最強のスラッガーを目指して!【本編完結】   作:銅英雄

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番外編 二宮瑞希の白糸台生活 秋に向けて⑬

二宮瑞希です。今日は再び新越谷に行きます。

 

「お待たせ瑞希ちゃん!」

 

「準備は終わりましたか?」

 

「う、うん。なんとか……」

 

寮を出て駅に向かうのですが、鋼さんが準備に時間が掛かっていたようです。

 

「神童さん達は既に駅に向かっているみたいですし、急ぎましょうか」

 

「それにしても行き先は新越谷高校って行ってたけど、また新越谷と試合をするの?」

 

「厳密には少し違います。詳細は現地で話しますよ」

 

歩きながら、今日の予定を軽く鋼さんに話しておきます。

 

「おっはよー!」

 

「おはようございます」

 

「忘れ物とかないか?」

 

日葵さん、陽奈さん、神童さんと合流しました。神童さんが本当に保護者染みてきましたね。

 

「それにしても神童元部長、私も参加して良かったんですか?」

 

一昨日の面子に加えて今日はミュミャリャツァオビュビュンピピュプリャプピフンドシン(新井)さんも来ています。

 

「ああ。部の方は九十九と半田が見てくれるって言ってたからな。たまには息抜きも大切だ」

 

「まぁあの2人がいてくれて大いに助かってますよ。基本的に大星のストッパーも兼ねてますから……」

 

ミュミャリャツァオビュビュンピピュプリャプピフンドシンさんはああ言っていますが、九十九さんも半田さんも時々大星さんの悪ノリに付き合う側面もあります。そこを上手く諌めるのが部長のミュミャリャツァオビュビュンピピュプリャプピフンドシンさんの仕事です。

 

「そうそう。新越谷に着いたら、帰るまでの間はおまえの呼びなは一時的になくそう」

 

「えっ?ほ,本当ですか!?新越谷にまで広まる事を覚悟すらしていたのに……」

 

「ミュミャリャツァオビュビュンピピュプリャプピフンドシンと呼ぶのはあくまでも白糸台内だけだ。そして今から行くのは新越谷……。つまりおまえの名前はミュミャリャツァオビュビュンピピュプリャプピフンドシンではなく、新井真琴という本来のフルネームで呼ぶ事になる」

 

ミュミャリャツァオビュビュンピピュプリャプピフンドシンという呼び名を余り多くに広める必要がないだけですけどね。それを知らずにミュミャリャツァオビュビュンピピュプリャプピフンドシンさんは神童さんに感涙の涙を流さんばかりの目で見ています。

 

「おっ?大豪月からだ。もう私達以外の全員が新越谷駅前に着いているらしい。急ぐぞ!」

 

『はいっ!!』

 

ちなみに今日の試合に参加する面子は和奈さん、いずみさん、亮子さん、はづきさん、天王寺さんの川越シニアOGに加えて美園学院の三森3姉妹、天王寺さんのいた清澄から鏑木さんと刀条さん、そして洛山から大豪月さんと非道さん。この面子に私達が加わる訳ですね。

 

「新越谷だけじゃなくて、他の学校の子達も来るんだね。ワクワクしてきた!」

 

「わ、私は緊張してきたよ……」

 

楽しみにしている日葵さんと緊張している鋼さんを見て、もうすぐ濃い面子が集まるのだと改めて確信してきました。

金原いずみの藤和生活……(藤和高校野球部の登場人物は全てオリキャラ及び他作品キャラになります)見たい?

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