最強のスラッガーを目指して!【本編完結】   作:銅英雄

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番外編 二宮瑞希の白糸台生活 県対抗総力戦編60

『群馬選抜のリードオフガールであるイーディス選手、華麗な内野安打を決めました!打率10割はここまで来ても継続です!!』

 

『県対抗総力戦は従来の大会とは別枠のお祭りみたいなものだから、特に打率とかはないけどね……。それにしても割と余裕のある走塁でしたね。あれ程の走力なら、盗塁も視野に入ります』

 

「あ、あっさりと打たれちゃった……」

 

「亮子も打球の処理がかなり美味かったのにねー」

 

「イーディスさんが単純にその上を行っただけでしょう。静華さんや三森3姉妹とはまた違った走塁ですね」

 

ノーアウト一塁。ここは盗塁も視野に入る場面ですが……。

 

 

コンッ。

 

 

即座に送りバントでしたね。

 

『アウト!』

 

これでワンアウト二塁となりました。

 

「うーわ……。綺麗に送られたね~」

 

「2番の暮羽さんは大会でも犠打率がかなり高いですね。今大会ではリンゼ・シルエスカさんに次いで2位です」

 

犠打の比率では陽奈さんも負けてはいませんが、ツートップが余りにも巧みにやってくるんですよね。故に陽奈さんも見習いたいと以前言っていました。

 

「確かにリンゼちゃんに負けず劣らずの仕事人だったね……。でも暮羽さんってシニアでは確か投手だったよね?」

 

「そうですね。速いストレートと、決め球のスローカーブの緩急差を上手く活かした投手でした」

 

緩急差を自在に操っていた左腕ですね。現在は左利きでセカンドをやっていますが、時々投手としても登板しているようです。

 

「特にスローカーブはアタシも打ちあぐねていたからね。和奈がホームラン打ってくれたから、勝てたって試合だったし……」

 

暮羽さんとはシニア時代に2度、対戦の機会がありました。何れも和奈さんが打たなければ、こちらが不利になっていたのは間違いありません。

 

「いずみさんのような左打者には厳しいスローカーブでしたね。今で言えば、亮子さんが似た球を投げていますが……」

 

暮羽さんと亮子さん……。この2人は左打者には届かないカーブを投げるのが大きな特徴ですね。

 

「うっ……!お、思い出させないでよ~!遥みたいなアンバランスな姿勢で打つのはやっぱアタシには無理だし……」

「いずみちゃんは悪球打ちも出来てるし、そこまで心配ないと思うんだけど……」

 

「なるべくキチンとした姿勢で打ちたいんだよね。悪球打ちは基本カット用だとアタシは思ってるし……」

 

「それよりも今は試合観戦に集中しましょうか。埼玉選抜が初回にして正念場ですよ」

 

ワンアウト二塁の場面で3番のウィラードさん。そして4番の上杉さんと対峙しようとしています。

金原いずみの藤和生活……(藤和高校野球部の登場人物は全てオリキャラ及び他作品キャラになります)見たい?

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