最強のスラッガーを目指して!【本編完結】   作:銅英雄

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進・級!ここまでかかった話数は1年の日程よりも多い……。この小説の1年は1日1話換算で計算すると365日ではなく、約400日に……。


2年目 ウキウキ春らんまん
波乱の春


世界大会から1週間……。私達は2年生へと進級した。

 

ちなみに野球部のクラス分けは……。

 

 

・1組 雷轟 武田さん 川崎さん 芳乃さん 中村さん

 

・4組 藤田さん 息吹さん 大村さん 渡辺

 

・6組 私、山崎さん 照屋さん

 

 

……となっていた。山崎さんと照屋さんが嬉しそうにしていたのは何故だろうか?他の人達はなんか残念そうにしてるし……。

 

「しかし進級したって実感がないな……」

 

「そう?」

 

「最近までシニアリーグの世界大会とかあったからね。まだその余韻が残ってるのかも……」

 

「朱里さんは大活躍でしたからね。余韻が長く、大きいのも仕方ないかと」

 

「文香ちゃんの言う通りだよ。……でも後輩達が入ってくるし、私達もしっかりしないとね」

 

そういえば初野と木虎が入ってくるんだった……。入学式は明日だから、私達野球部も準備しなきゃね。

 

(最低でも4人入ってくれると紅白戦が出来るし、ありがたいんだけど……)

 

あの2人を入れたら、あと2人か……。1人は私の方で心当たりがあるとして、あと1人……。しばらくは勧誘活動になりそうかもね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「今頃入学式が行われているんだな……」

 

「そうね……」

 

「新入部員、何人入ってくれるかなぁ……!」

 

「私達に後輩が……楽しみです!」

 

私達野球部は私が出てた世界大会の録画をダビングしたものを見ながら、入ってくる後輩に期待を寄せている。

 

「それにしても……世界大会では全試合を通して朱里は大活躍だったな」

 

「私達の後輩がこんなにも凄いんだって、改めて実感したわね」

 

「朱里ちゃんの活躍をテレビで見て、野球に入りたいって子が出てくるかも……」

 

先輩達が私の事を持ち上げてる……。MVPは金原なんで、そこまでにしておいてください!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「もう……そろそろかな?」

 

「うん。去年の入学もこれくらいだったし……」

 

「その後は私達とヨミちゃん、珠姫ちゃんでキャッチボールとかしてたよね!」

 

「あれからもう1年経つのね……」

 

去年の今頃に武田さん、山崎さん、芳乃さん、息吹さんの4人がこのグラウンドでキャッチボールをしていたらしい。それと同時に武田さんのあの魔球が硬球でも投げられる事がわかったのだとか……。

 

「ちょっと席を外すね」

 

お手洗いに行きたくなったので、私は立ち上がる。ついでに彼女を迎えに行こうかな……。

 

「はーい。行ってらっしゃーい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「失礼します!」

 

「失礼します」

 

朱里ちゃんが部室を出た直後くらいかな?1年生だと思われる子達が入ってきた。

 

「も、もしかして入部希望!?」

 

「はい!初野歩美です!」

 

「木虎藍です。よろしくお願いします」

 

朱里ちゃんが言ってたシニアの後輩かなぁ?そういえば初野さんは世界大会に出てたね!

 

「は、初野歩美さんだ!」

 

「私の事を知ってるんですか!?」

 

「朱里ちゃんの後輩って事で、色々聞いてるわ。それに世界大会にも出てたしね」

 

「わぁ……。見ててくれたんですね!私なんて活躍してた先輩方に比べたら全然なのに……」

 

「そもそも出られる事そのものが凄いんだから、初野さんはもう少しそれを誇っても良いのよ?」

 

「藍ちゃん……」

 

同期ってだけあって、木虎さんと初野さんは仲が良いよね。なんだかほっこりしちゃう。

 

「そういえば朱里先輩はどこに行かれたのですか?」

 

「あっ、本当だ!朱里先輩がいない!?」

 

「朱里ちゃんなら、さっき出て行ったよ。お手洗いかなぁ?」

 

この2人は朱里ちゃんを慕っている訳だし、朱里ちゃんはタイミング悪かったのかも……。

 

「こちら入部届けです。」

 

「私も私も!!」

 

「うん……受理した。自己紹介なんかは朱里が戻ってきてからにするか」

 

「それまではゆっくりしていってね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私は別に気にしてないけど、私以外の上級生には敬意を持って接した方が良いよ」

 

「ん……。そうだね。朱里がそう言うなら」

 

お手洗いを終えた後、彼女が丁度野球部の部室を探しているみたいで、私が案内する事に。

 

彼女は1年生なんだけど、訳ありで私に対して普通に喋っている。私以外にそうしたら、雰囲気悪くなりそう(気にしてない人が大半な気もするけど……)だから、予め予防線を張っておく。彼女、敬語とか使わなさそうだもんね……。

 

「戻ったよ」

 

「あっ、朱里ちゃんおかえり!」

 

よく見ると初野と木虎もいるじゃん。自己紹介とか済ませちゃったのかな?

 

「それで……朱里ちゃんの後ろにいるのは?」

 

「ああ、彼女も入部希望者だから、私が連れて来たんだよ」

 

そう言って私は彼女に自己紹介を促す。

 

「……1年生、陽春星。台湾からの留学で新越谷に来た。朱里とは一緒に暮らしてる」

 

瞬間、空気が凍り付いた。あれ?なんかヤバい気がする……。




朱里「……という訳で、今回から私達は進級して、話も新章に入るよ」

遥「陽春星さんとの関係性を詳しく!皆も気になってるよ!」

朱里「それは次回にね」

朱里(そこまで気になる人はいないと思うけど……)

金原いずみの藤和生活……(藤和高校野球部の登場人物は全てオリキャラ及び他作品キャラになります)見たい?

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