内容的に薄っぺらいかもしれませんね。1、2話ほど閑話を挟んで二学期編に入るかもです。
ウマ娘でSがなかなか作れませんね〜。A +までは作れたんですけど奥が深い。
27話 解説
「随分とご機嫌だな」
「まあね〜。ポイントはたっぷり手に入ったもん。約1800万ポイント。儲かったよ〜。」
「まあ、その中にDクラスの分も含まれているがな」
「大丈夫だよ〜。愛里ちゃんにはもう返したから〜。結果発表はいつだっけ?」
「今日の12時だな。ちょうど始まるみたいだな」
モニターに全クラスのポイントが発表される。それと同時にポイントが送付されたようだ。
Aクラス (龍園)1280cp
Bクラス (坂柳) 1170cp
Cクラス (一之瀬)930cp
Dクラス (堀北)185cp
「ポイントは送られてきてる?」
「ああ、全クラスの送金は確認された。」
「うんうん。これで完璧だね。ちゃんと店の人は口裏合わせてくれた?」
「問題ない。元々、神条の事を好意にしてくれてたからな。神条の為なら協力すると言ってくれたよ。」
「この店に通い詰めたかいがあったよ。それにここの店の人がマスターの知り合いだったのがラッキーだったよね」
「この学校は至る所に卒業生を忍ばせているな」
それを的確に見抜き、彼女は少しお話をそいつとする。どんなに敵意を持つ相手でも彼女とお話しをすると急に態度を変える。話の内容は知らないが脅しているんだろう。
「学校も都合がいいんだよ。この学校についての理解があって秘密を守れる人を採用してるし。まあ、例外もいるみたいだけど」
「学校もそこまで人数を揃えれないんだろうな。この学校の職員全てとなるとかなりの人数になる。」
「まあ、見ればわかるんだけどね。生徒を見る目が違うもん」
「船上試験も終わったが次はどうする気だ?」
「次は特に何もしないかな〜。体育祭組むのはAクラスだし。普通に戦えば勝つよ。私の今の標的は違うからもっと大きな獲物。」
彼女の標的になるとは随分とそいつは可哀想だな。彼女はどのような手で勝つのかは興味がある。
「その敵はいったいだれだ?」
もったいつけたように彼女は笑みをうかべ口を開く。
「教えなーい。そんな簡単に話しても面白くないでしょ?まあ、そのうち教えてあげるからそれに戦うのはまだ先だよ。まあ年内には戦いたいけどね」
彼女はそれだけいうと紅茶を啜り始めた。
「今回の試験は上手く言ったわね」
「予定通りと言った所かしらね。私はポイントが潤ったからいいんだけどね。長谷部さんが羨ましいわよ」
「私は銀髪とカラコンつけてカフェの個室にいただけだもんね。」
「ここまでする必要はないと思ってたけど。神条さんには未来が見えてるのね」
「龍園くんと坂柳さん血相を変えてカフェに向かってたもん。」
「本当びっくりしたよ。まさか神条さんが私そっくりに変装してくるんだもん。」
「長谷部さんの変装のメイクをしたのも神条さんなんでしょ?」
「そうそう、ほんとびっくりだったよ。数分で完璧に仕上げちゃうもん。」
「本当、何者なんだろうね。彼女は」
「それでなんですか?私を呼び出して。」
「お前の今回の行動について聞きたい。神条」
神条と綾小路は茶柱先生に呼び出されていた。
「私の行動?なんと事ですかね〜」
ニヤニヤとした笑みを浮かべながらとぼける。
「私の前でとぼける必要はない。お前の部屋の借用履歴を消してやったのは私だぞ」
「それはありがたいと思ってますよ〜。先生が言いたいのはなんで勝てる試験で勝たなかったのか?って事ですよね。」
「そういう事だ。何をやったのかは知らないがあんなに優待者が何人も当てられた現状を見ればお前が何かしたと思うのが当然だ。」
早く話せと言わんばかりにこちらを睨んでくる。
「まあ、茶柱先生からすればAクラスに上がるチャンスだったのはわかりますけど。言ったでしょ。まだその時じゃないって。」
「そうは言われても、お前の意図が読めない。何があったのか話せ」
「もう、しょうがないな〜。話してあげますよ。」
どこから話せばいいのかな。
私が会場を借りてやった事は『優待者オークション』。
まず、なんでそこにいきたったかだけど、単純にポイントが効率よく集まるからですよ。
「お前はポイントに困ってはいないはずだが?」
茶柱先生の言うことはわかります。私は元々たくさんのポイント保有してたし何よりこの前の事件で多額の慰謝料もらったからポイントには困ってなかっし。
でも稼ぐ1番の機会なんですよね〜。
現在のクラスポイントは茶柱先生の知ってる通り3クラスが拮抗してると言っても過言ではありません。
特に無人島試験で龍園君のクラスはAクラスに上がったし、坂柳さんもBクラスに落ちたとは言ってもそんなに差はない試験次第ではまだ逆転できる位置にいる。一之瀬さんも現状、離されたくないって思ってる。
こんな状況なら、是が非でもクラスポイントは欲しいと思うのが普通ですよね〜。
そこで私は各クラスの代表と言える人たちに匿名でのメールを送りました。
内容は優待者全部分かったから指定の場所に来い。そのクラスの優待者の名前と勝手な行動したらこの試験を終わらせるって言う脅しもつけてね。
「そんなに簡単に優待者を見つけられてしまうとはな」
私のお話しできる子にメールを送って優待者の有無とそのグループの名簿を見せてもらったらおのずと答えは出てきましたよ。
「しかし、脅しがあったにしろ。自ら動き出すものもいる可能性はあったんじゃないか?」
んーそれはないとおもいますよ。龍園君のクラスは絶対王政だし、坂柳さんのクラスも葛城君の失態でクラスが荒れてるから勝手に動いて坂柳さんに目をつけられたくないだろうし。一之瀬さんのクラスは良くも悪くも保守的だし、一之瀬さん頼りで勝手な行動はしない。私達Dクラスは高円寺君に前払いしといたから動く人なんていませんよ。
それに会場に絶対くる自信が私にはあった。脅しがあったら一之瀬さんはクラスを守る為に来るし。坂柳さんや龍園君は他クラスを攻撃するチャンスと思って来る。Dクラスは私の駒だから参加は決定。
何より、こんだけの先制パンチをもらったなら人間だったら誰でも来ます。
そして全員が集まったら『優待者オークション』開くと言って説明する。
説明が終わったら自分の意思でこのオークションに参加する事を署名してもらう。口約束なら終わった後でなんとでも言えますから。
そして何よりこの説明をへて、主催者対参加者の図式からクラス対クラスの図式に変わる。
ここまできたら、主催者はただの司会になるわけです。
そしたら後はただ傍観者としてオークションを見守るだけですよ。
「それはないだろ。お前のことだ、何かしら仕掛けをしていたんだろう?そうでなければこのような結果になるはずがない。全クラスが全員正当しポイントの動きがなかった。これは異常だぞ」
まあ、予想通りでつまらなかったですよ。どこかのクラスが勝ってくれた方が面白かったんですけどね〜。
もうそんなに睨まないでくださいよ〜。
教えてあげますから〜。
参加者対参加者の図式が出来上がった所まで話しましたね。そうなると各クラスの目的がはっきりします。
坂柳さんと龍園君は自クラスの優待者を獲得しつつ他クラスの優待者を獲得しクラスポイントを増やす。
一之瀬さんは自クラスの優待者を守る。
そんなところになりますね。
Dクラス?特に指示も何もしてませんからね〜。多分、堀北さんの事だから3つ取れればいいと思ってたんじゃないですかね。
「3つ?あいつらの資金では1つすら取ることはできないだろう?」
まあ、それも含めて説明しますよ。
オークションの中盤までの展開は龍園君が2人、坂柳さんが2人、一之瀬さんが2人。
一之瀬さんは自クラスの優待者のみ。龍園君と坂柳さんは自クラスとDクラスの優待者を1人ずつ。
「そこまでは予想通りだ。坂柳と龍園の一騎打ちの図式ができている。一之瀬は自クラスしか取っていないからな保守と考えるのが普通だろう。」
そう、ただ2人に誤算があるとすれば一之瀬さん達の策略で通常よりポイントを使わされた事、それにDクラスの存在をないものとして考えている事。
「Dクラスには資金はないはずではないかと聞いたんだがな」
資金自体はありますよ。もちろん、私じゃありませんけど。茶柱先生、覚えてないですか?この前の傷害事件の事。
「……佐倉か」
その通りです。彼女、1人で500万という大量のポイントを持っています。前半で参加しなかったのはDクラスは参加したくても参加できない。
つまり資金がないと思わせるための布石。
それに、このオークションの仕様上、前もって自分達の資金を私達に申請しないといけないので資金がないと思われてるDクラスはブラフもできないと3クラスとも思っています。
後は一之瀬さんが自クラスの優待者を競り落とした後、Dクラスは一之瀬さんを装って金額を釣り上げていきます。
そして最後の3つになった所で相手の資金が届かない金額で競り落として終わりです。
これで全員、3人ずつ競り落としてオークション終了、これがオークションの内容です。
「オークションの内容はわかった。だが、なぜ勝てる試験で勝たなかったかの答えになっていない」
この試験で勝ってはダメなんですよ。絶対にね。もし、この試験で勝ってしまったら真っ先に誰がこれを起こしたと思いますか?
そう、頭のキレる人なら私がやったと思うんですよ。それに私は大事な顧客を裏切ることになるし何よりDクラスが全クラスの標的になるこれがこの試験で勝たなかった理由。
まあ、私はなからクラスには興味はないんですけどね〜。ただの玩具箱程度の感情しかないし。
オークションを開いた理由は2つ。
1つめは資金を手に入れる事。
もう充分持ってるだろってまだ足りないんですよぉ〜。資金はあればあるほどいいんですから〜。
それに、3クラスとも貯金していたポイントをかなり出してくれましたしかなり削れたとおもいますよ〜。
この学校はポイントで買えないものはないんでしょ?
ケラケラと笑う。
2つ目の理由は敵を作りたかったんですよ。
龍園君と坂柳さんはオークションが終わるとすぐ私のところに来ました。
私がオークションを開いた主催者とふんでね。
でも私にはアリバイがあるんですよ〜。
私はその時間、ずっとカフェの個室にいた事になってるんですから。
「カフェの従業員に聞けばわかることだ。そのアリバイはないに等しい。それにカフェには他の生徒もいる。」
私と背格好が同じ子を変装させてカフェを歩いてもらいましたよ。
人間で面白いもので人を大体特徴で見てるんですよ。私ならこの銀髪の髪、紅い眼。そして何よりこの巨乳!
何、冷たい顔してるんですか。
せっかく、場を和ませようとしてるのに。
まあ、いいです。
つまり、その条件が揃えば私と思うわけですよ。まじまじと見られない限り。
それに、カフェの従業員さんとはお話ししてますから口裏は合わせてくれます。
話を戻しますね。その2人に言ってあげたんですよ。
これは私じゃない。黒幕がいるってね。
「新たな敵の出現というわけか」
そういう事です。自分たちを欺き、ポイントを奪ったものがいるという共通の敵。
ただでさえ他クラスと戦わなくちゃいけないこの環境で新たな敵、これで疑心暗鬼になってくれたら成功ですねぇ〜。
それにぃ〜。あれだけポイント消費してクラスポイントは現状維持っていうこの結果が何より最高じゃないですかぁ〜。
あれだけ頑張って、貯めてたポイントをただ吐き出しただけ、無能がすることですよぉ〜。
私だったら、そんなリーダー、お腹よじきれるまで笑って罵倒してあげますけどねぇ〜。
(それを起こした。本人が言うセリフじゃないと思うんだが。あの茶柱先生ですらひいてるぞ。それに彼女は全て話しているわけではない。)
「分かったか。これだけは聞かせろ。Aクラスには上がる事は可能なのか?」
ケタケタと笑っていた表情が消えいつも通りの綺麗な顔に変わる。
「上がるだけなら簡単ですよ。維持するには圧倒的な資金、優秀な駒、そしてそれを指揮する頭脳が必要ですからね。まだこのクラスには足りないものばかり」
「さすがは神条会の娘というわけか」
急に彼女から冷徹な笑みが溢れた。
「喋るのはそこまでにしといた方がいいですよー。消されても知りませんよ。ふふ。」
茶柱は背中に何か冷たいものをかんじ固唾を飲む。
「わかった。この話題は控えておこう。話は以上だ。もう行っていいぞ」
「そうですか。行こっか。綾小路君、お腹減っちゃった」
「カフェで食事にするか」
「いいね〜。行こう!」
2人が出ていくと同時に緊張がとけホッとする。
それと同時に笑みが溢れた。
内容が食い違ったりしてたらごめんなさい。
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