和奈「どこまで進むんだろ……?」
瑞希「作者のモチベーション次第ではありますね」
和奈「そ、そんないい加減な……」
獄楽島の海辺まで来た私達。誰かが横たわって……というか倒れてないこれ?
「状況から見るにお昼寝……という訳じゃなさそうね」
「こ、こんな場所でお昼寝は出来ないと思うけど……」
「でも、このまま放っておく訳にも、いきませんよね……」
リンゼちゃんの言うようにこのままにしておく訳にはいかないので、倒れている人を起こしに……。
「あ、あの……。だ、大丈夫ですか?しっかりしてください」
体を揺らして呼び掛ける。近くで見ると、綺麗な人だなぁ……。
「う、うう……!」
「……なんか魘されてない?」
「な、何かあったのかな?」
でも反応してくれたので、あと一息だよね?頑張って起こさなきゃ!
「大丈夫ですか?意識を保ってください」
「うう……!はっ!?」
やっと目を覚ましてくれた……。でもなんでこんな所で倒れてたんだろ……?
「う……。確かあたしは天王寺を追い掛けてて……」
「天王寺……?人の名前かしら?」
「話の流れ的にそうだと思うけど……」
天王寺ってあの天王寺さんかな?前に見た時は長野にある清澄高校にいたみたいだけど、今はどこの高校にいるのかな……?
「それでここに流れ着いて……って、貴女達が助けてくれたのよね?ありがとう」
「い、いえ。私達は偶然ここを通り掛かっただけですので……」
「そのお陰であたしは助かったのよ。命の恩人だし、お礼を言わない方が失礼だわ」
な、なんだかムズムズするよ……。
「感謝ついでに訊きたいのだけど、この写真の子を見なかったかしら?」
女性が出したのは、天王寺さんの写真……。本当に天王寺さんの知り合いなんだね。
「初めて見る人ね。少なくとも私は知らないわ」
「わ、私も……。知りません」
「そう……。貴女は?」
シルエスカ姉妹は当然天王寺さんの事を知らず、私にお鉢が回ってきた。な、なんて答えたら良いのかな……?
「え、えっと、前に天王寺さんに会った時は……」
「天王寺を知ってるのね!?」
「は、はい。も、元チームメイトだったので……」
凄く食い付いてきた。必死に天王寺さんを探しているのが伝わってくるよ……。
「やっとこんな島とはおさらば出来る……!どこで見たの?」
「長野県にある清澄高校って所に……」
「OK!長野の清澄高校ね!ありがとう!」
「いたんですけど……って、行っちゃった……」
だ、大丈夫なのかな?もう天王寺さんは長野にはいないと思うんだけど……。
「和奈の話を最後まで聞かない方が悪いし、和奈が気にする必要はないわよ」
「そ、そうなのかな……?」
あの人が無事に天王寺さんと合流出来ると良いんだけど……。
「やっと手掛かりを見付けた……けど、天王寺は自由奔放の風来坊だから、もう訊いた場所にいない可能性の方が高いわね……」
(あの子の言葉を最後まで聞くべきだったわね。それに名乗りもしなかったし、正義の味方失格だわ……)
「でも時間がないの……。第2次カタストロフが始まろうとしてる……。なんとしても天王寺を見付け出さなきゃ……!」
金原いずみの藤和生活……(藤和高校野球部の登場人物は全てオリキャラ及び他作品キャラになります)見たい?
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