最強のスラッガーを目指して!【本編完結】   作:銅英雄

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秋大会に向けて

渡辺と川原先輩のピッチングを見終わったので、秋大会に向けて練習をする事に。とりあえずは練習試合を申し込んできたけど……。

 

「秋大会に向けていくつか練習試合を組んできたよ!」

 

「中には全国大会に出場した高校もあるから、私達……特に入ったばかりの渡辺と川原先輩には大きな刺激になるでしょう」

 

「秋大会前には合宿も行う予定ですので、そのつもりで準備に取り掛かってくださいね」

 

ちなみに合宿の日程は9月の初旬……いわゆるSW期間に当たる時期だ。場所は鹿児島。全国大会で私達が対戦した永水高校の神代さんが場所を提供してくれたのだ。

 

「それでは練習試合の日程をドン!」

 

芳乃さんがホワイトボードをひっくり返すと数試合分の対戦相手が書かれていた。対戦校の中には県外の高校もいくつか書いてある。その中で注目するのは……。

 

「熊実がいるのね……」

 

熊谷実業……私達が県大会の4回戦で戦った久保田さんがいる高校。新チームの調整を兼ねた練習試合。

 

まぁそれはどこの高校も同じだと言える。むしろ夏大会後も同じメンバーで戦える私達が幸運なんだろう。

 

「それに阿知賀学院……」

 

「当然だけど、阿知賀学院もかなり強いよ。この夏大会も全国ベスト8だからね。準々決勝の相手が白糸台じゃなかったら、ベスト4も不可能じゃなかったらだろうし」

 

「そ、そんな相手とも戦えるとは……!」

 

いや、私達一応全国優勝校だからね?

 

「白糸台までいるんだね……」

 

そう。今回は白糸台も私達との練習試合という名の調整に乗ってくれたのだ。二宮も新しいメンバーを色々試す良い機会だったと言ってたし、丁度良いよね。

 

「大星さんや新井さんを中心に今の2年生は当時の3年生以上じゃないかとも言われている。夏よりも手強いチームになっている可能性は非常に高い」

 

主に神童さんがいるイメージが大きかったからなぁ……。あの人には結局まともに打てていなかったし、準決勝で先発していたのが神童さんだったら私達は間違いなく負けていただろう。

 

「……それも気になったんだけど、白糸台高校との対戦の項目の下に書かれている『???』っていうのは何なんだ?」

 

川崎さんが『???』を気にしているであろう皆の代表で質問してきた。

 

「それに関しては朱里ちゃんから!」

 

あっ、やっぱり私が説明しなくちゃ駄目?

 

「実は二宮からの提案で……全国大会前に連合チームと練習試合をした事を覚えていますか?」

 

「川越シニア連合+αだね!」

 

武田さんが言う通り川越シニア連合+α。まぁ+αの方が印象強かったけど……。

 

「その通り。そして二宮が色々な人達に声を掛けてまた連合チームとの練習試合をする事になりました」

 

「おおっ!それは楽しみだね!!」

 

雷轟がやたらと張り切り出した。

 

「まぁ詳しいメンバーについては私もわからないから、それに関しては当日を待つしかありません」

 

あの時の連合チームから二宮、清本、金原、橘、友沢、白糸台の大星さんや洛山の非道さんまではなんとなく想像出来る。そこからどんなメンバーを連れて来るのか私にもわからない。

 

「ではミーティングはここまで!今日も各自の練習をがんばりましょう!」

 

『おおっ!!』

 

秋大会に向けて私達は今日も練習に励む。

金原いずみの藤和生活……(藤和高校野球部の登場人物は全てオリキャラ及び他作品キャラになります)見たい?

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