最強のスラッガーを目指して!【本編完結】   作:銅英雄

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特別メニューの意味は?

「は~い、ご到着~」

 

船は目的地に到着……。

 

『む、無人島……?』

 

ほぼ全員が口を揃えてそう言った。ここが天王寺先輩が言っていた獄楽島なのね……。

 

「こ、ここは私達洛山高校が合宿の時に利用している無人島で……」

 

「その名も獄楽島~。詳細の続きは彼女に任せますね~。ではお願いします~」

 

非道さんの紹介の下、1人の女性がやってくる。

 

(何かしら?この圧は……)

 

今まで感じた事のない……強く、そして非道さんのような異質な圧……。只者ではないのは確かね。

 

「諸君、よくぞ獄楽島まで来てくれた。これから5日間は私の考えた地獄の練習メニューをこなしてもらう」

 

地獄の練習メニュー……もしかしてイーディス先輩は彼女が施した練習メニューを味わったのかしら?

 

「だが強制はしない。無理だと思ったら休め。昨今はそういうルールが煩いからな。だが元気のある内は練習をしてもらうぞ」

 

女性は強制しないと言っている……。まぁ問題になったら向こうから仕手も困るものね。

 

「昔に比べたら、大分甘いですよね~」

 

「まぁ世間体……というか、問題を起こし過ぎるな……と釘を刺されているからな。貴様や大豪月を鍛えていた頃なんかは平気で死人も出ていた」

 

……と思っていたけれど、時代錯誤だったのね。死人が平気で出ていた練習を乗り越えた事によって非道さんのような異質な雰囲気、圧が身に付くのかしら?まぁ私自身がそうなりたいとは全く思わないわね。

 

「どうせ5日間限りの付き合いだ……。貴様等に名乗る名などない。とりあえず私の事は社長と呼べ」

 

『な、何故に社長……?』

 

私と同じ事をまたもやほぼ全員が呟いた。あの人も非道さんのようにフルネームを教えたくない……タイプの人なのかしら?

 

「人数は非道と黛を除けば……13人か。それなら一括りで練習が見られそうだ」

 

「そうですね~。彼女達にはとりあえずウチの子達がやってるメニューで良いんじゃないですかね~?」

 

「……そうだな。あとはそれぞれ別の練習メニューを考えていけば良かろう。連中のデータもあるしな」

 

私達のデータも揃っているのね……。でも特に不思議だと思わないのは何故なのかしら?

 

「…………」

 

私の視線はふと二宮さんの方へ。彼女の情報収集能力に慣れてしまっているから、私達の情報を押さえていても、些細な事だと思ってしまうのね……。

 

「それと……そこのおまえと、そっちにいるおまえ」

 

「な、なんでしょうか……?」

 

「貴様等2人は通常の練習の後に、特別メニューUをやってもらう」

 

社長が指したのはユイと早川さん。……特別メニューU?

 

「と、特別メニュー……?」

 

「詳細の方はまた後に話そう。それと……前の方で固まってる中で端にいるやつと、後ろの方にいる3人!」

 

次に呼ばれたのは由紀ちゃん、ヨミ、川原さん、白糸台の鋼さん(自己紹介は船に乗る前にした)。

 

「貴様等には特別メニューAを施してやる。ありがたく思え」

 

今度は特別メニューA……。特別メニューの後ろに付くアルファベットに何かしらの意味がある筈……。

 

「よ、喜んで良いんですか……?」

 

「特別メニューに選ばれた連中は洛山の中でも数少ない……。貴様等はそれに選ばれたんだ。光栄に思え」

 

「は、はいっ!」

 

ヨミは緊張しながらも嬉しそうにしていた。特別……という言葉が嬉しいのかしら?

 

「最後に……先程呼んだ前の方で固まってる奴の隣のおまえと、そこのアホ面2人!」

 

最後に私が呼ばれた。アホ面?

 

「ア、アホ面!?」

 

「し、失礼デース!」

 

あとの2人は遥ちゃんと白糸台のバンガードさんだったのね。アホ面……。

 

「貴様等には特別メニューSだ。以上の連中には通常の練習の後に特別な練習を与える。キツかったら、早いところギブアップするんだな」

 

私達には特別メニューS……。与えられたアルファベットにどんな意味が……?

 

(S、S……。私達3人に共通する部分がそうなのよね?)

 

まずは他の人達から考えていきましょう。ユイと早川さんには特別メニューU、ヨミ達4人にはA……。

 

(川原さんと鋼さんの詳しいポジションはわからないけれど、ヨミと同じ括りに収まっているという事はエース級の投手だという事……。だとしたらAはエースのA?でもユイや早川さんもそれに当てはまらないと不自然。ならヨミ達4人とユイ、早川さんの違いは?ユイはアンダースローの投手。ユイと同じ括りに入った早川さんも実はアンダースローの投手だった……?それならUはアンダースローのU?)

 

……それなら合点はいくけれど、あの6人、そして特別練習メニューSに割り振られた私達にどんな練習が待っているのかしら?




朱里「えー、この小説が投稿されている頃には12月に入っている訳ですが……」

遥「今年ももうすぐ終わりだね!」

朱里「1つ悲報があります」

遥「えっ……?やだやだ!聞きたくない!!」

朱里「今年の投稿中に新越谷視点……もとい私や雷轟の視点には戻れません」

遥「どうして……どうしてそんな酷い事が出来るの?」

朱里「今書いている地獄の合宿(遠前side)と遠前視点でのGW特別練習試合のくだりを最短で書いたとしても、遠前視点を終わらせるには最低でもあと30話は掛かりそうだからだよ」

遥「さ、30話くらいなら、ギリギリ大晦日には私達の視点に戻ってる筈……!」

朱里「……そこから遠前視点で夏の県大会があります。これを含めたら、如何に短い話数で抑えようとしても、40話前後は書かなきゃいけないだろうね」

遥「じゃ、じゃあ年内に私達の出番はないの!?」

朱里「一応地獄の合宿のところではまだ私達の出番があるから、それが最後になるんじゃない?」

遥「ぐぬぬ……!」

朱里「……という事ですので、私と雷轟の視点を楽しみにしている読者様方とは今年はお別れになります。その方達には一足早く伝えましょう。良いお年を」

遥「良いお年を(涙)!」

金原いずみの藤和生活……(藤和高校野球部の登場人物は全てオリキャラ及び他作品キャラになります)見たい?

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