最強のスラッガーを目指して!【本編完結】   作:銅英雄

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黒獅子重工の1軍は……

黒獅子重工3軍メンバー+洛山代表の5人(と途中から大豪月さん)と私達新越谷、白糸台、遠前の代表者の合同チームとの試合は初回に取った4点のお陰でなんとか逃げ切る事が出来た。

 

「諸君、試合の方ご苦労だった。今から2時間後に夕食だ。それまでは各自練習に励め!」

 

『はい!!』

 

「私は夕食作りの為に先に上がる……。お疲れ様でした」

 

そう言って夜子さんは球場を出る。思えばこのメンバーの食事を全部夜子さん1人で作ってるんだ……。

 

「よーし!夜子の手作り料理の為に練習に励むわよ!」

 

「もちろんよ夕香。夜子が作ったご飯の為に私達は生きているんだもの」

 

この2人はもう駄目かも知れない……。

 

「そういえば……」

 

誰かが呟き、続きを口にする。

 

「黒獅子重工ってどういう人達が集まっているんだろう?」

 

「今日相手にした3軍の選手数人はプロでも現役でトップクラスの成績が残せそうな実力だったし……」

 

「黒獅子重工は様々な職歴を持った人達が集まっています」

 

質問に答えたのは二宮だった。二宮は黒獅子重工の情報も色々と集めているのだろうか……。

 

「……と言うと?」

 

「今日いた3軍選手の方達は過去に超高校生級の選手と呼ばれた人達でしたね。他にもそういった人達が所属しているのが、黒獅子重工の3軍選手です」

 

「じゃあ2軍と1軍は……?」

 

「2軍選手はマフィアやヤクザ等の裏の世界の住人が多数在籍しており、1軍選手の場合はそれに加えて……」

 

「ま、まだ何かあるの!?」

 

「……これは私も半信半疑ですが、1軍選手は人間離れした超人的な身体能力があったり、超能力と呼ばれる力が使える人達がいたり、未来からタイムパトロールの為に訪れた人達がいたり、別の世界から来た人達がいたり、そもそも人外(見た目は普通の人間と変わらない)だったりと……そういう人達が集まっているそうです」

 

二宮の話を要約すると、宇宙人、未来人、異世界人、超能力者が集まっているんじゃないか……という事に……。冗談だよね?

 

「こ、個性豊かな人達がいる……という事よね?」

 

「大豪月さんや非道さんも将来はこの黒獅子重工に就職するという話もありますし、黒獅子重工は謎に包まれた人を集めているみたいですね」

 

確かに大豪月さんも、非道さんも、よくわからない人達なんだよね。天王寺さんや、夢城さんもその類いに入る人間ではあるけど、それぞれタイプの違う妙な雰囲気を纏ってるというか、謎に包まれてるというか……。

 

 

ズバンッ!

 

 

「ナイスボール!」

 

向こうでは夢城さんが投げ込みをしていた。ストレートしか投げてないから、正捕手じゃない人が夢城さんの球を捕っている。

 

(今日の試合で100球以上……その中でも30球以上はナックルを投げた後なのに、よく投げ込みする元気があるよね。私じゃ無理だ)

 

当の本人は特に疲れた様子もなく投げている。無尽蔵のスタミナ……という言葉は彼女の為にあるよね……。

 

「ノックをする!ポジションに付け!!」

 

社長主導のノックが始まる。それぞれ守備に自信がある人達がポジションに付く。守備に入ってるのは三森3姉妹と、佐倉姉妹、シルエスカ姉妹と、二宮、清本か……。姉妹多過ぎ!

 

(でも連携力は凄い。即席とは言え、姉妹達がそれぞれ力を合わせているから?)

 

私はそんな疑問を抱きながら、体力作りの為のランニングに励んでいた。

金原いずみの藤和生活……(藤和高校野球部の登場人物は全てオリキャラ及び他作品キャラになります)見たい?

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