ。ま、気にしてないしいいんだけど。ちなみに、俺が森に行くと、野生のポケモン達が俺によって来る。
虫ポケモンに、鳥ポケモン、水ポケモン、珍しいことにピカチュウやピチューが姿を見せることがある。ポケモンの声がわかる俺はみんなが何を言いたいのかわかる。
『人間?』とか『何してるんだろう?』とか言っている。
子供なのかな。(笑)
ちなみに、波動は使える。が、いまいち使い方がわからない。あくまで人の善悪の区別ができる程度だ。
そういえば、叔父さん夫婦に、レッドが生まれた!我らが主人公だ。
俺は、レッドに会ったが、可愛かった。天使。そして、グリーンにも会った。そちらも天使。なんて考えていると...
父「エース、話があるんだ。」
父さんは、真剣な顔をして話しかけてきた。
エース「(なんだろう?良くない事っぽそうだけど)何?」
父「父さんな、病気なんだ。治らないんだ。」
エース「えっ。嘘だ、よね。」
父「嘘じゃないんだ。3歳のお前にこんな難しいことを話すのは、よくないと思うんだが、父さんは、あと1年も生きられないんだ。」
エース「そう、なんだ。」
俺は、納得してしまった。でも、
エース「でも、まだいろんな事やれるよね。いろんなこと教えてよ。父さんのポケモンの事とか、チャンピオンの時の事とか、色々さ。」
俺は、泣いてしまった。
父「ごめんな。エース。ごめん。...お前には、色んな事教えてやる。」ギュッ
父さんは、泣くのをこらえて笑顔で俺を抱きしめてくれた。遠目で見ていた父さんのリザードンは嬉しそうに鳴いた。
リザードン「ばきゅぁ。」『よかった』
それから、父さんは、俺に色んな事を教えてくれるようになった。
トレーナーとしての心構え、父さんの旅での経験、チャンピオンの時に活躍、ポケモンの育て方、バトルのコツ等々..。
そして、1年も経たない頃。おれが4歳になってそんなに経たない頃に、父さんは倒れた。
~病院~
父「エース。お前に渡したいものがあるんだ。」
そう言って、俺にポケモンの卵を渡してきた。
父「これは父さんのリザードンを育て屋に預けてできた、卵だ。これをお前に託したい。」
エース「うん。わかったよ。大事に育てるね。」
父「その卵を孵化させるために、温めて、持ち歩いてあげるんだ。」
エース「うん。」
そう言って、俺は病室を出た。
エース(父さん...。俺、頑張るよ。)
その数日後。父さんの容態が急変した。
俺は、病院に急いだ。俺の隣には、叔父さん夫婦とレッドがいる。
がらがら~
エース「父さん!」
父「エース。」
父さんの声は、あの時の母さんの時のように弱弱しかった。俺はその場に立ち止まってしまった。
父「エース。こっちに来てくれ。」
エース「っ。うん」
近くで父さんの体を見ると衰弱していることが分かった。
父「エース。俺のポケモン達は、オーキド博士に預けたから、オーキド研究所にいるはずだ。もし、俺のポケモン達に何かあったら頼むぞ。それと、その卵から生まれる、ヒトカゲと仲良くな。ゲホッ、ゲホッ。」
エース「父さんっ。」
叔父夫婦「兄さん!/お義兄さん!」
父「俺は、お前を信じてる。エースなら、俺より強くなれる。ポケモンとだって仲良くなれる。」
エース「父、さんっ。うっ、うぅうぇぇん。」
父さんは、そういった後、眠るように亡くなって。そして、俺の鳴き声が病室に響き渡り、叔父さんは俺の背中をゆすってくれた。
いつの間にか来ていたオーキド博士は、父さんの相棒リザードンとともに病室の扉の傍で、俯き、リザードンは、悲痛な声で鳴いていた。
数日後。葬式が終わってすぐのこと。俺は父さんの死から立ち直れてはいなかった。いくら精神が大人でも、精神は体に引っ張られるし、何より父さんとの思い出が、頭の中を駆け巡っていた。
叔父さん「エース君。エース君さえ良ければ家の養子にならないか?」
エース「え...。」
叔父さん「レッドもまだ幼いし、兄になってほしいんだ。それに、兄さんにも、エース君のことを頼まれているんだ。養子になるかは、エース君が決めればいい。」
エース「.......」(俺は..)
レッド「えーん。えぇぇん。」
叔母「よーし。よし。よし。」
レッド「えっ、うっ。えぇぇん。えぇぇぇん!!」
叔母「どうしたの~?」
叔母が抱っこしているレッドが、泣き出してしまった。叔母が泣き止まそうとしても、レッドは泣き止まない。いつもならすぐに泣き止むのに...
叔母「どうしたの?レッド。」
レッドが俺に手を伸ばしている。叔母がレッドを下すと、レッドは俺に向かって歩き出した。
エース「っ。レッド..。」
レッドは、俺に抱き着いている。俺はレッドを抱っこし、あやす。(エースの筋力は運動をたくさんしているため見た目以上にある」
エース「どうした?レッド。よし。よし。」
俺はレッドの背中をトントンと軽くたたいてやる。
レッド「えっ。ひっぐ。ひっぐ。にいに?」
エース「えっ!...そうだよ。にいにだよ。」(そうか。俺は一人じゃないんだ。ありがとうレッド。)
叔父夫婦「「!!」」
レッドを優しく包み込むと、レッドは寝てしまった。
エース「叔父さん、叔母さん。いや、お義父さん、お義母さん。よろしくお願いします。」
俺は、レッドを落とさないように頭を下げた。
叔父夫婦「「もちろん/よ」」
エース「あり、がとう、ございます。」
そうして、俺は叔父夫婦の養子となりレッドの義兄となった。
最初のほう会話ばっかりですね。
リザードンの鳴き声が、イマイチわかりません。変だったらすいません。
ポケモンの鳴き声に自信がないので少なくなるかもしれません。
エースとレッドの発育良すぎですかね。エースの伸長は、112cmぐらいを想定しています。調べた4歳の平均身長が約100cmだったんですけど、ポケモンの世界って高身長、そこそこいますしね。大丈夫だと信じます。