「ごめ~ん!1人しか連れて来る事が出来なかったよ……」
そう言って六道さんが連れて来たのは金髪の小柄な女の子……。黒江双葉ちゃんだ。私達の3つ下だからプロ野球や大学野球、草野球以外で同じチームになる事はないけど、シニアに来る度に会ってるから、仲はそこそこ良好……だと思う。
「おっ、双葉じゃん!今日も相変わらずもふもふだね~♪」
いずみちゃんは双葉ちゃんの髪をもふもふと触ってる。いずみちゃん、双葉ちゃんに会う度にやってるよね……。
「金原さん、お疲れ様です。二宮さんと清本さんと橘さんと渡辺さんもお疲れ様です」
クールで無表情な子だけど、素直で良い子でもあるんだよね。こんな後輩が私もほしい……!
「朱里ちゃんは会うの初めてだよね。この子は今年入った新人で、3年生の引退後にレギュラーの座を勝ち取った実力者だよ!」
「黒江双葉です。私は中学1年生ですので同じ高校でプレーする事は出来ませんが、金原さん達から早川さんの噂は予々お聞きしています」
「……早川朱里だよ。金原達から聞いているとは思うけど、川越シニアのOGなんだ。よろしく」
「はい。よろしくお願いします」
朱里ちゃんの紹介も済ませて、それなりに双葉ちゃんの事をわかって……きてるのかな?まだ第1印象しかわからないかな?
「黒江さんと私が会うのは初めてだって言ってたけど、渡辺は会った事があるの?」
「う、うん。星歌が野球部に入るまでは川越シニアに時々顔出ししてたから、双葉ちゃんとは何回も練習した事があるよ」
「成程ね」
朱里ちゃんと星歌ちゃんが話している最中、歩美ちゃんと藍ちゃんがこっちに戻ってきた。
「やっほー双葉ちゃん!」
「お疲れ様です」
歩美ちゃんとは私達と同じく普通に挨拶する双葉ちゃんだけど……。
「お疲れ様。双葉ちゃん」
「……どうも」
藍ちゃんにはかなり冷たい態度で接してる。藍ちゃん悲しそう……。どうすれば藍ちゃんへの態度が柔らかくなるんだろう……?
「集まったのは合計10人か……。それなら5対5のミニゲームになるかな?」
「5対5のミニゲーム……。あれか~」
5対5のミニゲームはシニア時代に時々やっていた簡易野球……って言えば良いのかな?こういうので新しく守れるポジションの可能性を広げる事が出来るんだよね。
「守備力の時は結構考えてポジションに付かないといけないもんね……」
「私と六道さんは捕手なので、余り関係ありませんね」
捕手はほぼいつも通りだもんね。強いていうなら、守備シフトの確認とかを見据えたサインが大変……とかかな?
金原いずみの藤和生活……(藤和高校野球部の登場人物は全てオリキャラ及び他作品キャラになります)見たい?
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