最強のスラッガーを目指して!【本編完結】   作:銅英雄

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番外編 二宮瑞希の白糸台生活 2年目春24

二宮瑞希です。私は新井さんと大星さんと一緒に、鍋墨綾子さんの事について話をしていました。彼女の評判等について……。

 

「……まぁ鍋墨を見て思うところがないでもない。あの人はどこか照さんと似てる部分があるからな」

 

「ええー?照とは似ても似付かないでしょ!」

 

新井さんの話によると、鍋墨さんは宮永照さんに似てると思っているようです。大星さんがそれを全否定しているようですが……。

 

「私が言っているのは、メディアに映っている照さんについてだ。万人受けする笑顔で他者との距離を詰めるのが上手い。悪く言えば、営業スマイルと言うのだろうか……。鍋墨からはそんな感じがした」

 

「でも照と比べると、野球の腕は天と地程の差があるよ!」

 

「野球の話はしてないんだが……。それに鍋墨は新宮寺と同じくこの春で野球を本格的に始めたんだ。その辺りを比べるのは酷が過ぎる」

 

「むぅ……!」

 

「しかし新井さんの言う事は間違っていないでしょう。分け隔てない笑顔はメディアで見た宮永照さんと似てる部分は確かにあります。それにこの春に野球を始めて、ここまで登り詰めている実力も間違いなく本物です」

 

それでも気になる部分はありますので、鍋墨綾子について色々と調べておきましょうか……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「綾子ちゃんについてですか?」

 

「はい。新宮寺さんが知っている事が訊きたいです」

 

鍋墨さんと小、中学生時代の同級生である新宮寺さんに尋ねます。チームメイトに鍋墨さんと同じ学校の人がいて良かったですね。

 

「……って言っても、私そんなに綾子ちゃんのあれこれを知ってる訳じゃないですよ?数多い友達の1人って感じだったと思いますし」

 

「どんなに些細な事でも構いませんよ」

 

「えっとですね……」

 

新宮寺さんからは鍋墨さんの小、中学生時代の授業について訊きました。今と同じように分け隔てなく人と接して友達が多く、笑顔が可愛い女の子だった……と。今と似たようなものですね。

 

(個人的に鍋墨さんが作った新たなる組織について何か知っているか……と思いましたが、空振りでしたね。まぁ裏の世界に縁がなければそれに越した事はありません)

 

そちらについてはまた別で調べてもらうとしましょう。

 

「最後に1つ訊きたいのですが、鍋墨さんはどうしてこの学校に一般受験をしようと思ったのですか?」

 

これは本人に訊いても良いのですが、はぐらかされる可能性が高いと踏んだので新宮寺さんに尋ねる事にしました。

 

「さぁ……?でも私に白糸台の事について質問してきたから、それが何か関係があるのかも知れません」

 

「そうですか……」

 

(そうなると鍋墨さんは新宮寺さんを追い掛けてというよりは……)

 

何れこちらに鍋墨さんが接触する可能性が高いですが、かといって何か必要な事がある訳でもありません。その日が来た時に対処するとしましょう。

金原いずみの藤和生活……(藤和高校野球部の登場人物は全てオリキャラ及び他作品キャラになります)見たい?

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