クレイジーな奴のいる教室へ   作:転生したい

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見切り発車で書き始めました。
なんとなくで書いていきます。


プロローグ

プロローグ

 

バスに揺られながら私は高度育成高等学校へ向かっていた。

 

とても憂鬱だ。

なぜ私がこんな学校へ行かなければならないの。

元々、私は地元の高校を受験するはずだったそれなのに私の両親は、本来提出するはずだった出願書をすり替え高度育成高等学校を受験する羽目になった。

 

それも受からなかったら家を追い出すと脅迫してきたくらい最低な親だ。

 

そう言われてしまっては受かるしかないので真面目に試験を受け面接もきちんとできていたと思う。

 

面接官の顔が青ざめていたのは気のせいだろう。

 

そしてさらに私は憂鬱になろうとしていた。

 

同じ高校の生徒らしき人物が優先席に座っている生徒に対してそこの婆さんに席を譲って欲しいと言っているみたい。

 

お婆さんが辛そうにしているから席を譲れと。

 

その光景をみるとため息が出る。

 

その婆さんが席を譲って欲しいと頼んだの?本当の善意かどうかわからないけど私から言わせれば偽善に過ぎない。

 

その後優先席に座っていた生徒に言いくるめられ他の乗客に誰か席を譲ってくれないかと訴えかけていた。

 

 

こいつ、めんどくさい。まるで席を譲る事が正しいと言ってるみたいじゃん。

こんなやつと一緒のクラスだったら毎日憂鬱になる。

 

そんな事を考えていると長い黒髪の生徒の前に座っていたOLらしき人が席を譲っていた。この状況下なら席を譲らないと罪悪感出るもんね。

 

まるで悪者みたいになる。

 

あの女子生徒の行動で1人の婆さんが席に座るという事ができ、その他の私ら乗客は嫌な気分になるという被害が出た。

 

大がいい思いができるなら小は切り捨てるべきだろうにな。その方が効率がいい。

 

そして目的地である学校前のバス停に着くとゾロゾロと生徒たちが降りていく。

 

そして私もバスから降りると先ほどの黒髪の女子生徒が1人の男子生徒に話しかけていた。

 

話しかけるのはいいとしても道のど真ん中で話しかけるって邪魔なんだけど。

 

まあ、こういうやつは頭がおかしいのが多いから無視していこうかな。

 

その場を通り過ぎ掲示板に大勢の生徒が集まっていた。どうやらクラス分けが書いてあるらしい。

 

そこで自分の名前を探す。

するとDクラスに神条准の名前を発見する。

 

私はDクラスか、なんか落ちこぼれみたいな感じがするな〜。

 

クラスへ着くと先ほどバスにいた4人の生徒が同じクラスだった。

 

はぁ、私の学校生活終わった、よりにもよってさっきの偽善者と一緒だし。

 

まあいいか目立たないようにがんばろ。

 

自分の席を見つけた。私は窓際の1番後ろの席だった。隣はさっき黒髪の女子生徒に絡まれてた人か。この人同種ぽいし話しかけてみよ。

 

「はじめまして。神条准っていいます。これからよろしくね」

 

「ん、ああ、綾小路清隆だ。よろしく?」

 

「あんまり、お話とか苦手なかんじ?」

 

「まあ、そうだな、得意ではない」

 

とぶっきらぼうに返してくる。

 

「そうなんだ、あんまり話しかけない方がいい?」

 

「いや、得意ではないが。話しかけてもらえたら嬉しい」

 

「うん、わかった」

 

 

「みんな聞いてほしい。まだ先生も来ていないみたいだし自己紹介しないか?」

 

クラス内で賛成の声があがる。

 

「じゃあ僕から僕は平田洋介。趣味はスポーツ全般です。これからよろしく」

 

あーみんな仲良くマンて感じする。

 

「それじゃあ次は私だね。私は櫛田桔梗と言います。ここにいるみんなと仲良くなる事が目標です。たくさん思い出を作りたいので皆さんどんどん誘ってください」

 

あの偽善者の子櫛田桔梗って言うんだ〜。あざとさ全開で男はああいうの好きなんだろうな。

 

次々と自己紹介が進んでいき私が指名された。

 

「神条准って言います。3年間よろしくね」

 

とだけ言って席に座る。

 

それにしても男子の視線がうざい。

私の胸が大きいからって見過ぎ、そういう視線はバレてるって気付かないのかな?

 

その後、隣の席の綾小路が自己紹介を始めたが盛大に滑っている。

 

あちゃ〜盛大に滑ってるよ。

まあ、この人優秀そうだしフォローしようかな。

 

と思いフォローをしようとすると

 

ガン!と机を蹴った音がする。音の方をみると赤い頭をした生徒が何やら喋っている。

 

「何が自己紹介だ。俺らはガキかよ。やりたいやつだけでやってろ」

 

「じゃあ、君はガキ以下だね」

 

私は気づけば赤い頭の生徒に突っかかっていた。

 

「なんだと!」

 

「だって君は自己紹介している人の事をガキと言った。そのガキができる事を君はやらないんだ。ガキ以下って事に君はなるね」

 

「テメェ!舐めてんじゃねぇぞ!」

 

「舐めてなんかいないよ。君は自己紹介する気はないみたいだし。これから君の事は赤ゴリラと呼ばせてもらうね」

 

と私は細く微笑んでいた。

 

赤ゴリラが立ち上がりこちらに来ようとするがタイミングよく先生が入ってきた。

 

「席につけ。いまから説明を始める」

 

「後で覚えてろよ」

 

私は微笑みだけで返す。

 

先生は教壇に立ち説明を始める。

 

「私はDクラスの担任となった茶柱佐枝だ。この学校にクラス替えはない。卒業までの3年間私がお前たちの担当となる。まずは本校の資料を配ろう」

 

そう言って先生は資料を配る。

 

「本校には独自のルールが存在する。まず全寮制で在学中に敷地内から出ることと外部との連絡を制限している。だが心配するな学園にはあらゆる施設が揃っている。生活に必要なものは全て手に入るだろう。娯楽も含めてな。買い物には学生証端末に保有されているポイントを使う」

 

先生は端末を生徒に見せながら説明を続ける。

 

「この学校ではあらゆるものをポイントで買う事ができる。ポイントは毎月1日に振り込まれる。1ポイントで1円の価値だ。お前たちはすでに今月分の10万ポイントが支給されている」

 

その言葉にクラスメイトは驚いている。

 

10万ポイントね〜。たかが高校生に10万ポイント学校側が払うなんて怪し過ぎでしょ。このクラスだけで400万ポイント、学年で1600万ポイント、3学年で4800万ポイントそれを1年間だから5億7600万。

 

この学校って国が運営してるからってその額は異常すぎる。

 

「支給額の多さに驚いたか?この学校は実力で生徒を測る。入学を果たしたお前たちにはそれだけの価値があるというわけだ」

 

あーなるほどね。現在の私達についての評価では10万ポイント分の価値ってわけか。つまり、後で増減するってわけね。

なるほどなるほど。

 

「以上で話は終わりだ。あとは解散して構わない」

 

先生が出ていきそこで解散となる。

 

「ねぇ、綾小路君」

 

「なんだ?」

 

「ちょっとついてきて欲しいんだけど」

 

「かまわないがどこにいくんだ?」

 

「まあ、それは行きながら話すよ」

 

2人で教室をでる。

 

「それでどこに向かっているんだ?」

 

「職員室、さっきの説明で気になる事あってさ。たぶん教えてくれないだろうけど、聞いてて損はないと思うよ」

 

「そうか」

 

職員室に入り茶柱先生のところまで行く。

 

「お前たちはなんのようだ?」

 

「ちょっと聞きたい事あるんですよ」

 

「なんだ?言ってみろ」

 

「ポイントの増減はクラスですか? 個人ですか?」

 

私の質問を聞いた先生はとても驚いた表情をしていた。

 

「まだ答えられないな」

 

「そうですか。ありがとうございます」

 

と言って帰ろうとすると

 

「まあまて、何がきっかけでそうおもった?」

 

「だって、高校生に10万って怪し過ぎますよ。何かの詐欺を疑います。それに茶柱先生は入学したお前達にはそれだけの価値があると言いました。つまりそれは今の価値です。この学校は実力主義、実力がなければ下がりますし実力が有れば価値が上がるのが普通じゃないですか?」

 

「ふふ、お前は面白いな。聞いてどうしたかったんだ?」

 

「何も、私さえいい生活が送れればいいので他の邪魔な方には消えてもらいたいと思ってますね」

 

茶柱はその言葉を聞いて震えた。

神条准が言った言葉に嘘が感じられなかったのだ。

 

神条准的に憂鬱だった学校生活がゲームのようで意外と楽しめそうと考えていたのだ。

 

「それでは先生、またわからない事が有れば聞きにきます。いきましょう綾小路君」

 

「ああ」

 

2人で職員室をでる。

 

「どうだった? いい情報がきけたでしょ?」

 

「神条の優秀さに驚いている。次はどうする気なんだ?」

 

「んーそうだな、生徒会室か先輩の教室ってところかな」

 

「それはどうしてだ?」

 

「先生は答えれないけど先輩達を縛るものはないでしょ? そうすればこの学校の謎もわかるでしょ?」

 

「たしかにそうだ。一つ質問だがなんで俺を選んだんだ?」

 

「んー女の勘が貴方は優秀って言ってたからかな」

 

(この神条准という女、脅威になるかもしれないな。それに何かこの女いびつだ)

 

目の前の女子に自分にあるはずのない恐怖を覚えた。

 




作者の暇つぶしで書いた作品です。

後日談

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