最強のスラッガーを目指して!【本編完結】   作:銅英雄

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番外編も同時に投稿しましたので、興味のある方々は読んでいってください。


白糸台再び

熊実との練習試合の翌日。今日は白糸台高校と練習試合をするんだけど……。

 

「あ、あの白糸台高校と練習試合をするのね……」

 

「い、1度勝っているとはいえ緊張するな……」

 

二遊間コンビがガチガチになっていた。これは酷い……。

 

「ふ、2人共緊張し過ぎだぞ。もっとドンと構えていくんだ!」

 

主将、緊張が隠せてませんよ……。

 

「……とりあえず今日の対戦相手について今一度整理しましょう」

 

「それが良いかも知れませんね……」

 

藤井先生が緊張している皆をまとめあげる。流石大人って感じがするね。芳乃さんは苦笑いで皆を見ていた。

 

「……今日の対戦相手は白糸台高校ですが、一部の選手を除いて2軍チームです」

 

「に、2軍なのか?」

 

「元々白糸台は3年生が引退した後に誰が1軍昇格するかを夏大会が終わった後に練習試合を組んでそこで決めます」

 

「今回はうちがその役目だね!」

 

白糸台の重役をうちが担っているからなのか、芳乃さんがぴこぴこしていた。

 

「早い話が向こうの調整にこっちが手伝う……という形になりますので、こっちはこっちで色々調整しながら2軍チームに挑みましょう」

 

「ちなみに白糸台の2軍は他校のレギュラークラスはあるから、油断してるとコールドゲームになるかも知れないよ」

 

「そ、そんなに凄いチームなんだ……」

 

白糸台高校は総部員数が100人を越えるからね。現在の人数は150人だそうだ。

 

(二宮の話によると30人いる2軍の内の3分の1と、3年生が引退すると同時に1軍に昇格した人達と、1軍に昇格したものの夏大会ではベンチスタートだった1年生や2年生が来るって話だけど……)

 

一体どんな人達が来るのやら……。

 

 

30分後、白糸台の選手達が乗っているであろうバスが校門前に停まっていた。中から出て来たのは……。

 

「今日はよろしくお願いします」

 

二宮だった。何故に君が1番最初に出て来たのか……。それからも続々と選手達が降りて来るが……。

 

(2年生でレギュラーの大星さんと新井さんがいないな……。今日の調整には参加しないのかな?)

 

今日いる中で夏大会で1軍登録されていたのが二宮を除いて2人。それ以外は3年生の引退と同時に1軍昇格した人達と2軍の人達……という事だね。あれ?向こうの監督がいないんだけど?

 

「うちの監督ですが、所用によってこの場に来る事が出来なくなりましたので、代わりに……」

 

「私が白糸台の監督を務める。今日はよろしくな」

 

神童さんが爽やかな笑顔でそう言った。それで良いのか白糸台高校……。

 

「まぁ夏大会でも実質的な監督は神童さんでしたし、何も問題もないでしょう」

 

「監督はああ見えて多忙だからな」

 

二宮と神童さんがそんな会話をしていた。なんか白糸台の闇を見た気がする……。

 

「それでは改めまして新越谷高校の皆さん……よろしくお願いします」

 

『よろしくお願いします!!』

 

二宮の号令に合わせて白糸台の皆さんが礼をしていた。もう二宮がキャプテンなんじゃないかな……と思ってしまった。

金原いずみの藤和生活……(藤和高校野球部の登場人物は全てオリキャラ及び他作品キャラになります)見たい?

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