クレイジーな奴のいる教室へ   作:転生したい

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この作品はフィクションです。

なんか無理があればこの言葉で突き通すってだめですかね笑

早ければ体育祭編は3話から4話くらいで終わるかもです。


29話 体育祭

29話 体育祭

 

新学期が始まり、茶柱先生から告げられたのは体育祭があるという事だった。

 

聞いてはいたけど、つまらないなぁ。

AとDクラスが組み、BとCが組むねぇ。龍園君とDクラスが組むか。

 

まあ、私は変わらず、楽しむだけだね。

 

 

体育祭のルール

 

 

・全員参加競技の点数配分(個人競技)

結果に応じて1位15点、2位12点、3位10点、4位8点が組に与えられる。5位以下は2点ずつ下がっていく。団体戦の場合は勝利した組に500点が与えられる。

 

・推薦参加競技の点数配分

結果に応じて1位50点、2位30点、3位15点、4位10点が組に与えられる。

5位以下は2点ずつ下がっていく。(ただし、最終競技のリレーは3倍の点数が与えられる)

 

・赤組対白組の結果が与える影響

全学年の総合点で負けた組は全学年等しくcp(クラスポイント)が100引かれる。

 

・学年別順位が与える影響

総合点で1位を取ったクラスにはcpが50与えられる。

総合点で2位を取ったクラスのcpは変動しない。

総合点で3位を取ったクラスはcpが50引かれる。

総合点で4位を取ったクラスはcpが100引かれる。

 

・個人競技報酬(次回中間試験にて使用可能)

各個人競技で1位を取った生徒には5000pp(プライベートポイント)の贈与もしくは筆記試験で3点に相当する点数を与える。

各個人競技で2位を取った生徒には3000ppの贈与もしくは筆記試験で2点に相当する点数を与える。

各個人競技で3位を取った生徒には1000ppの贈与もしくは筆記試験で1点に相当する点数を与える。

各個人競技で最下位を取った生徒にはマイナス1000ppのペナルティが科せられる。

 

点数を選んだ場合他人への付与は出来ない。

所持ポイントから払えない場合、筆記試験で-1点を受ける。

 

 

・反則事項について

各競技のルールを熟読の上遵守すること。違反した者は失格同様の扱いを受ける。悪質な物については退学処分にする場合有。それまでの獲得点数の剥奪も検討される。

 

・最優秀生徒報酬

全競技でもっとも高得点を得た生徒には10万ppを贈与する。

 

・学年別最優秀生徒報酬

全競技でもっとも高得点を得た学年別生徒3名には各1万ppを贈与する。

 

・全競技終了後、学年内で点数の集計をし下位10名にペナルティを科す。ペナルティの内容は各学年ごとに異なる場合があるため担任教師に確認すること。

 

 

 ・全員参加種目

 100m(メートル)走

 ハードル競走

 棒倒し(男子限定)

 玉入れ(女子限定)

 男女別綱引き

 障害物競走

 二人三脚

 騎馬戦

 200m走

 

 ・推薦参加種目

 借り物競争

 四方綱引き

 男女混合二人三脚

 3学年合同1200mリレー

 

「茶柱先生、各学年のペナルティとは?」

 

「一年生は下位10名は次のテストでマイナス10点となる。」

 

ここで騒ぎ出す生徒はいなかった。

 

このクラスは嫌というほどこの学校の恐ろしさを理解しているからだ。

 

 

「メンバー表の提出は一週間後だ。それ以降のメンバー変更はできない。この後、全学年集まっての顔合わせとなる。用意しておけ。」

 

それだけ言うと茶柱先生は退室していった。

 

「顔合わせの後、クラスでの順番を決めようと思うのだけど構わないかしら?」

 

堀北からの提案に反対することなくクラスは了承した。

 

「神条さんもそれで構わないかしら?」

 

「もちろん。全員参加しないと決めれないからね。私も参加させてもらうよ。」

 

にこりと笑みを返す。

 

 

体育館へ向かうと全学年のクラスが揃っていた。

 

「よう、鈴音。足引っ張らねぇように精々頑張れよ」

 

「ええ、そうさせてもらうわ。そちらもルール違反をして退学者出さないように気をつけることね。」

 

「言うようになったじゃねぇか」

 

「私のクラスには貴方の以上の化物がいるから。慣れたものよ。」

 

「違いねぇな。」

 

「目的をハッキリさせておくわ。私達、Dクラスは学年二位ねらいよ。一位は貴方達Aクラスにあげるわ。」

 

「えらく気前がいいじゃねぇか。」

 

「貴方達、AクラスからしてもBクラスは充分邪魔な存在でしょ?ポイント差もそこまでないし。」

 

「鈴音の言いたい事はわかった。要するに敵の敵は味方つうことでいいな」

 

「その通りよ。貴方はBクラスとの差を広げたい。私達は差を縮めたい。私達が手にするポイントは全体勝利の100ポイントで充分だわ。」

 

「今のお前となら組んでもいい。Bクラスを潰す為に協力してもらうぞ」

 

「ええ、もちろんよ。」

 

 

 

 

 

「今回はよろしくね。坂柳さん」

 

「ええ、こちらこそよろしくお願いします。一之瀬さん。私は競技に参加できませんが知略の面でサポートさせてもらいます。」

 

 

クラスの代表者達は互いに打合せを行う。

 

その頃、彼女はというと眠たそうな目をしながら壁にもたれかかっていた。

 

「ふぁ〜。顔合わせなんて意味あるのかな〜。」

 

「神条が欠伸とは珍しいな。」

 

「私だって欠伸くらいするよ。」

 

「今回はどうするつもりなんだ?」

 

「私は出る種目は一位取るつもりだよ。綾小路君もそのつもりでいてね。」

 

「俺は目立ちたくないんだがな。」

 

「それは誰の目から見て目立たない生徒でいたいのかな?」

 

彼女のからの言葉に一瞬目が開く。

 

「ハハ、君がそんな表情するとは珍しいね。大丈夫、別に君が誰であろうと君の邪魔はしないよ。私の協力者だからね。だけど君は常識を学んだ方がいい。目立たないという事は逆に目立つ要因になると言うことを」

 

「神条に常識を語られる時が来るとは思わなかった」

 

「ひどーい。私ほどの常識人はいないよぉ。」

 

頬を膨らませながらこちらを見てくる。

 

こうしていれば普通の人間なのにな。

 

「わかった。神条の言う通りにしよう。」

 

「さてさて、顔合わせも終わったようだし戻ろうか。」

 

「そうだな。」

 

その後、教室へ戻り競技の順番を決め一旦解散となる。

 

彼女はいつものカフェと向かい個室へ入る。

 

「マスター、いつもので」

 

マスターは頷き、準備を始める。

 

「今日もここに来るんだな。」

 

「まあね〜お客さんが来るだろうし」

 

そんな話をしていると扉を開く者が現れる。

 

「邪魔するぜ」

 

「連絡はなかったけど来ると思ってたよ。体育祭のことかい?」

 

「ああ、そうだ。」

 

「この体育祭は純粋な身体能力の勝負と思うんだけどね〜。まあ、龍園君が求める答えはこれじゃない事はわかってる。この体育祭の必勝法についてだね。」

 

「ああ、そう言う事だ。」

 

「この体育祭での必勝法はクラスの身体能力の高い生徒を出場させない事だよ。」

 

頬を吊り上げながらにこりと彼女は笑った。

 

「龍園君ならこの方法を思いついていたと思ったんだけどねぇ」

 

「たしかに本番中に相手クラスのエースを潰す戦略を考えていたが、出場させないとはどう言う事だ?」

 

「そのままの意味だよ。怪我なり病気なりさせて体育祭自体に参加させない。そうすれば学年下位10名のペナルティも与えられる。上手く行けば退学にもできる。とても合理的なやり方だと思うけどねぇ」

 

「それができたら苦労しねぇよ。ここは学校だ、監視カメラがいくつあると思う。」

 

「まあ、君がいう事も最もだが。ここにはカメラの死角やない場所も存在する。わざとカメラに映すことも重要だけどね。」

 

「お前にはそれができると?」

 

「もちろん可能だよ。なんなら依頼として受けてもいい。」

 

「ほう、もう既に目星はつけているというわけか?」

 

「当たり前じゃないか。顧客が望むデータは集めておくものだよ。」

 

「Bクラス、Cクラスの身体能力が高い生徒はマークしているわけか。」

 

「もちろん、Bクラスは鬼頭隼、坂柳さんの重臣で、考え方は龍園君にに近しいものがあるよ。Cクラスは柴田颯、サッカー部に所属していてかなり動けるみたい。」

 

「そいつらを潰すって事でいいのか?」

 

「そうだねぇ。とりあえず柴田君には消えてもらうとしようかな。私がするなら依頼料をもらうけど?」

 

「いくらだ?」

 

「10万だね〜。方法だけなら3万でいいよ。」

 

「方法だけ聞いた後にお前に依頼するのはありか?」

 

「それでも構わないけど。龍園君自信ないの?」

 

「お前が思いつく作戦が俺の部下が完璧にやり遂げる内容と思わねぇからだ。」

 

「方法は簡単だよ。結果だけ言ってしまえば体育倉庫で器具の下敷きになってもらうだけだよぉ。上手く行けば骨くらい折れてくれるんじゃあないかなぁ?」

 

吊り上がった笑みを浮かべケラケラと笑う。

 

「事故に見せかけて怪我させるってわけか。しかし、そんな都合よく行くとは思わねぇんだが」

 

「柴田君はサッカー部に所属していてね。部活終わりに必ず用具を片付ける為に必ず体育倉庫へ入る。一年生が片付けをすると言う古臭い風習だよ。運動場含め体育倉庫付近には監視カメラの類はかなり少ない。死角を理解していれば一回もカメラに映らず体育倉庫へ行ける。たしか最近筋トレ用の機材が運び込まれたらしい、あとは電気系統に細工をしておけば積んである箱を押すだけで事故の出来上がりだよ。」

 

「どうやら神条に任せた方が良さそうだな。うちのバカどもはヘマをやらかしそうだ。10万送金する」

 

「毎度あり〜。じゃあ2日ほどで仕上げてみせるよ。」

 

彼女は微笑むと紅茶に口をつけた。

 

 

 

そして2日後、二人の生徒が病院に運び込まれた。一人は狙い通りCクラスの柴田、もう一人はBクラスの吉田。柴田は用具の下敷きとなり両足を複雑骨折。吉田は柴田を庇おうとした結果、右脚に用具が落ち骨折。

 

彼女はその報告を聞くと気分が良さそうに鼻歌を歌いながらハンバーグをこねはじめた。

 

「予定以上の結果で嬉しいよ。もう2、3人増やそうかな。」

 

今日のハンバーグは大きく作ってもらえそうだ。彼女の鼻歌が聞こえる日は決まってハンバーグが大きい。

 

 

そういう日は決まって他人に不幸が訪れている時だ。

 




二年生編って最初からオリジナル展開の方が書けるのでは?って最近思い始めました。

後日談

  • 松下千秋
  • 長谷部波瑠加
  • 佐藤麻耶
  • 幸村輝彦
  • 三宅明人
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