今日から本格的に野球部の活動!楽しみ~。
「朱里ちゃん!部活行こっ!」
「……今ホームルーム終わったばかりだよね?私と雷轟はクラス違うよね?なんでもう私の机の前にいるの?」
「そんな細かい事は良いんだよ!レッツゴー!!」
「わかったよ……」
なんか朱里ちゃんが疲れた顔してる。何があったのかな?それよりも練習練習!
~そして~
「おっ、2人共早いな」
「はい!練習楽しみです!」
「張り切っているわね」
「……この子は今まで多人数で野球の練習をした事がないから、凄く楽しみみたいです」
「中学で始めて朱里ちゃんと体力作りを中心に素振りと筋トレをしてました!」
私は力説気味に先輩達にスイングを見せる。
「うわっ……。凄い音だな」
「これは4番バッターになりそうね」
「本当ですか!?」
そうだとしたら嬉しいよ~!私はホームランに憧れて野球を始めたからね!
「……まぁ雷轟の数少ない良いところですね。……雷轟、高校では特に守備を鍛えないと永遠にベンチを暖める仕事になるよ」
「それはヤダ~!!」
折角チームに入れたのに、3年間ベンチを暖めるだけなんて絶対やだよ~!
「こんにちは~!」
唸っているとヨミちゃん達が来たみたい。これで全員揃ったね!
「じゃあそれぞれ柔軟をしてから、練習していこう!」
(よーし!頑張るぞ~!)
……そういえばヨミちゃんに何か言おうと思ってたんだけど、何たったかなぁ?まぁ忘れるぐらいなら大した用じゃないよね!
練習を進めていると武田さんが入部希望者を2人連れてきた。
「皆~!入部希望者だよ」
「歓迎するよ!」
芳乃さんがツインテールをぴこぴこさせながら歓迎する。皆あのぴこぴこに何か疑問はないのだろうか……。
「主将、余り威圧しないでくださいよ」
「わかってるよ……」
藤田さんが主将に注意する。前科があったのかな?
「ンンッ……!主将の岡田、2年生です。名前とポジション等の紹介をお願いします」
主将の笑顔がぎこちない……。苦手なんだろうか……。そんなに疑問を他所に、黒髪ロングのお嬢様な子が紹介を始める。
「お、大村白菊です……。中学までは剣道部で、野球は初心者です。なのでポジションとかはまだ……」
「剣道部かぁ……。なんでまた野球部に?」
「いえ……。個人競技以外もやってみたくて……」
そんな大村さんを伊吹さんを見ている。
「……何処かで会った事あるかしら?」
「?……いえ」
そういえば私も何処かで彼女を見た気がする。なんだったっけな……。
「剣道かぁ……。良いね。流石、鍛えてるね!」
芳乃さんの下半身チェックは最早デフォなんだろうか……。
「次はそっちの子いい?」
「はぁ……」
続けて紹介するのは金髪の女の子。桜の花弁がとても可愛い。
「中村希……。一塁と外野をしてました。でもここに入部するつもりは……」
中村さんが入部を否定しようとした瞬間、芳乃さんが……。
「中村さんってもしかして左打ち?」
「えっ?うん……」
「おてて見ても良い?」
中村さんの返事を待たずに芳乃さんは中村さんの左手を見る。
「やったぁ!新越谷は今1人も左打者がいないんだよ。新しい豆もある!春休みもバット振ってたんだ……」
「始まったわね……」
これは最早定番のやり取りになるかもしれない……。
「それじゃあ体験入部って事で、マシン打撃でもしてみる?」
「良いんですか?」
「勿論。遥ちゃんと朱里ちゃんも良かったらやっていって」
「私達もやっても良いんですか?」
「……そういえば昨日は自己紹介だけで終わったからな。2人の実力も見ておきたい」
「わっかりました!!」
滅茶苦茶機嫌良いな雷轟……。でもこれは実力アピールのチャンスかもね。
金原いずみの藤和生活……(藤和高校野球部の登場人物は全てオリキャラ及び他作品キャラになります)見たい?
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