最強のスラッガーを目指して!【本編完結】   作:銅英雄

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番外編 二宮瑞希の白糸台生活 2年目地獄の合宿⑪

二宮瑞希です。野球場に着いた途端、先程まで屍のようになっていた人達が水を得た魚のように元気になっています。不思議な身体の作りをしていますね。

 

 

カンッ!

 

 

「セカンド!」

 

「任せて!」

 

 

バシッ!

 

 

機敏な動きを見せているのは、内野にいる三森3姉妹ですね。素早い動きと、それでいて繊細な守備は唯一無二の性能だと思います。

 

 

ズバンッ!

 

 

「ナイスボール!どう?薪割りの成果は出てる?」

 

「う~ん、どうだろう?まだ薪割りも始めたばっかりだしなぁ……。社長も積み重ねていく事で初めて成果が発揮されるって言ってたし、これからじゃないかな」

 

「でも着々と力が付いていってる感覚はするかも……」

 

あちらでは新越谷の投手陣が薪割りの成果を実践しているようですね。朱里さんだけ別行動なのが少し違和感がありますが、朱里さんは朱里さんでウィラードさんとの練習で四苦八苦している事でしょう。

 

「待たせたな諸君。昼休憩を行った後は試合をしてもらう!」

 

『し、試合!?』

 

この場にいるのは社長を抜いて21人。ギリギリ紅白戦が出来そうではありますが……?

 

「試合の相手は私が携わってる社会人野球チーム……黒獅子重工が務めよう!」

 

社長が指事している黒獅子重工は社会人野球チームでも1、2を争う超強豪……。まともに試合をすれば、私達は勝てないでしょう。

 

「自慢をする訳ではないが、我が黒獅子重工はプロチームにも負けないように訓練されている選手揃いだ。普通に試合をすればこちらの圧勝だろう……。だがこちらからは3軍メンバーと洛山高校の代表者5人で挑む。これで戦力差はほぼなくなるだろう」

 

どうやら黒獅子重工は3軍メンバーに加えて洛山の代表者5人を加えたチームで試合に臨むそうです。

 

(裏を返せば、私達の総合力は黒獅子重工の3軍メンバーくらいのレベルはあるという訳ですか……)

 

これをプラスと捉えるか、マイナスと捉えるか……というのは個人の個性が出るところです。

 

「な、なんか凄い展開になってきたね……。瑞希ちゃんはどう思う?」

 

香菜さんが試合の行方を気にして、私に意見を求めてきました。 

 

「黒獅子重工の3軍メンバーの選手レベルはプロ注目の高校生と同様かそれ以上……。アメリカ帰りの上杉さんとウィラードさんがこちらの味方に付き、向こうも同様に和奈さんに非道さんと黛さん、アメリカ帰りのシルエスカ姉妹を加入……。総戦力を計算すれば、こちら側がやや不利……と言ったところでしょう」

 

この試合の本当の目的は合宿の成果が出ているかどうか……というところでしょう。

 

「それでは間もなく昼休憩の時間だ……。しっかりと休み、我が黒獅子重工に臨めるようにするんだ!」

 

『はいっ!!』

 

合宿の成果、発揮しているかどうか楽しみですね。

金原いずみの藤和生活……(藤和高校野球部の登場人物は全てオリキャラ及び他作品キャラになります)見たい?

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