試合終了後。私達は川越シニアへ顔出しに行く事となった。後ではづきちゃんが来るから、今ははづきちゃん待ちだね。
「朱里ちゃんは川越シニアの方に顔を出しに行くの?」
「そうだね。話題に出た日の内に行こうとは思ってるよ」
「それなら星歌も顔出しに行こうかな……」
朱里ちゃんが行くなら……と、星歌ちゃんも来る事になった。こうなると川口さんは1人になっちゃうけど……。
「良かったら息吹さんも来る?」
ここで誘うのが朱里ちゃんなんだよね。1人にはさせまいという優しい心使いが見て取れるよ。
「えっ?部外者の私が来ても良いのかしら……?」
川口さんは自分が来ても良いのかと戸惑ってる。でも1人にする訳にもいかないからね。少なくとも朱里ちゃんはそう思ってるよ。
「なにも問題ないでしょう。新越谷の部員達は六道さんとも面識がありますし、シニアの皆さんも六道さんの知り合いなら邪険に扱う事もありません」
「二宮の言う通りだよ。それに息吹さんにとってもプラスになる事間違いなしだしね」
六道さんの知り合いなら、シニアの人達も邪険にしたりはしないと思う。しない……よね?
「朱里せんぱーい!」
そうこうしてる内に、はづきちゃんが来ちゃった。凄い勢いで朱里ちゃんに飛び掛かってるけど……。
「急に飛び込んで来ない……の!」
「あだだだだっ!?こめかみがっ!」
はづきちゃんは朱里ちゃんのアイアンクローに捕まり、もがき始めた。はづきちゃんも懲りてないなぁ……。
「おーい。じゃれてないで、早く行くよー!」
「そ、そうだった……」
とりあえず面子も揃ったし、川越シニアへと向かう事に。ちなみにはづきちゃんは朱里ちゃんの右手に捕まっていた……。
川越シニアに到着。今日は何をしようかなぁ……?
「ああ。まだこめかみが痛い……」
そ、そういえば到着の1分前まではづきちゃんはアイアンクローを食らってたし、こめかみが痛むのはそのせいかもね。
六道さんがこっちに気付いたのか、走ってきた。
「あれ?今日は朱里ちゃんもいるんだ。珍しいね!」
朱里ちゃんがここに来たのはシニア引退以来だからね……。
「今日もここで練習して行くでしょ?」
「もっちろん♪」
「は、はい。折角なので、身体を動かして行きます」
「私はフォームや練習メニューの確認をします」
私達3人は今までと変わらず、それぞれの練習に励む。
「いつもありがとう瑞希ちゃん。凄く助かってるよ!」
「私が勝手にやっているだけですので、気にしないでください」
瑞希ちゃんはシニアの練習メニューや、一部選手のフォームの研究をしてるみたい。どっちもこれからの役に立つんだろうなぁ……。
「いやいや、お陰でうちの投手陣は大きく成長してるし、瑞希ちゃんと同じ捕手の子も瑞希ちゃんを見習って練習してるから、成長も凄まじいしね!」
「それはその人達の適性が偶然当てはまっただけですよ」
瑞希ちゃんと同じように成長する捕手かぁ……。その子は将来瑞希ちゃんみたくなるのかな⁉️
金原いずみの藤和生活……(藤和高校野球部の登場人物は全てオリキャラ及び他作品キャラになります)見たい?
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