最強のスラッガーを目指して!【本編完結】   作:銅英雄

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疑問

今日は京都選抜との試合の日だ。

 

「今日の試合も楽しみだねっ!」

 

「まぁ……そうだね」

 

雷轟は楽しみにしているみたいだけど、大体の人は緊張しちゃうんじゃないかなぁ?まぁ私はベンチなんだけど……。

 

(そういえば武田さんがベンチスタートになってるのに、なんか大人しいな……。何かあったんだろうか?)

 

妙に大人しい武田さんに違和感を覚えたので、隣にいる山崎さんに聞いたところ……。

 

「今のヨミちゃんは足腰に急激に負担が掛かる特訓をしてるからね……。足腰を休める為にも適切だと思ってるよ。それに監督はヨミちゃんが必要になる時はきっと来るって言ってたし、ヨミちゃんはそれを信じて特訓に励んでるよ」

 

「そう……」

 

じゃあ武田さんは今の私みたいなものか……。私もなんか知らないけど、秘密兵器だって大宮さんに言われたからね……。

 

「今日は私DHだから、守備に出れない分、バッティングに集中するぞ~!」

 

「単に雷轟の捕球率が絶望的だから、DHに回されただけなんじゃないの……?」

 

「酷いよ朱里ちゃん!私だって大分出来るようになったもん!」

 

まぁ雷轟のお家芸レベルだったザルな守備も、今になって段々となくなってきている。雷轟は本番に弱いところがあるから、なんとも言えないのがね……。

 

「それにしてもDH制の試合なんて、まるでプロ野球みたいだね!」

 

「この県対抗総力戦は4年に1度のオリンピックみたいな催しだからね。なるべくして豪華なルールを追加しようと、今も試行錯誤してるみたい」

 

「じゃあ次回はもっと凄いルールになってるのかな?」

 

「まぁ4年に1度だから、私達は余り関係ないと思うけどね。小学5年生~中学2年生で野球をやってる人はワクワクしてるんじゃない?」

 

そういえば黒江さんには次回の県対抗総力戦参加資格があるんだよね。村雨にも負けない走力に、小柄ながらも一発が狙えるパワーがあるから、間違いなく代表メンバーに選ばれるだろうね。その頃になると私も大学3年生な訳だけど……。

 

「皆、もうそろそろ集合の時間だ。早く行こう」

 

「了解です。主将」

 

話し込んでると、集合時間が近付いていた。私達4人以外は皆集合してるらしく、主将が呼びに来たみたいだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「今日は京都選抜との試合……。スタメンは昨日発表した通り、変更はない……。打ち合いにしろ、投手戦にしろ、激しく、厳しい試合になるのは間違いないから、気を強く持つ事。試合はDH制でいつもと勝手が違うけど、いつも通り優勝を目指して頑張っていこうか」

 

『はいっ!!』

 

(皆、頑張ってね……!)

 

心の中で、皆の勝利を強く願う。向こうの打線の中でも上位4人は特に強力な打撃を仕掛けてくるだろうし、流れを奪われないように気を付けていきたいところだ。

金原いずみの藤和生活……(藤和高校野球部の登場人物は全てオリキャラ及び他作品キャラになります)見たい?

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