最強のスラッガーを目指して!【本編完結】   作:銅英雄

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球詠のアニメと漫画を読んで書きたくなった。それだけの話。


1年目 へ、へこたれてないやーい!
プロローグ 最強のスラッガーを目指そう!


ある幼い頃の出来事……。

 

テレビで見た野球を見て少女は感動した。そして……。

 

「私もホームラン打ちたい!」

 

ホームランを打つにはどうしたら良いのか。母に聞いてみるとまずは力を付ける事と答えた。

 

少女は簡単な筋トレから始めた。少しずつ、少しずつ……。続けている内に腕に筋肉が付いた。

 

(女の子がこんなにムキムキになっても良いのかな……?)

 

習慣でやっている筋トレに疑問を抱きつつ続ける。彼女が小学校を卒業するまで……。

 

中学になるとシニアという中学生がやるクラブチームみたいなものがあると知った彼女は見学に行く。

 

(わぁ……。野球だぁ……!)

 

彼女は目を輝かせながら練習を見ていた。それに1人の少女が気付いた。

 

「……君、もしかして一緒にやりたいの?」

 

その問いに彼女は……。

 

「うんっ!」

 

満面の笑みで返す。少女が監督に呼び掛けて彼女がチームに入れるように頼みに行った。これで彼女も野球が出来る……。ホームランが打てると思った。

 

しかし現実は甘くなかった。テストで見せられた守備練習は安定していない下半身の影響で処理にもたつき、正面のゴロは綺麗なトンネルを描く等の失態をしてしまいシニアの監督からは不合格の烙印を押されてしまうのだった……。

 

落ち込む彼女に声を掛けた少女が話し掛ける。

 

「残念だったね。まぁ見たところ初心者みたいだし、仕方がないかもね。うちのチームは余り初心者を歓迎していないみたいだから……」

 

その言葉を聞いてしゅんと落ち込む彼女。それを見た少女は……。

 

「明日も良かったら来てよ。うちに入りたいなら監督を見返したいよね?私が練習メニューを組んできてあげる」

 

この出会いから彼女と少女はそれなりに深い仲となる。

 

翌日、少女が彼女に渡したのは1枚の練習メニューだった。

 

「君は見たところ鍛えられている上半身に対して下半身が着いていってないみたいだから、まずは足腰を鍛えるトレーニングを中心に組んでみたよ。君がやりたいバッティングに関しては……休日に私とバッティングセンターに行こうか」

 

少女の提案に彼女は嬉しそうに頷いた。

 

平日は少女が考えた練習メニューをしっかりとこなし、休日のバッティングセンター。

 

「バッセンは初めて?」

 

「う、うん……」

 

「バットを握った事は?」

 

「素振りなら毎日してるよ!」

 

「じゃあ試しに打ってみようか。じゃあこの1番遅いケージから……」

 

ケージに入って彼女が構える。

 

(左打ちなんだ……。構えは神主打法。この子はホームランを打ちたいって言っていたし、落合選手を意識してる?だとしたら随分昔の映像を見てたんだな……)

 

少女が考察している内にマシンは投球モードに入っており、球が投げられてにも関わらず彼女は微動だにしない。打たないのかと思っていた矢先……。

 

(えっ……!?)

 

彼女は目にも止まらぬスイングスピードでボールをかっ飛ばした。

 

「当たった!ホームランだ!」

 

嬉しさでピョンピョンと跳び跳ねている彼女を見て少女は旋律した。

 

(これはとんでもない逸材だ……。監督がバッティングを見る前に彼女を落としたのがとても勿体無い……!)

 

実際ボロボロな守備が帳消しになるレベルのバッティングだった。球が遅いものとはいえあのスイングの完成度はプロにも負けないものだ。

 

そんな彼女を見て少女は……。

 

(高校に入ったらこの子と一緒に野球をしよう!)

 

部活でも、クラブチームでも、草野球でも……。彼女を4番に据えるだけでかなりのところまでいけると少女は確信していたからだ。

 

中学ではとにかく下半身を鍛えようという事で平日はランニングと素振り、休日はお小遣いを費やしてバッティングセンターへ。それが彼女の日課となっていた。

 

少女はそんな彼女と何時でも共に並べる様にシニアで頑張っていた。

 

そして物語は高校へと続く……!

金原いずみの藤和生活……(藤和高校野球部の登場人物は全てオリキャラ及び他作品キャラになります)見たい?

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