最強のスラッガーを目指して!【本編完結】   作:銅英雄

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最終調整

この地獄の合宿もいよいよ今日と明日で終わり。長かったような、短かったような……そんな不思議な感覚に囚われているよ。

 

ロープ登りからの鯉のぼり、滝登り、人間輓馬……と、どれも普通じゃ出来ない体験をこの合宿で行った影響か、全員の基礎能力が上昇しているのが見える。

 

「諸君、今日この時までご苦労だった!地獄の合宿の最終工程……『地獄の封鎖野球』を行う!」

 

『じ、地獄の封鎖野球!?』

 

……って、一体何をするの?どんな試合?

 

「封鎖野球の概要は後に伝えよう。まぁ一風変わった試合だ」

 

という社長の気になる一言に疑問符を抱きながら、私達は試合準備をする事に……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして問題はオーダー決めになるんだけど……。

 

(また……誰が投げるかというところから始まるのか……)

 

この前の試合では夢城さんが機転を利かせてくれたお陰で、その問題は解決した……。しかし今回は?私が先発投手に立候補しようにも、投手陣の中で1番スタミナないから、挙手しにくいし、どうしたものか……。

 

「……はい」

 

悩んでる最中に小さく手を挙げたのは川原先輩だった。

 

「先輩……」

 

「このまま悩んでいたらその時間がもったいないっていうのは、前の試合でわかったから……。でもエースの力を見せるにはまだ早いと思うんだ。ヨミちゃんにしても、朱里ちゃんにしても……。だから、私が投げる」

 

(それに……私もこの合宿の成果がどのように発揮されるか確かめてみたいし、朱里ちゃんの力になりたいし……)

 

新越谷の3番手投手(芳乃さん目線)である川原先輩がこの試合の先発として投げる事になった。これを軸にオーダーを組んでいこう!

 

 

1番 セカンド 佐倉日葵さん

 

2番 ショート 佐倉陽奈さん

 

3番 ファースト バンガードさん

 

4番 レフト 上杉さん

 

5番 サード 雷轟

 

6番 ライト 三森朝海さん

 

7番 センター 三森夕香さん

 

8番 キャッチャー 山崎さん

 

9番 ピッチャー 川原先輩

 

 

……と、このようなオーダーが完成した!上位5人は変わらず、センターに夕香さんを添え、多少下位の打順を弄って、悩んだ末のオーダーとなった。

 

向こうの先発は再び黛さん。大豪月さんと神童さんがベンチスタートなのを見ると、この封鎖野球とやらの意味を理解しているからだろうね。あの2人は外野も守れるし、その実力はプロ選手にも負けないレベルだ。

 

(この合宿で行われる試合の目的は私達の合宿のを確かめる為……。雷轟達特別練習メニューS、武田さん達特別練習メニューA、そして私とウィラードさんの特別練習メニューUの仕上がりの方を重点的に見るんだろうね)

 

私達5人の仕上がりは8割くらいだけど、武田さん達の仕上がりはどうなっているんだろうか?

 

「フム……。両チームのオーダーが出揃ったところで、試合開始だ!!」

 

社長の大きな声が試合開始の合図となった。だけど私達はまだ気付いていない。この封鎖野球と呼ばれる試合のキツさを、そしてある意味で投手戦になる事を……。

金原いずみの藤和生活……(藤和高校野球部の登場人物は全てオリキャラ及び他作品キャラになります)見たい?

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