最強のスラッガーを目指して!【本編完結】   作:銅英雄

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番外編 二宮瑞希の白糸台生活 秋~春へ49

二宮瑞希です。世間一般では冬休みの時期に入ります。

 

白糸台1軍は自由練習なので、私は年始まで休暇をもらって埼玉へと帰省します。

 

クリスマスイブには新越谷と梁幽館の練習試合を観戦し、合同練習にも参加させてもらいましたね。

 

(実家に帰ってからもやる事は余り変わりませんね。シニアリーグの世界大会に向けて情報収集に勤しみましょうか)

 

特に警戒しなければならないのはアメリカ代表のエース投手であるウィラード・ユイさんと、4番打者の上杉真深さん。そしてその2人の直属の先輩になっている風薙彼方さん……。風薙さんに関しては来年の夏に確実に敵として現れるでしょうし、少しでも多くのデータが欲しいところですね。

 

(そうなるとまずは風薙さん周辺の情報を集めましょうか)

 

風薙さんと繋がりのある静華さんなら、何かわかるかも知れませんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……と思って梁幽館まで赴こうとした時期が私にもありました。

 

「あれ?もしかして瑞希ちゃん!?東京の高校に入ったって聞いてたのに、まさかここで会えるなんて思ってなかったよ!」

 

私も会えると思っていませんでした。まさか風薙さん本人がこの埼玉に来ているとは思ってもみませんでした。

 

(しかも隣にいるのはウィラード・ユイさん……。集めようとしていた情報の対象がこうして眼前に現れるというのは良い意味で誤算でしたね)

 

そういえば今いる河川敷は朱里さんと風薙さんが初めて出逢った場所で、朱里さんを介して風薙さんと交流したのもこの河川敷でした。風薙さんにとっては縁の深い場所なのでしょうか?

 

「風薙さん、お久し振りです。相変わらず元気そうですね」

 

「うんっ!私は元気だよ!」

 

見ての通りですね。それよりも……。

 

「あの、彼方先輩……?」

 

「あっ、ごめんごめん!紹介するね瑞希ちゃん。この子はアメリカで仲良くなった私の後輩の1人で……」

 

「ウィラード・ユイよ。よろしくね?」

 

よく存じ上げています。丁度貴女達の事を調べようと思っていました。

 

「二宮瑞希です。こちらこそ、よろしくお願いします」

 

(随分と小柄だけど、その身体から発せられるオーラ……。ただ者じゃないわね……!)

 

「そうだ!瑞希ちゃん、ミット持ってきてる?」

 

「ありますよ」

 

捕手にとってのキャッチャーミットは半身と同義ですから。

 

「ちょっと私の球を捕ってくれないかな?この河川敷に来ると、なんだか気分が昂っちゃって……」

 

「その理屈はわかりませんが、了解しました。準備しますね」

 

ひょんな事からアメリカの野球部の最前線で活躍している選手達と出会しました。

金原いずみの藤和生活……(藤和高校野球部の登場人物は全てオリキャラ及び他作品キャラになります)見たい?

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