最強のスラッガーを目指して!【本編完結】   作:銅英雄

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番外編 二宮瑞希の白糸台生活 夏大会編 1年目①

二宮瑞希です。今日は夏大会のレギュラー発表の日なので、1~3軍の選手が集まっています。100人が密集しているので少し暑苦しいですが、まぁ我慢の範疇でしょう。

 

「す、凄い人だね……」

 

「人がゴミのようデース!」

 

「止めなさいバンガードさん。しかしこの人数が1度に集められるのは確かに異質ですね……」

 

「えー?お祭りみたいでなんか楽しいじゃん!」

 

私の横にいる4人は現状2軍ですが、1軍でも通用するレベルの実力を秘めています。まぁ平たく言えば1軍半ですね。

 

「あー。これからレギュラーを発表する。私が名前を呼んだ奴が夏大会のレギュラーだ。あと名前を呼ばれたからって返事とかはいらないぞー。ふあぁ……」

 

あの欠伸をしている人が白糸台の1軍監督です。怠惰な雰囲気ですが、実力はあります。というかなかったら、ここにはいません。

 

「えー、1番神童、2番二宮……」

 

「嘘っ!?瑞希ちゃん正捕手!?」

 

「凄いデース!私も負けてはいられまセーン!」

 

「まずは1軍昇格だね……!」

 

「そうですね。頑張りましょう」

 

私は無事に背番号を獲得する事が出来ました。とはいえやる事は変わりませんが……。

 

「11番新井、12番半田……」

 

新井さんと半田さんは2年生の主力の人達ですね。他に8番で呼ばれた大星さんと、9番で呼ばれた九十九さん等がいます」

 

「……以上の20人がレギュラーメンバーだ。今回は面子が動かなかったな。おいおいしっかりしてくれよ2軍3軍共~。これじゃあ何の為にテメー等を呼んだのかわからないぜ?」

 

「そういえば何で私達は呼ばれたんだろ……?」

 

監督のぼやきに反応したのは鋼さん。この100人が密集している事にようやく疑問を持ったみたいですね……。

 

「理由としては下克上の可能性があるからですね。今回はなかったみたいですが、時々2、3軍からレギュラーが抜擢される事があります」

 

「1軍にいれど、レギュラーメンバーに呼ばれなかった人は……」

 

「当然降格ですね。1軍外から呼ばれたところへ……」

 

「……恐ろしい話ですね。よしんば1軍に昇格出来ても、レギュラーに選ばれなければすぐさま降格ですか」

 

「まぁ厳しいっちゃ厳しいけど、この世は弱肉強食だから仕方ないんじゃないー?」

 

「そ、それで済ませて良いのかなぁ……」

 

白糸台の1軍は不定期に昇格し、大会のレギュラーに選ばれなければ降格……というシステムです。私はこうして無事に選ばれた訳ですが、これから行う事を考えれば私は2軍に降格しても仕方のないと思っています。

 

「瑞希ちゃん?何か恐ろしい事考えてない……?」

 

「気のせいですよ」

 

鋼さんはどこか和奈さんに雰囲気が似ていますね。何故か私の心配をしてくれています。

 

(とりあえず監督や神童さん達の許可は得ましたし、夏大会の動きは決まりましたね)

 

和奈さんやいずみさんも誘ってみるのも良いかも知れませんね。

金原いずみの藤和生活……(藤和高校野球部の登場人物は全てオリキャラ及び他作品キャラになります)見たい?

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