二宮瑞希です。やけに長く感じた埼玉選抜と京都選抜の試合が終幕しました。
「いやー、名試合だったねー!」
「そうですね。手に汗握る良い試合でした」
これで残るは3試合。段々と終わりが近付いているのがわかりますね。
「県対抗総力戦もいよいよ準決勝かぁ……。埼玉選抜の次の相手って確か瑞希達のいる……」
「はい。西東京選抜です」
「あーあ。あの時和奈達に勝ってれば、アタシ達が埼玉選抜と戦ってたんだよね……。ね、もしもアタシ達があの時勝って埼玉選抜と試合をする事になったらどうなってたと思う?」
いずみさんがもしも東東京選抜が埼玉選抜と試合をしていたら、どういう結果か気になっているようです。
「たらればの話は現実的ではないので、余り好きではありませんが……。まぁなんだかんだで埼玉選抜が勝っていたのではないですか?」
「瑞希にしては随分と曖昧な答えだね。しかもアタシ達負けてるし……」
「過ぎてしまった出来事にもしも……等というifの話を持ち掛けられても、想像の回答しか出来ません」
「そっか……」
(実際のところ過程はどうあれ埼玉選抜が勝っていたのは間違いないでしょう。ロジャーさんが策を練って、いずみさんが起点に、東東京選抜の打線が爆発……。そして音ノ木坂高校や虹ヶ咲学園の生徒達もその実力を遺憾無く発揮していた可能性は高いですね)
流石にあそこまで外国人選手をふんだんに使うとは考え難いですが、今となっては考えるのも無駄でしょう。
「そういえばいずみさんは最後まで観て行くのですか?この県対抗総力戦を……」
「ん~、一応そのつもり。藤和の先輩達はアタシをキャプテンに指名してくれたし、早速キャプテンとして藤和野球部を引っ張って行きたい気持ちもあるんだけど、それ以上にこのお祭りのような催しを最後まで楽しみたいんだ☆」
「お祭り……ですか」
(天王寺さんが以前に言っていた何かが起こる……という事態に備えて、私も出来る限りの対策をしておきたいので、余りこのお祭りとやらは楽しめそうにないですね)
まず第一に和奈さんを守るところからですね。そこから出来る限り守る人間は増やしていきたい所存です。
ブーッ!ブーッ!
「瑞希、スマホの通知が来てるんじゃない?バイブが震えてる感じがするけど……」
いずみさんの言うように、スマホから通知が来ています。通話の相手は……十文字さんですね。
「……本当ですね。では私はこれで失礼します」
「バイバーイ☆」
埼玉選抜への対策を話し合うといった内容でしょうし、私の意見を十文字さんにぶつけてみましょうか。
金原いずみの藤和生活……(藤和高校野球部の登場人物は全てオリキャラ及び他作品キャラになります)見たい?
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