最強のスラッガーを目指して!【本編完結】   作:銅英雄

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メリークリスマス!


正捕手不在

チーム分けが終わった。六道さんにクジ引きのやり直しを要求したけど、通りませんでした。むしろ頑張れってサムズアップされちゃったよ……。

 

(こうなってしまっては仕方ない。誰を捕手に入れるか考えないとね)

 

「……この中で捕手として試合に出た事がある、或いはブルペン捕手をやった事があるって人はいないかな?」

 

「あっ、そっか。瑞希も山崎さんも非道さんも向こうのチームにいるんだっけ?」

 

「でも私達は捕手の練習とかやった事がないよ……」

 

清本の言葉に皆が同意している。そりゃそうだよね……。

 

「……誰もいないなら私がマスクを被るけど、それでも良いかな?」

 

「へー、朱里ってばいつの間に捕手の練習をしてたの?」

 

「ブルペン捕手しかやった事ないけどね。新越谷は捕手が1人しかいないから、もしもの時に備えて……という理由もあるけど」

 

それに捕手視点から何か学べる事があるかも知れないからね。

 

「捕手に朱里が入るなら、投手は新越谷の人で良いんじゃないかな?」

 

金原の意見は尤もだ。それに従うなら先発は渡辺、息吹さん、川原先輩の3人の中から選ぶのが妥当だろうか。

 

「はいはいはーい!私が投げたいです!!」

 

そう考えていると武田さんが立候補してきた。

 

「……武田さんは前の試合で投げたばかりでは?」

 

「まだまだ投げ足りないよ!もっと投げたい!!」

 

この子は元気だな……。

 

「私はまだ武田さんのあの魔球を捕れる自信がないんだけど?」

 

「それでも!朱里ちゃんなら大丈夫だよ!!」

 

(どこからそんな自信がくるのやら……。しかし山崎さんが捕手を努められない程に負傷してしまった時に備えて今の内にエースである武田さんの球を捕る練習をするのも悪くない……か)

 

「……わかったよ。先発は武田さんで行くけど、投手陣はそれでも良いかな?」

 

投手陣に尋ねると、全員それで異論はないようだ。

 

「じゃあそれを基準にオーダーを組むからね」

 

そんな訳で悩みの末私が組んだオーダーは……。

 

 

1番 レフト 金原

 

2番 セカンド 藤田さん

 

3番 ショート 川崎さん

 

4番 サード 清本

 

5番 ライト 雷轟

 

6番 センター 佐倉陽奈さん

 

7番 ファースト 佐倉日葵さん

 

8番 キャッチャー 私

 

9番 ピッチャー 武田さん

 

 

……という感じになった。本当にこれで良いのか今でも不安だけど、皆は納得しているみたいだし、まぁ問題はないだろう。ちなみに前の試合の活躍によって清本を4番に繰り上げています。

 

向こうのオーダーも決まったみたいなので、確認する事に。

 

 

1番 セカンド 三森朝海さん

 

2番 レフト 三森夕香さん

 

3番 ライト 三森夜子さん

 

4番 ショート 友沢

 

5番 ファースト 中村さん

 

6番 センター 主将

 

7番 サード 藤原先輩

 

8番 キャッチャー 山崎さん

 

9番 ピッチャー 新井さん

 

 

こんな感じのオーダーだった。捕手を2人もベンチに置くんだったら1人くらいこっちにください!いや、それよりも……。

 

(二宮がベンチスタートという事は向こうは白チームの監督担当の藤井先生と芳乃さんに加えて二宮も実質的な監督という役割になる訳で……)

 

つまり向こうは監督がこっちよりも1人多いという事だ。長打力はこっちに軍配が上がるけど、アベレージは向こうが上。しかも1~3番はあの三森姉妹……。これ本当にヤバいのでは?

金原いずみの藤和生活……(藤和高校野球部の登場人物は全てオリキャラ及び他作品キャラになります)見たい?

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