最強のスラッガーを目指して!【本編完結】   作:銅英雄

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番外編 二宮瑞希の白糸台生活 秋~春へ⑦

二宮瑞希です。六道さんが試合をする為に面子を集めていましたが、来たのは黒江さん1人でした。

 

「おっ、双葉じゃん!今日も相変わらずもふもふだね~♪」

 

開幕からいずみさんが黒江さんの髪をもふもふと触っています。いずみさんは黒江さんの髪がお好きなようです。 

 

「金原さん、お疲れ様です。二宮さんと清本さんと橘さんと渡辺さんもお疲れ様です」

 

髪をもふもふと触られながらも、表情を変えずに挨拶をする黒江さんは将来大物になるんでしょうね。

 

「朱里ちゃんは会うの初めてだよね。この子は今年入った新人で、3年生の引退後にレギュラーの座を勝ち取った実力者だよ!」

 

「黒江双葉です。私は中学1年生ですので同じ高校でプレーする事は出来ませんが、金原さん達から早川さんの噂は予々お聞きしています」

 

そういえば朱里さんは黒江さんと会うのは初めてでしたね。朱里さんの噂の内九分九厘はいずみさんとはづきさんだと思います。

 

「……早川朱里だよ。金原達から聞いているとは思うけど、川越シニアのOGなんだ。よろしく」

 

「はい。よろしくお願いします」

 

「黒江さんと私が会うのは初めてだって言ってたけど、渡辺は会った事があるの?」

 

「う、うん。星歌が野球部に入るまでは川越シニアに時々顔出ししてたから、双葉ちゃんとは何回も練習した事があるよ」

 

「成程ね」

 

黒江さんのポジションは外野手ですが、六道さんの話によると投手の素質もあるらしいですね。今後はその辺りの事も見ていきましょうか。

 

「やっほー双葉ちゃん!」

 

「お疲れ様です」

 

歩美さんはキャプテンとして1年間過ごしていましたが、黒江さんとの仲は比較的良好でした。それに対して……。

 

「お疲れ様。双葉ちゃん」

 

「……どうも」

 

良い笑顔で挨拶する藍さんに対して、黒江さんは冷たい表情で返します。この2人……というか黒江さんの方は藍さんと何かしらの確執がありそうですね。

 

ちなみに藍さんの対人欲求は年上には舐められたくない、同い年には負けたくない、年下には慕われたい……だそうで、今もなお泣きそうになっているのは黒江さんには慕われたいのに、冷たくされてショックを受けています。藍さんには雅さんや詩音さんがいると信じましょう。

 

「集まったのは合計10人か……。それなら5対5のミニゲームになるかな?」

 

「5対5のミニゲーム……。あれか~」

 

5対5のミニゲーム……というのはシニア時代によくやった簡易野球ですね。主にポジションは投手、捕手、一塁手、三塁手に加えて外野手を1人置くか、内野を手広くするか……という配列を考えるのも醍醐味ですね。

 

「守備力の時は結構考えてポジションに付かないといけないもんね……」

 

「私と六道さんは捕手なので、余り関係ありませんね」

 

AチームとBチームで組分け、Aチームはいずみさん、はづきさん、川口さん、黒江さん、私に、Bチームは朱里さん、和奈さん、星歌さん、藍さん、歩美さんになりました。

金原いずみの藤和生活……(藤和高校野球部の登場人物は全てオリキャラ及び他作品キャラになります)見たい?

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