最強のスラッガーを目指して!【本編完結】   作:銅英雄

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レギュラー

1年生が入ってきて3ヶ月弱。今日は夏の大会に向けた練習と、レギュラー発表になっている。

 

「なんか緊張するなぁ……」

 

「そ、そうだよね。これから暑くなっていくのに、体が震えてくるよ……!」

 

心臓がドキドキしている私と、バイブのように震えている清本がそこにはいたのだった……。

 

「朱里さんも和奈さんも余計な心配をし過ぎです。貴女達2人はレギュラーなのは確定しているのですから、もう少し余裕を見せていれば良いのです」

 

「まぁまぁ。この2人はこれが通常運転だしさ☆」

 

「でも気持ちはわかるかも。バイブみたいになってる和奈ちゃんを見てると、少し落ち着いてくるけど、私も緊張しぃだし……」

 

私と清本の様子を見て呆れている二宮、もう慣れたと笑っている金原、落ち着きを取り戻した橘。二宮は表情が変わらなさ過ぎてどう思っているのかわからないんだよね……。

 

「それじゃあ夏大会のレギュラーを発表するよー!」

 

い、いよいよだ……!

 

「まずは1番……早川朱里!」

 

「は、はいっ!!」

 

や、やった……!呼ばれた!呼ばれると、瞬間に力が抜けてくるよ……。

 

「2番……二宮瑞希!」

 

「はい」

 

二宮はいつも通りの無表情で堂々としている。本当に肝が座っているというか……。

 

「3番……清本和奈!」

 

「えっ!?は、はいっ!?」

 

清本が呼ばれた瞬間、本人は声が裏返っていた。まぁ清本に至っては震えていたからね。さっきまで緊張していた私が言うのもなんだけど、4番がこんな調子で大丈夫なんだろうか……。

 

「6番……友沢亮子!」

 

「はい!」

 

その後は6番で友沢が呼ばれ……。

 

「8番……金原いずみ!」

 

「はーい☆」

 

8番で金原が呼ばれる。これもいつも通りだね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「12番……木虎藍!」

 

「はい!」

 

次は2番手捕手として木虎が呼ばれた。木虎、百瀬、猫神の3人に大差はなかった。努力の差で木虎が上回ったのかな?まぁ二宮が交代するイメージがないから、ここの参入はなんとも言えないんだけど……。

 

「18番……村雨静華!」

 

「おっ?お呼ばれしたみたいでござるな?ニンニン♪」

 

えっ?もう18番!?後輩女子で呼ばれたの木虎だけ!?いや、男子選手の方が多いし、仕方ないと言えばそうなんだろうけど……。というか村雨もキッチリ呼ばれてるし。

 

「20番……橘はづき!」

 

「はいっ!?」

 

橘も通例通り20番として呼ばれている。橘も声が裏返ってるじゃん……。

 

「はい、これが暫定のレギュラー番号だからね!もしも誰かが怪我しちゃったりとかすると変わってくるかも知れないから、それだけは気を付けてね!」

 

『はいっ!!』

 

エース……か。こうしてレギュラーとして呼ばれた人間は、呼ばれなかった人間の分まで頑張る必要があるし、気合いを入れていかないとね……!

金原いずみの藤和生活……(藤和高校野球部の登場人物は全てオリキャラ及び他作品キャラになります)見たい?

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