最強のスラッガーを目指して!【本編完結】   作:銅英雄

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番外編 二宮瑞希の白糸台生活 秋に向けて28

『アウト!チェンジ!!』

 

紆余曲折ありましたが、三森3姉妹をそれぞれ凡退させてチェンジとなりました。

 

「3人で終わったか。朱里も武田も中々やるな」

 

「しかし今のままでは二巡目で通用しません。その辺りの事を朱里さん達がどう対策するか見物ですね」

 

(朱里さんが捕手として開花するかどうかも見物と言えば見物です。これは案外山崎さんもうかうかしていられないかも知れませんね)

 

藍さんも新越谷に行くと言っていましたし、進級すれば更なるライバルが増える事でしょう。

 

2回表。この回は4番からですが……。

 

 

カキーン!!

 

 

4番の和奈さんと……。

 

 

カキーン!!

 

 

5番の雷轟さんに連続でホームランを打たれます。

 

「遥ちゃんも清本さんも新井さんのストレートを完璧に捉えていますね!」

 

「そうですね。雷轟さんは元々ストレートに強い投手ですし、今後新井さんと対決の機会が来ても現状は問題ないでしょう」

 

ふと川口芳乃さんと藤井さんの会話が聞こえました。確かに藤井さんの言う通りではありますが……。

 

(この試合で新井さんには現状1番の強敵となりうる和奈さんと雷轟さんの対策を独自で身に付けてもらいますよ)

 

新井さんもそのつもりで投げていますし、今のホームラン2本は必要経費でしょう。

 

「新井さん、大丈夫ですか?」

 

「ああ、問題ない。心配掛けて済まないな山崎」

 

「遥ちゃんと清本さん……。この2人は今後歩かせますか?」

 

「いや、勝負でいく。これは練習試合だし、今後私があの2人を捩じ伏せる事が出来ないのならば白糸台のエースとしてやっていくのは難しくなるからな」

 

「新井さん……」

 

新井さんもわかっているようで何よりです。新越谷に負けた事で大きく成長したようですね。

 

「だからこの試合で私がどこまでいけるか見守ってくれよ。おまえも二宮に負けていない実力を持っている……という事は前の回でわかっているからな」

 

「……はい!」

 

(私の球を捕ってくれている山崎の為にも、神童さんの後釜を努める為にもこの試合は負けられない……。全国大会の準決勝では私が冷静じゃなかったから負けてしまい、先輩達の夏を終わらせてしまったんだ……。そのリベンジをする程の実力を身に付ける方法をこの練習試合で私なりの解答を見付けるんだ!)

 

「……それにもう2度とあんな呼び名はごめんだしな」

 

「新井さん……?」

 

「いや、なんでもない。気にしないでくれ」

 

ミュミャリャツァオビュビュンピピュプリャプピフンドシンと呼ばれるのは嫌……という理由もありそうですねこれは。まぁ呼ぶ方も疲れるという声も3割程来ていますし、互いに秋大会までの辛抱ですよ。

金原いずみの藤和生活……(藤和高校野球部の登場人物は全てオリキャラ及び他作品キャラになります)見たい?

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