最強のスラッガーを目指して!【本編完結】   作:銅英雄

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番外編 清本和奈の洛山生活114

5回裏。今私達はこの回で7点ビハインドを返した上で、コールド勝ちしなくちゃいけないんだよね……。

 

 

カキーン!!

 

 

最初の打者がホームラン。ここから反撃開始だね……!

 

「始まり、ましたね……」

 

「ようやく火が点いたね~。全く世話の掛かる子達だよ~」

 

非道さんがどこか監督……というよりはお母さん目線だった。

 

(この回で14点取るのはかなり難しいけど、このチームが一丸になればきっと……!)

 

その後3点取って、尚もノーアウト満塁。次は私の打席だ。

 

「よ、よろしくお願いします」

 

(ここでホームランを打てば、あと8点……!)

 

 

カキーン!!

 

 

初球打ち……。しかし確かな手応え。打球はスタンドへと入っていった。満塁ホームランだ……!

 

「流石は清本ちゃんだね~」

 

「和奈さん、凄いです!」

 

「あんな打球を見せられたら、私達も負けてられないわね」

 

 

パンッ!

 

 

ランナーとして還ってきた非道さん、リンゼちゃん、エルゼちゃんとハイタッチ。前まではあんまりこういう事をしなかったから、なんだか嬉しいな……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後も後続の打者が次々とホームランとヒットを打っていき、再びノーアウト満塁のチャンスで私に回ってきた。

 

 

9-14

 

 

これが今のスコア。コールド勝ちまであと2点だから、最低でもツーベースを打てば良いね。

 

「和奈ちゃんファイトー!」

 

「頑張れーっ!」

 

メアちゃんといたみちゃんを中心に、洛山の皆が応援してくれている。

 

「和奈、貴女のバットで決めてきなさい!」

 

「頑張ってください!」

 

「前の打席のような一打、期待してるよ~?」

 

ランナーの3人も応援してくれている……。プレッシャーを感じて押し潰されそうだけど、それ以上に皆の期待に応えたいって気持ちの方が強いんだ……!

 

(だから……だから私は絶対に打つ!)

 

ここで打てないようなら、遥ちゃんには勝てないから……!

 

 

カキーン!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ゲームセット!!』

 

結果としてコールドゲームは成立……。つまり私達は1イニングで14点取る事に成功したんだ!

 

「皆お疲れ様~。初戦からかなり苦戦したね~。これじゃあ大豪月さんに顔向け出来ないよ~?」

 

『…………』

 

非道さんの一言でほとんどの人達が押し黙る。今の洛山高校野球部は大豪月さんによって大きくなったと言っても過言じゃないし、これだと顔向け出来ないのも理解出来る。

 

「清本ちゃん以外は駄目駄目だったし、次の試合以降は大豪月さんに胸張って会えるように頑張ろうね~?」

 

『押忍っ!!』

 

「清本ちゃんはこの調子でホームランと打点を量産していってね~」

 

「は、はい!」

 

私は私で頑張らなきゃ……!

金原いずみの藤和生活……(藤和高校野球部の登場人物は全てオリキャラ及び他作品キャラになります)見たい?

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