最強のスラッガーを目指して!【本編完結】   作:銅英雄

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番外編 二宮瑞希の白糸台生活 2年目地獄の合宿⑦

「全員落ちずにクリアするとは中々やるではないか。今日は初日だから終わりにするが、明日以降は倍以上のキツさが待っているから、それ相応の覚悟をしておけ!」

 

『はいっ!』

 

二宮瑞希です。段々ここの集まりが体育会系になりつつあります。洛山野球部もこんな感じになっているのでしょうか?

 

「明日からは洛山野球部の代表と個人的に来ている奴等も合流する……。力を合わせて、私の練習メニューから生き残る事だな」

 

「この後は食事と入浴、それ以降は就寝、朝は4時起床だから、疲れた人達はゆっくり休んでた方が良いよ~」

 

4時起床ですか……。普段寄りも1時間早く起きなければいけませんね。私はともかく、朝が弱い人達は相当辛そうです。

 

「それと……練習前に呼んだ連中は食事の後でそれぞれの場所で待っておけ」

 

メニューUに該当する朱里さんとウィラードさんに、メニューSの雷轟さんとバンガードさんと上杉さんは海辺で、メニューAの武田さん、川原さん、香菜さん、夢城さんの4人は林の方にて待機のようです。私は白糸台の捕手なので、香菜さんのいる林の特別練習に付き添いましょうか。

 

「二宮さんは林の方に行くの?」

 

歩を進めようとすると、山崎さんから声が掛かりました。山崎さんもどちらかに付き添いをしようと考えていたみたいですね。

 

「そうですね。海辺の方は白糸台メンバーが該当していませんので……」

 

「……私もそっちに行こうかな。ヨミちゃんも気掛かりだし。良いかな?」

 

「私は構いませんよ」

 

そもそも私が決める事ではありませんからね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の練習の前に腹ごしらえのようです。食べ盛りとはいえ、食べ過ぎには注意しましょうね。

 

「わぁ……!」

 

「す、凄い豪華な食事……」

 

並んでいるのは秋刀魚のカルパッチョ、ローストビーフ、ピザ、稲荷寿司ですね。稲荷寿司にはバターが乗っています。食べ過ぎてしまいそうな食欲を誘っていますね。

 

「これ等の料理はこの島に来ているシェフが作ってくれている。彼女に感謝するように!」

 

「……ってこれを1人で作ってるの!?」

 

「去年の秋頃から自主的にこの島に来る条件として、食事を作ってもらっているからな。私もこれ程の料理がお目にかかれるとは思わなかったが……」

 

この量の料理を1人で作っているとなると、相当腕のある料理人ですね。

 

「…………」

 

(あちらにいるのが、ここの料理を作った人のようですが……) 

 

「あ、あれって美園学院の三森さんじゃ……?」

 

山崎さんが呟いたように、この料理を作ったのは三森さんのようです。三女の夜子さんですね。

 

「今回もよく出来た料理だったな」

 

「これくらいは朝飯前。それに今回のは最近の中では自信作の創作料理……」

 

ここで料理を振る舞う事で練習に参加している人達はモチベーションが上がり、夜子さんはここでいつでも練習する事が出来る……。お互いにWin-Winの関係を築こうという訳ですか……。

 

「……ちなみに他の姉妹も来てるの?」

 

「姉さん達は明日になると洛山の人達と合流する予定……。私はシェフとして社長に呼ばれて、一足早くこの島に来た」

 

夜子さんの将来は料理人が最適解でしょう。野球でものにならなかった時の保険としてもかなり上位の職業に就けそうで羨ましい限りです。

金原いずみの藤和生活……(藤和高校野球部の登場人物は全てオリキャラ及び他作品キャラになります)見たい?

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