二宮瑞希です。対オーストラリア代表のミーティングの末に、オーダー(参考段階)が決まりました。
1番 レフト いずみさん
2番 セカンド 雷さん
3番 キャッチャー 高橋さん
4番 ファースト 和奈さん
5番 センター 三森夕香さん
6番 ライト 剣さん
7番 ショート 歩美さん
8番 サード 朝日さん
9番 ピッチャー 渡辺さん
これが対オーストラリア代表のオーダー(参考段階)です。
「……こんな感じかな?」
「おっ?梅田シニアの剣雷コンビが入ってるじゃん」
剣雷コンビとは1番を打っている剣さんと2番を打っている雷さんのコンビ名で、シニアでは主に打撃方面に注目されています。
「……そうですね。あとは打順を調整すれば良い感じになると思います。剣さんと雷さんは打順をくっつけた方が打撃が良くなる傾向がありますし」
三森3姉妹は打順はバラけててもそれぞれのセンターラインが成立していれば上手く連携が機能するのですが、あの2人は打順が繋がっている事で打撃力が向上します。
「あとは歩美ちゃんと雷さんはポジションを逆にしても良いかも……?」
捕球率を取るなら歩美さん、機敏な動きを取るなら雷さんです。これは簡単には決め辛いですし、ギリギリまで考えても良いでしょう。
「……わかった。とりあえずこれを監督に見せてくる。今日はこのまま解散しよう」
「OK☆」
「就寝までまだ少し時間があるし、素振りに行こうかな……」
今日はそのまま解散となりました。和奈さんはどうやら素振りに行くみたいです。
(私も……行きましょうか)
正直気乗りはしませんが、行かなければならない理由がありますからね。
宿泊ホテルのロビーの裏口。私はこの場所で人を待っています。
「お待たせしました」
「私も先程来たばかりなので、問題ありません」
「そう言ってくださるとありがたいですね」
やってきたのはロジャー・アリアさん。令嬢のイメージが崩れない妖艶な人です。
「では情報の交換会を始めましょうか」
「そうですね。まずは私から……」
私がロジャーさんに渡す情報はジャジメントグループの動向です。最近とある人物のクローンが起動した……というところまでは掴んでいます。
「………!これは本当ですか?」
「写真もあるので、真実でしょう。そしてそのクローンはオリジナルと同じ上守甲斐と名乗っています」
「そう……でしたか。ありがとうございます瑞希さん。私が生きる意味を改めて見出だす事が出来ました」
お礼を言うロジャーさん。そういえばロジャーさんはオリジナル(上守甲斐)と元ジャジメントグループの会長の神条紫杏に救われた……という話を聞いた事があります。今ではどちらも亡くなっていますが、上守甲斐さんの方は予め造られていたクローンが活動しています。
「……っと、失礼しました。私が渡す情報はこちらです」
こうして夜が更けるまでロジャーさんとの情報交換は続きました。
金原いずみの藤和生活……(藤和高校野球部の登場人物は全てオリキャラ及び他作品キャラになります)見たい?
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