最強のスラッガーを目指して!【本編完結】   作:銅英雄

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番外編 二宮瑞希の白糸台生活 世界大会編33

≪日本代表とアメリカ代表の試合、楽しみにしてるぞ!≫

 

≪その前に日本代表はキューバ代表との試合がありますね。苦戦するとは思いますが、頑張ってください≫

 

≪もし日本代表とアメリカ代表の決勝戦が実現したら、私達3人で応援に行くからね!≫

 

二宮瑞希です。風薙さん、ボストフ選手、ジータパーラー選手の3人から激励を頂きました。そして3人は用事があるのか、どこかへ行きました。

 

「あんな激励をもらっちゃったら、頑張るしかないよね……!」

 

朱里さんもやる気を出しているみたいですね。それは良い事なのですが……。

 

「キューバ代表との試合でも朱里さんはクローザーの予定です。余程の事がない限り、早い段階での登板はないものと思ってください」

 

「わ、わかってるよ……」

 

日本代表がキューバ代表を相手に点差が大きくない限りは、朱里さんの早期登坂はないでしょう。

 

「はぁ。とりあえず熱が冷める前に、ランニングして帰ろうかな……」

 

……もう良い時間になっていますね。

 

「私はもう少しこの辺りで行動します」

 

「何をするの?」

 

「少し用事があるんですよ」

 

いつもの情報収集に加えて、会っておきたい人がいますからね。丁度このアメリカに来ているという私にとっては朗報です。

 

「……じゃあ私は先に宿舎へ戻るね」

 

「監督達には少し遅くなると伝えておいてください」

 

そこまで遅くはならないでしょうが、万が一があります。 

 

「わかったよ。……無理はしないでね」

 

そう言って朱里さんはランニングに向かいました。どうやら私の安否を心配しているようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(……私は心配されるような資格は持っていないと思いますがね)

 

朱里さんも和奈さんと同様に優しいです。こういう人が人の上に立つのでしょう。

 

「…………」

 

来ましたね。こちらの待ち人が……。

 

≪本日はご足労頂きありがとうございます≫

 

「…………」

 

私が今話しているのは現在ヒーローとして各地を転々と廻っている1人です。わかりやすく言えば、天王寺さんと同じ立場の人ですね。現地が現地なので英語で話しましたが、どうやら日本語で良いみたいです。

 

「それで私がほしい情報なのですが……」

 

「…………」

 

「……はい。それで間違いありません。ありがとうございます」

 

私がほしい情報を相手に提供する代わりに、私は相手がほしい情報を提供します。

 

「…………」

 

「……これが私が入手した情報です」

 

「…………」

 

「お役に立てて何よりです」

 

それからも情報交換は続き、気が付けば空が暗くなっていました。

金原いずみの藤和生活……(藤和高校野球部の登場人物は全てオリキャラ及び他作品キャラになります)見たい?

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