最強のスラッガーを目指して!【本編完結】   作:銅英雄

307 / 1797
番外編 二宮瑞希の白糸台生活 2年目地獄の合宿④

二宮瑞希です。船に乗って約3時間……。

 

「は~い、ご到着~」

 

遂に獄楽島へと到着しました。

 

『む、無人島……?』

 

荒々しい無人島の光景に半数以上の人達が困惑しています。無理もありませんね。

 

「無人島で合宿だなんて、すっごくワクワクするよー!」

 

「自然を感じながら、野球の練習……。なんだかオツを感じマース!」

 

一部この島を既に楽しんでいる人もいるみたいですが、それでも緊張の方が勝ってしまいますね。普通なら……。

 

「こ、ここは私達洛山高校が合宿の時に利用している無人島で……」

 

「その名も獄楽島~。詳細の続きは彼女に任せますね~。ではお願いします~」

 

洛山専用のグラウンドみたいなものですね。しかし獄楽島……。確かとある社会人野球チームのグラウンドもあったような気もしますが、奥の方にあるのでしょうか?

 

「諸君、よくぞ獄楽島まで来てくれた。これから5日間は私の考えた地獄の練習メニューをこなしてもらう」

 

非道さんに呼ばれて出て来たのは、大柄の女性……。どこか大豪月さんと似た雰囲気を持っていますね。

 

「だが強制はしない。無理だと思ったら休め。昨今はそういうルールが煩いからな。だが元気のある内は練習をしてもらうぞ」

 

無理強いはしない辺り、現代の優しさを感じますね。

 

「昔に比べたら、大分甘いですよね~」

 

「まぁ世間体……というか、問題を起こし過ぎるな……と釘を刺されているからな。貴様や大豪月を鍛えていた頃なんかは平気で死人も出ていた」

 

どうやら時代錯誤のようです。それにしても大豪月さんや非道さんの幼少期というのもイマイチ想像が出来ません。

 

「どうせ5日間限りの付き合いだ……。貴様等に名乗る名などない。とりあえず私の事は社長と呼べ」

 

『な、何故に社長……?』

 

この風貌で社長という呼び名……。思い出しました。彼女は社会人野球で1番強いと言われている『黒獅子重工』のキャプテンですね。社長という通り名をそのまま選手名として登録しています。他にも部長という選手がいるのだとか……。

 

「人数は非道と黛を除けば……13人か。それなら一括りで練習が見られそうだ」

 

「そうですね~。彼女達にはとりあえずウチの子達がやってるメニューで良いんじゃないですかね~?」

 

「……そうだな。あとはそれぞれ別の練習メニューを考えていけば良かろう。連中のデータもあるしな」

 

私達が今からやる練習は洛山の選手達がやっている練習と同じものと見て良さそうですね。

 

(和奈さんがやっていたという特別な練習の全貌もわかるでしょうか……?)

 

獄楽島での合宿が始まろうとしています。気張っていきましょうか。

金原いずみの藤和生活……(藤和高校野球部の登場人物は全てオリキャラ及び他作品キャラになります)見たい?

  • 見たい
  • 見たくない
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。