最強のスラッガーを目指して!【本編完結】   作:銅英雄

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遥「前書きからこんにちは!雷轟遥だよ!」

朱里「早川朱里です」

遥「番外編では前書きでも私達が挨拶するよ」

朱里「今回が初めての番外編だよね?」

遥「うん。作者は前々からやる予定だったんだけど、内容や時系列がバラバラで、どのように書き上げるか悩んでたみたい」

朱里「……で、今回がその番外編の1回目って訳だね」

遥「その番外編の第1回は……なんとゲストキャラがいます!」

朱里「1回目からゲストキャラが出るって(色々な意味で)凄いね……」

遥「時系列は入学式の日……。ヨミちゃんが珠姫ちゃんと再会している裏側で、朱里ちゃんはそのゲストキャラと再会……って感じの話だよ!」

朱里「ちなみに雷轟の出番は名前しかないから」

遥「嘘っ!?私主人公だよね!?」

朱里「……長々とすみません。始まります」


番外編
番外編 もう1つの再会


入学式が終わって、クラス分け。周辺の人達は中学からの友達が一緒だったり、違ったりで一喜一憂している人達が多いみたい。

 

(雷轟とは別のクラスか……。まぁクラスが一緒だからどうって訳じゃないけど、賑やかな雷轟が隣にいないだけでやたらと静かに感じるね)

 

実際今日の登校でも雷轟が嬉しそうに制服が可愛いだの、高校で一緒に野球しようだのを学校に着くまでの間に3回も同じ内容を繰り返された。

 

(さて……。先生が来るまで少し時間があるし、週刊ペナントでも読んでよっと)

 

週刊ペナント……通称週ペと呼ばれる野球雑誌。私が毎週愛読している雑誌である。

 

最近では女子野球がよくピックアップされているから、どんな選手がどのような活躍をしているかを確認する為にも、高校女子野球の情報を集め、新越谷で野球をやる為にどのようなライバルがいるかもチェック出来る。

 

週ペには私が中学の頃に所属していた川越シニアも度々掲載されていた。

 

私も雑誌に掲載されるのを薦められたけど、写真とかが苦手な為それを断った。そういうのは金原とか友沢とかに任せれば良いんだよ!

 

「朱里ちゃん……?」

 

私の横で私を呼ぶ声が聞こえた。

 

(私の事を名前で呼ぶのはこの学校では雷轟しかいない筈……。二宮にすらまだ言ってないから、川越シニア出身の人にもまだ伝わってない。一体誰が……?)

 

振り向くとそこには黒髪のお団子ヘアーの子がいた……ってこの子はもしかして……。

 

「もしかして渡辺?」

 

「やっぱり……朱里ちゃんだ。星歌の事を覚えてたんだね」

 

渡辺星歌……。川越シニアのチームメイトで、サブマリンと呼ばれる投法が印象的な投手だった。

 

シニアでも他にアンダーはいなかったし、私や二宮はそれなりに話す仲ではあったと思う。渡辺がどう思っているかは知らないけど……。

 

「まぁそれなりに話したからね。渡辺が投げるあの落ちる球……。渡辺の唯一無二って感じがして良かったと思うよ」

 

「朱里ちゃんはそう言ってくれるんだね。でも星歌のピッチングは学年が上がる度に段々と通用しなくなっていって……」

 

「3年に上がる頃には野球が楽しくプレー出来なくなった……か」

 

「うん……」

 

渡辺の投げる球自体は悪くない。しかし本人がプレッシャーを感じたり、川越シニアの選手層(特に投手)は広く、男子選手も多くいたので、女子の中でも背番号をもらえたのは私、二宮、清本、金原、友沢、橘の6人だけだった。

 

(六道監督も磨けば必ず光るって言ってたし、渡辺自身の欠点さえある程度なんとかすれば橘を追い越して背番号をもらえた可能性はあったかもね……)

 

二宮もたまにサインを無視してわがままになるって言ってたし、我の強い投手であったのは間違いないだろう。

 

「そ、そういえば朱里ちゃんはなんでこの新越谷に来たの?もう野球は辞めたの?」

 

「まさか。野球は辞めないよ。私の生き甲斐だし……。確かにこの新越谷高校は去年に不祥事を起こして停部中だけど、期間的にそろそろ停部が明けるだろうし、私は新越谷で野球をやるつもり」

 

「朱里ちゃんは凄いな……」

 

「渡辺も野球部に入らない?渡辺が入ってくれると私としてもありがたいからね」

 

渡辺は変化球投手だし、球種も多い。評判が悪い新越谷野球部に経験者が何人集まるかわからない以上は投手の経験者は是非ともほしい。

 

「朱里ちゃんの気持ちはとても嬉しいよ。でも星歌は……」

 

そういえば渡辺はシニアでの練習や、他の選手との実力差をかなり気にしていた。

 

練習にはなんとか着いていけていたけど、本人が言っていたようにシニアで渡辺が笑ってプレーしているのを見る事はなくなった。本人も何かしらのトラウマがあるかも知れない……。

 

「……わかったよ。無理には誘わない。でも私は待ってるからね」

 

「えっ……?」

 

「渡辺が来るのを。きっと他の部員達も歓迎してくれるよ」

 

まぁ何人集まるかわからないけど。下手したら部員が私と雷轟だけになる可能性もあるし……。

 

「まぁ入部は無理でも試合の日は観に来てよ。連絡はするから」

 

「うん……。楽しみにしてるね」

 

「大会も全国優勝する勢いで頑張るさ」

 

その前に部員を集めないとね。9人集まるかなぁ……?




朱里「……という訳で、入学式で私と渡辺が再会した話でした」

遥「本当に出番がなかった。私主人公なのに……」

朱里(雷轟は放っておこう……)

朱里「今回のゲストは東方魔術師さんが執筆しているの球詠の二次創作『新越谷の潜水艦少女』から渡辺星歌さんです」

星歌「は、初めまして……。星歌は渡辺星歌です」

朱里「そんなに緊張しなくても良いんだよ?」

星歌「だ、だって他の小説の住人の星歌がこの小説に出る事になるとは思わなかったから……」

朱里「まぁ今回はコラボ企画……って事で渡辺にはあちらとは少し設定を変えて私と同じ川越シニア出身の投手って事になってるよ」

星歌「せ、星歌がシニアで男子達と混ざって野球するなんて思わなかったよ……」

朱里「ちなみに渡辺は本編にも出る事が決まっていて、この番外編と同時に投稿している本編にちょっとだけ出ているよ。直近の話で私が言っていた『あの子』としても一応ね」

星歌「(ちょっとだけとはいえ)本編と同時に!?」

朱里「本編でもあと数話で登場するだろうね」

星歌「き、緊張してきたよ……」

朱里「部員の皆には私から紹介するから、そこまで緊張しなくても良いよ」

遥「それでは今回のゲストは『新越谷の潜水艦少女』から渡辺星歌ちゃんでした!」

朱里&星歌「あっ、復活した……」

金原いずみの藤和生活……(藤和高校野球部の登場人物は全てオリキャラ及び他作品キャラになります)見たい?

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