「そういえば藍さんと歩美さんは来ていますか?」
「2人共来てるよ!」
木虎藍ちゃんと初野歩美ちゃん……。この2人は朱里ちゃんを慕っている後輩の内の1人。
「……だそうですよ?」
「今聞いたよ……」
「……成程ね。じゃあ私は2人を呼びに行って来るね!」
六道さんは朱里ちゃんと瑞希ちゃんのやり取りを見て何かを察したのか、急ぎ足で2人を呼びに行った。
「「朱里先輩!お久し振りです!」」
藍ちゃんと歩美ちゃんは朱里ちゃんを見付けるなり、駆け足で朱里ちゃんの元へ。
「久し振りだね2人共。元気にしてた?」
「はい!朱里先輩と同じ学校でプレーする為にシニアを引退した後も受験勉強と平行してここで時々練習しています!」
藍ちゃんはクールな子だけど、朱里ちゃんの前では歩美ちゃんみたいに元気っ子みたいになるよ。
「木虎は学力あるから大丈夫だけど、初野はどうなの?私が知ってる限りだと結構ギリギリだよね?」
「今のところは大丈夫だと思います。藍ちゃんにも勉強を見てもらっていますし……」
「初野さん、わからない事があったら言ってね?」
歩美ちゃんは新越谷を受けるには、学力が心許ないみたい。私も勉強はそんなに得意じゃないから、受験に対する不安が大きいのはよくわかるよ。まぁ洛山にはスカウト推薦だから、受験は一切していないんだけど……。
「レギュラーの子に何人か声を掛けたから、簡単な紅白戦でもする?」
「簡単な紅白戦ですか?」
多分私達がシニア時代によくやってたミニゲームの事だね。朱里ちゃんは結構久し振りにやるから、一瞬頭から抜けちゃうよね……。
「ここにいる子も合わせて合計18人集まるかは微妙だからゲーム人数は減らす必要があるけどね。瑞希ちゃん達が顔出しに来た時は毎回やっている事だから、どうかなって」
「私は別に問題ないですけど……。渡辺と息吹さんはどう?時間とか大丈夫?」
「星歌も問題ないよ。元レギュラーメンバーと一緒に野球出来るなんて光栄だし」
「私も大丈夫だけど……。足手まといにならないかしら?」
私も初めて野球をした時は、川口さんのような不安を抱えていったっけ。まぁ不安なのは今もなんだけど……。
「全員参加します」
「OK!じゃあ準備してくるね!」
六道さんはそう言って走っていった。相変わらず元気な人だよね……。
「私達は準備運動でもしておきましょう」
「そうだね」
足を引っ張らないかは不安だけど、頑張ろう!
「木虎、初野、こちらは私と渡辺が通ってる新越谷高校の野球部部員である川口息吹さん。ポジションは私と同じ投手と外野手だよ」
「川口息吹よ。よろしくね」
「木虎藍です。ポジションは捕手で、サブポジションとして二塁手と外野手を守れます。朱里先輩とは何試合か一緒にバッテリーを組んでいました。川口先輩、よろしくお願いします」
「初野歩美です!シニアでレギュラーを取れたのは僅か3ヶ月だったけど、セカンドの守備をやってます!サブでも内野全般いけます!私も藍ちゃんも新越谷に受験して、野球部に貢献したいと思っています!」
六道さんがメンバー集めをしている内に、川口さんの紹介を。川口さんも良い感じにここに馴染んできたみたいで良かったよ。
金原いずみの藤和生活……(藤和高校野球部の登場人物は全てオリキャラ及び他作品キャラになります)見たい?
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