クレイジーな奴のいる教室へ   作:転生したい

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この作品のテーマはクレイジーです。
そこを頭において見てもらあれば幸いです。


1話 はじまり

1話 はじまり

 

准は綾小路と共にショッピングモールへ向かっていた。

 

「〜〜〜♪」

 

「随分とご機嫌だな」

 

「うん!だって憂鬱だったこの学校は少し楽しめそうだって思えたし。上手くいけば良い生活が送れそうだからね。」

 

「それで目的地を教室からショッピングモールへ変更した理由を聞いていいか?」

 

「私もうっかりしててさ、今って放課後じゃない?こういう時って教室よりもショッピングモールみたいな場所の方がたくさんの人がいると思うんだ」

 

「それはわかったが俺が来る必要はあったのか?」

 

「それはね。私って巨乳で可愛いじゃない?こういう所くるとだいたいナンパにあうの。だから綾小路くんに男よけになってもらおうと思ってね。」

 

そこで改めて綾小路は目の前にいる神条准に目を向ける。白銀の長い髪に紅色の目、鼻筋も高く綺麗な顔立ちをしている。それに自分で言っているように胸が大きい。

 

「もう、そんな胸ばっかり見てると、女子から嫌われちゃうよ。女子は視線に敏感なんだから」

 

「ああ、すまない。つい見てしまった」

 

「まあ、綾小路君は許してあげるよ。色々付き合ってもらってるしね」

 

くるりと回ると准は歩き出したので綾小路もそれに続く。

 

ショッピングモールに着くと准は食料品売り場の方へ向かった。

 

食料品売り場に着くと准は何かを見つけそこへ歩き出した。

 

「何か見つけたのか?」

 

「あれ見て」

 

准が指を刺す方向をみるとそこには無料品コーナーがありお一人様2個までと書かれていた。

 

「これってたぶんポイントがない人への救済措置だと思うんだ。」

 

「ポイントを使い切った人の為というわけか」

 

「それもあると思うけどポイントが振り込まれない不良品の為だと思うよ」

 

時より彼女は無自覚にとんでもない事をいう、先程の職員室でもそうだったが全て本心にしか見えない。

 

「ここでポイントを持ってない、先輩を待つのか?」

 

「それもありだね。上級生の不良品なら簡単に教えてくれるだろうし」

 

無料品コーナーから離れ待つ事数分、1人の女子生徒が無料品コーナーで品物も手に取り選んでいた。

 

「さぁいこっか」

 

2人はその生徒のもとへ向かう。

 

「すいません、お時間よろしいですか?」

 

「な、なに?」

 

「上級生の方とお見受けします。」

 

「そうだけど」

 

すると准は端末に書いたメモを見せる。

 

『Sシステムについての情報と過去問を売って欲しい。』

 

女子生徒は驚いた表情をする。

 

「場所を変えましょう」

 

ひとけのない場所に着くと女子生徒は質問してくる。

 

「いくら出せるの?」

 

「タダで教えて欲しい所ですが1万ポイントですね。」

 

「貴方達新入生で入ったばかりでポイントまるまる残ってるでしょ、2万出しなさい」

 

「ふふ、では貴方ではなく違う人に聞くとします。」

 

准は踵を返すと歩き出していた。

 

女子生徒もポカンとした表情になる、まさか交渉が決裂になるとは思わなかったのだろう。すぐに准を呼び止める。

 

「待ちなさい。わかったわ、1万ポイントでいいわ」

 

「ふふ、何を言ってるんですか?」

 

そこで見せた彼女の表情はとても冷たかった。その綺麗な笑顔は消えとても冷たい表情をしている。

 

眼からは光が消えまるでゴミを見るかのような目で女子生徒を見ていた。

 

その表情に怯えているのか女子生徒は悲鳴を上げる。

 

「ひっ」

 

「私は交渉事が嫌いです。こちらが提示した金額で不服なようなので私は他の方にお願いすると言ったんです。」

 

「だ、だから貴方がいった、1万ポイントでいいって…」

 

「それは貴方と交渉決裂した後に貴方が言っただけ。」

 

「そんな…」

 

「でも貴方にチャンスをあげる。今から質問する。死にたい?それとも生きたい?」

 

綾小路はそのやりとりを見ながら驚いていた。彼女の行動が理解できない。先ほど呼び止めたところで1万ポイントを払っておけば予定通りの金額で情報が手に入った。

 

なぜここまでにあの女子生徒を追い詰めているのか。

 

恐怖で混乱したのか女子生徒は生きたいと答える。

 

 

「ふふ、生きたいと答えてよかったね。死にたいって言ってたらそのまま潰してたよ。」

 

彼女はもう一度冷たく笑った。

 

「じゃあSシステムの情報と過去問を持ってきてもらおうか」

 

「わ、わかりました。」

 

そして女子生徒はSシステムについて教え始めた。

 

 

 

 

「ふーん、授業態度とか問題行動とかで1000クラスポイントから引かれていくわけか。クラスポイントを増やすためにはテストでの高得点や特別試験で良い成績を残すか」

 

「し、知ってる事はこれだけです」

 

「まあ生徒が知ってる事はこのくらいかな、後は過去問を私の端末に送って、貴方の番号を教えて」

 

「わかりました。」

 

「今回は特別にポイントをあげる。」

 

そういうと准は女子生徒にポイントを送った。

 

「え?」

 

女子生徒は驚いた表情になる。まさかポイントがもらえるとは思ってはいなかったのだろう。

 

「いらないなら返して」

 

「いります、ありがとうございます。すぐに過去問も持ってきます」

 

そういうと女子生徒は走って行ってしまった。

 

 

「どうしてポイントを渡したんだ?」

 

「ん?何かおかしい事したかな?」

 

彼女は何がおかしいかわかっていないようだ。

 

「いや、なんでもない」

 

この神条准という人物の感情がわからない、冷たく笑ったかと思えば今のように普通の女の子に戻る。それも全て本心にしか見えない。

 

 

 

彼女は狂っているのかもしれない。

 




神条准の行動は理解できないと思いますが。綾小路が思ったように彼女は狂っています。

後日談

  • 松下千秋
  • 長谷部波瑠加
  • 佐藤麻耶
  • 幸村輝彦
  • 三宅明人
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