最強のスラッガーを目指して!【本編完結】   作:銅英雄

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番外編 二宮瑞希の白糸台生活 命運を賭けた試合編④

ズバンッ!

 

 

『ストライク!バッターアウト!!』

 

「ああっ!?」

 

8回裏。この回はいずみさんから始まりますが、数球粘った末に三振。最後の1球はかなり球速を上げてきてますね。

 

「くぅ……!最後の最後でまた球速を上げてきたんだけど!?」

 

「でも静華ちゃんと瑞希ちゃんが言ってた攻略法がなかったら、きっと私達の誰もが打ててなかったと思うよ……?」

 

「まぁ女子高生に投げる球じゃないからねぇ……」

 

相手チームの唯一にして致命的な弱点……。それは動きが機械的である事ですね。故に動きを読みやすいのですが、決定打を与えられないのもまた事実……。やはり打てる打者は限られてきます。

 

「それにしても私達があの人の投げる球に抗えてるのって凄いよね」

 

「さっきも言ったけど、普通なら打てないからね。村雨や二宮が対策を講じてくれたから、ここまで互角に渡り合えてるんだ」

 

安打数だけなら8と結構打ててはいるのですが……。

 

「それでは行ってくるでござるよ!」

 

そして次は静華さんの打席……。この試合に勝つ為の鍵が静華さんである事は間違いありません。静華さんがいなければ、きっと私達は惨敗していたでしょう。

 

 

コンッ。

 

 

『バント!?』

 

静華さんは初球セーフティバント。上手いですね。静華さんの足なら、確実に内野安打をもらえます。

 

『セーフ!』

 

これでワンアウト一塁。このイニングで得点しておきたいところですね。

 

「次は私の番ね……!」

 

3番の上杉さん。こちらのチームの安打数8の内、2本は彼女が打ったものです。期待値はかなり高いですね。。

 

 

ズバンッ!

 

 

『ストライク!』

 

電光掲示板の球速表示には170と出ていました。この試合最速です。

 

「うわっ!?遂に170キロ出ちゃったよ……。160キロ代でも打つの難しかったのに……」

 

「しかもサウスポーなんでしょ?あれで170キロ出るのは異例でしょ……」

 

これまであの投手の球速は平均165キロ程でしたが、ここに来て終盤力を跳ね上げていますね。

 

 

ズバンッ!

 

 

『ボール!』

 

 

ズバンッ!

 

 

『ボール!』

 

相手投手のコントロールは余り良くなく、これまでの四球は5つと多めなのも、こちらにとっては大きな救いでしょう。

 

そして4球目……。

 

 

コンッ。

 

 

『ま、またバント!?』

 

今度は上杉さんまでもセーフティバントをしてきました。形振り構っていられないので、致し方ありません。

 

『セーフ!』

 

一塁二塁共々セーフ……。スコアリングポジションにランナーが溜まり、4番の雷轟さんに回ってきました。

金原いずみの藤和生活……(藤和高校野球部の登場人物は全てオリキャラ及び他作品キャラになります)見たい?

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