最強のスラッガーを目指して!【本編完結】   作:銅英雄

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番外編 二宮瑞希の白糸台生活 2年目春⑱

二宮瑞希です。1軍20人は背番号のズレさえあれど、結局動きませんでしたね。風音さんや紗菜さんからは有望な1年生が何人かいる……という話なので、今後に期待しましょう。

 

「二宮。本当に……やるのか?」

 

斎藤さんへの荒療治プランを本当にやるのかと、新井さんに問い掛けられました。まぁこれからやる事は斎藤さんの投手としてのプライドを折るようなものですからね……。斎藤さんの精神力が試されます。

 

「そうですね。簡単に……とはいきませんが、斎藤さんに危機感を持たせる必要があります」

 

「一発病を治す為……か。なんか私には斎藤が何かしらの信念を持って投げているようにも見えるんだがなぁ……」

 

新井さん目線では斎藤さんが何かしらの信念、或いは拘りを持って投げているように見えるようです。仮に新井さんの想像通りだとすると斎藤さんと新井さんは経緯は違えど、同じ境遇に立たされた投手……という事になりますね。

 

(まぁその辺りはプラン2で良いでしょう。最悪新井さんに任せるのもアリです)

 

今は私が練ったプランで斎藤さんを矯正させましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場所は変わって、1軍のグラウンド。

 

「斎藤にはこれからレギュラー陣から9人と1打席勝負をしてもらう」

 

「………!」

 

新井さんの発言で斎藤さんはどこか嬉しそうにしていました。1軍に残留出来た事の戸惑いは消えてしまったみたいですね。

 

「斎藤の相手9人は私と二宮で選んだ。レギュラー陣から選ばれた9人は順番に打席に入って、斎藤と勝負してくれ。無論互いに全力で勝負する事!」

 

斎藤さんと勝負する9人は……。

 

 

1番 日葵さん

 

2番 陽奈さん

 

3番 新井さん

 

4番 大星さん

 

5番 バンガードさん

 

6番 九十九さん

 

7番 半田さん

 

8番 鋼さん

 

9番 私

 

 

この9人が斎藤さんの荒療治に付き合う面子になります。互いに全力……という事で、日頃のストレス等をぶつけてください。

 

「じゃあ捕手役は渡邉にお願いする。斎藤を勝たせるリードを遠慮なく行ってくれ」

 

「はい」

 

捕手役に渡邉さんを選んだのは、今後斎藤さんとの付き合いが1番長くなると判断した為です。

 

「よろしくねー!」

 

「……よろしくお願いします」

 

日葵さんが打席に立って、勝負開始です。

 

(私の予想では、結果は既に見えていますが……)

 

 

カキーン!!

 

 

快音が鳴り響き、その音から放たれた打球はまっすぐに柵を越えていきました。ホームランですね。

 

(それにしてもここまで予想通りにいくと、私達9人にとってはバッセンと変わりませんね)

 

斎藤さんにはなんとか足掻いて、抗ってほしいのですが、厳しそうですね。

金原いずみの藤和生活……(藤和高校野球部の登場人物は全てオリキャラ及び他作品キャラになります)見たい?

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