最強のスラッガーを目指して!【本編完結】   作:銅英雄

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番外編 二宮瑞希の白糸台生活 2年目地獄の合宿39

「諸君!此度の試合はご苦労だった……。これにて一部を除いた地獄の合宿全プログラムを終了とする!」

 

二宮瑞希です。先程の試合終了を以て地獄合宿のプログラムが全て終了しました。その発言で脱力している人達がちらほらといます。

 

(社長が言ってた一部……というのは、特別練習メニューを行っている人達の事でしょうね)

 

「明日で諸君はそれぞれ元の地に帰る訳だ……。よって今宵は宴だ!思う存分騒げ!!」

 

『わぁーっ!!』

 

飴と鞭を与えるのが本当に上手いですね。先程まで酷い目に合っていた人達とは思えないような、楽しそうな表情をしています。

 

「夜までに時間があるから、それぞれ練習するも良し、休むも良し!それぞれ思い思いに行動せよ!!」

 

『おおっ!!』

 

私は香菜さん達と一緒に特別練習メニューAを見ておきましょうか。

 

「……私はとりあえず食事の準備をする。今日はいつもよりも量が多いから、姉さん達も手伝って」

 

「もちろんよ!」

 

「夜子の料理の手伝いが出来るなんて光栄だわ」

 

「大袈裟……」

 

三森3姉妹の会話や……。

 

「行きましょう早川さん。私達も早いところ完全なものに仕上げないと」

 

「それもそうだね」

 

朱里さんとウィラードさんが行っている特別練習メニューUの行く末も気になりますが、今は白糸台高校野球部の二宮瑞希として白糸台高校のエースの一角である香菜さんのサポートに回りましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バキッ!

 

 

特別練習メニューAの練習内容はただひたすらに大きな斧で大きな丸太を切る(割る)事です。これだけでかなり屈強な上半身が身に付くでしょう。

 

(あとはその上半身に見合った下半身作りのメニューを考えておきましょうか)

 

 

バキッ!

 

 

丸太を切る音を聞きながら、今日成果を軽く振り返るとしましょう。

 

(今日の試合の先発は川原さん……。秋の彼女とは比べ物にならない球のキレを発揮していましたね)

 

球質に重みを感じました。相手が洛山(+黒獅子重工3軍選手)でなければ、それこそ完全試合も視野でした。

 

(逆転出来たのは、雷轟さんのホームランによるもの……)

 

覇竹と呼ばれる高速スイングでギリギリまで球を見極める事が出来るようです。元々球の見極めを行っていた雷轟さんにとってはそこまで苦でもない印象のあるスイングでしたね。

 

バンガードさんに訊いた話によりますと、大きな若竹の葉を素振りによって全て振り落とす……といった内容でしたか。薪割りに負けず劣らずのハードそうな練習です。

 

(そして試合を締めたのは朱里さん……)

 

朱里さんとウィラードさんが行っている特別練習メニューUはアンダースロー投手の更なる強化練習……。練習を見ていた(?)バンガードさんは海面に向かっての石投げをしていたとの事。

 

砂埃に紛れて擬似的な消える魔球となった球を相手取るにはかなり多量の対策を練る必要がありますね。

 

(思えば試合を動かすレベルの活躍をしたのは新越谷の選手ばかりでしたね……)

 

私達白糸台も負けないように頑張らないといけません。

金原いずみの藤和生活……(藤和高校野球部の登場人物は全てオリキャラ及び他作品キャラになります)見たい?

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