クレイジーな奴のいる教室へ   作:転生したい

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後日談は書ければ二本くらい書く予定です。
投稿後アンケートを書くので見たいキャラに投票してもらえたら嬉しいです。
ちょっぴり狂気みたいな感じです。
相手に自覚はない感じです。


10話 後日談 洗脳

10話 後日談

 

神条の部屋では祝勝会が行われていた。

 

「ほんと、最高の一日だったね。学校にはいって1番笑ったかも」

 

「神条の作戦がはまった形だったな。龍園へのメールは過去問を堀北に渡す事と須藤達の拘束のためだったとはな」

 

「そそ、最高だったでしょ?龍園くんが須藤くんに絡んでるのみて思いついたんだ〜龍園くんも中間テスト終わったら仕掛ける予定だったからちょうど良かったみたい」

 

「まあ、神条が過去問を堀北に渡さなくても充分退学に追い込めたと思うがな」

 

「まあまあ、それで堀北さんのあの表情が出たんじゃない。あんなにぽっきり、心が折れちゃって可愛かったよね。泣き出してさぁ、つい抱きしめたくなっちゃったよぉ」

 

神条の狂った部分がすこし出てきている。

 

「しかし、俺は本当に疲れたぞ。いろんな人に声をかけさせられたんだからな」

 

「綾小路くんコミュ力低いから練習になってよかったじゃん」

 

 

 

 

佐倉愛里の場合

 

はぁ、俺はかなり憂鬱になっている。ただでさえ人と話すのは得意ではないというのに。神条から渡されたメモに書かれた人を連れて行かなければならない。

 

とりあえず、メモの1番上に書いてある佐倉から声をかけるか。

 

それにしてもこんなに丁寧に調べたものだな。

 

注意!

佐倉さんはとても臆病なウサギのような動物です。声をかける時はなるべくビックリさせないように!

話しかけても多分、すぐ逃げ出しちゃうと思うからまずは撮影している時を狙おう!

最初は写真とるの好きなの?くらいに

逃げる時多分コケるから優しく介護してあげよう!←めちゃくちゃ重要

臆病だけどいい子だから丁重にね!

 

これは果たして人に対する注意書きなのか?希少動物を保護するやり方に見えるんだが。

下の方に出現ポイントと書かれていて地図に大きな丸が書いてある。

まず行ってみるか。

 

地図に示された場所に行くと本当に佐倉が撮影をしていた。

 

いつ神条は調べたんだ?

 

ゆっくりと野生の動物に近づくように音を殺して佐倉に声をかける。

 

「佐倉か?」

 

「ふぇっ!?」

 

注意書きに書かれていた通りすごくビックリしている。

 

「写真好きなのか?」

 

「あ、あの、え、えっと、すいません、し、し、失礼しましゅ!」

 

そう言って走って行ってしまったが注意書き通り盛大に転けていた。

 

「きゃう!」

 

神条は予知能力でもあるのか?

とりあえず優しく介護だったな。

 

「大丈夫か?怪我はないか?」

 

「だ、大丈夫です」

 

「急に喋りかけて悪かったな。俺は人付き合いが苦手なんだ許してくれ」

 

「ううん、こっちこそ、急に走り出しちゃってごめんなさい。私も人付き合い苦手で」

 

「そうなのか、これから仲良くしてくれると助かる」

 

「はい、こちらこそよろしくお願いします」

 

「それで佐倉に声をかけた理由なんだが神条から呼んできて欲しいと言われてな」

 

「し、神条さんですか?」

 

すこし怯えた表情で俺をみてくる。

 

「ああ、すこしおかしい奴だが神条は佐倉の事を褒めてだぞ。周りに流されず頑張ってるいい子だって」

 

すこし書かれた内容より盛って話したが佐倉の表情がすこし和らいだのでよしとしよう。

 

「あの神条さんがそんな風に言ってくれてたんだ。」

 

「ついて来てくれるか?」

 

「すこし、怖いですけど。話してみたいです。」

 

「そうか、ならついて来てくれ。」

 

「わ、わかりました」

 

オドオドしながらも俺について来てくれるようだ。

 

到着したのは神条の行きつけのカフェだった。店内は全個室制でここで密会をしろと言わんばかりの店だった。

 

「いらっしゃいませ。神条さんはいつもの個室におられます。」

 

「わかりました。いつもありがとうございます。」

 

そういうとマスターはニッコリ笑ってお辞儀をしてくれた。

 

神条のいる部屋に2人で入る。

 

「お?早かったね」

 

「ああ、佐倉も話してみたいって言ってくれたんだ。」

 

「さ、佐倉愛里です。よ、よろしくお願いします。」

 

「もう、そんなに怯えなくていいよ〜。とって食うわけじゃないし。神条准だよ〜よろしくね」

 

「は、はい」

 

神条はその怯えた表情に満足したのか佐倉に抱きついた。

 

「もう〜かわいいな〜」

 

「し、神条さん⁉︎」

 

「ごめんごめん、つい可愛くてそれと私の事は准て呼んでいいよ〜。愛里ちゃんは可愛いから特別」

 

「ええー!そんないきなり」

 

佐倉がバタバタし始める。

 

「私も愛里ちゃんて呼ぶからおあいこ、いいでしょ?」

 

「わ、わかりました。准さん」

 

「うん、とりあえず。何か注文しなよ。私が奢るから」

 

「いいんですか?」

 

「うん、せっかくトモダチになったんだもん。それくらいさせて。私こう見えてポイントいっぱい持ってるから」

 

今のトモダチって愛玩動物の間違いじゃないのか?まあ、神条のする事だ好きにしせておこう。

 

そして俺たちが注文したメニューが届くと神条が話し始めた。

 

「あ、食べながらでいいから聞いて。今日、愛里ちゃんを呼んだ理由なんだけど〜。これを渡したくてね」

 

神条はカバンから過去問を出して佐倉に渡す。

 

「これは?過去問ですか?」

 

「うん、この学校って中間テストの内容って同じらしいの。その証拠に小テストの問題この前と同じでしょ?」

 

「ほんとですね!すごいです!准さんが見つけたんですか?」

 

「うん、気前のいい先輩に譲って貰ったの」

 

強奪したの間違いじゃないか?

 

ジッとした視線が俺に向けられる。

 

「それでね。愛里ちゃんは4月から真面目に授業受けてたからあげようって思ってたの。」

 

「これは私だけにですか?」

 

「後、何人かの真面目に受けてた人には渡すつもりだけど。最初に渡したのは愛里ちゃんだよ。1番真面目だったからね」

 

神条の話術により、佐倉に自信がつき始めていた。

 

「だから、その過去問は誰にも見せないで欲しいの?だから秘密にしてくれないかな?」

 

「私、秘密にします!准さんからの期待に応えたいです!」

 

「うんうん、ありがとね。愛里ちゃん、番号教えてくれない?トモダチになったんだし」

 

「は、はい、お願いします」

 

2人は番号を交換する。

 

「それと、これは私からのプレゼント多分来月はポイントが入らないと思うから。生活の足しにして」

 

神条は端末を操作してポイントを送る。

 

「こんなに⁉︎いいんですか?」

 

「うん、気にしないで、ちゃんと頑張ってる子はこれくらい貰って当然だよ。あと英語は難しいから特に勉強した方がいいよ。」

 

「わ、わかりました!が、がんばります!」

 

「何かあったら、私に言ってね。愛里ちゃんの頼みならなんでも聞くから」

 

「あ、ありがとうございます!」

 

神条は本当にすごいな、人をこうも簡単に落とせるものなのか恐怖とは違う、心酔させるという技術、彼女はまだ先がありそうだ。

 

 

 




前書きに書いた通りあと二話くらい投稿する予定です。
アンケートになかったキャラで見たいキャラがいたら感想にでも書いてもらえたら嬉しいです。

後日談

  • 松下千秋
  • 長谷部波瑠加
  • 佐藤麻耶
  • 幸村輝彦
  • 三宅明人
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