最強のスラッガーを目指して!【本編完結】   作:銅英雄

642 / 1797
番外編 清本和奈の洛山生活121

「イニングは5回まで。守備側はポジションをよく考えて守ってね!」

 

ミニゲームをする時の六道さんのこの台詞は最早お馴染みだね。

 

「ポジションどうします?」

 

口にしたのは歩美ちゃん。他のチームメイトは藍ちゃん、星歌ちゃん、そして朱里ちゃん。瑞希ちゃんが相手に渡っちゃったけど、朱里ちゃんがいるなら、心強いよね!

 

「幸いある程度ポジションはまとまってるから、それを基盤に考えようか」

 

……という朱里ちゃんの提案によってポジションが決まった。投手が星歌ちゃん、捕手が藍ちゃん、一二塁間が歩美ちゃん、三遊間が私、外野全体が朱里ちゃんになった。星歌ちゃんも外野に適性があったと思うから、投手交代しても隙が少ないのが良いね。

 

「それじゃあ……プレイボール!」

 

試合開始。私達は後攻。先頭は川口さんだね

 

 

ズバンッ!

 

 

『ストライク!』

 

初球は低めに決まった。星歌ちゃんってコントロールが良い投手だから、捕手からするとリードのしがいがありそうだよね。

 

 

カンッ!

 

 

2球目に放たれた打球は一二塁間への鋭いゴロ。抜けちゃうかな……?

 

「抜かせないっ!」

 

抜けるかと思われた打球は、歩美ちゃんの横っ飛びによって阻止。これは上手いよ!

 

『アウト!』

 

そのまま歩美ちゃんが一塁ベースを踏んでワンアウト。

 

「よろしくお願いします」

 

次の打者は双葉ちゃん。かなり足が速いから、さっきみたいなゴロを打たせるのは危険だよ。

 

 

ズバンッ!

 

 

『ボール!』

 

バッテリーも双葉ちゃんの性質はわかっているようで、高めを打たせようとしてる。とはいえこのまま歩かせるのも危険なんだよね……。

 

 

コンッ!

 

 

2球目はさっきとほぼ同じコース。しかしストライクだと判断した双葉ちゃんは三塁線に転がるバントをした。は、早く打球を打たせようと処理しなきゃ!

 

「くっ……!」

 

とりあえず一塁に投げたけど、間に合わないよね……?

 

『セーフ!』

 

(足速っ!?もしかしたら三森3姉妹よりも速いかも……)

 

(双葉ちゃんのシニア入団当初はレギュラーじゃなかったものの、3試合に1回はスタメンに入っている……。足の速さを活かして内野安打を量産。打率は5割越え、盗塁数も脅威の23回……。双葉ちゃんの真骨頂は塁に出てからだよ!)

 

朱里ちゃんが双葉ちゃんの走塁を見て驚いていた。私達も初見はビックリしたっけ……。

 

「走った!」

 

双葉ちゃんは盗塁するつもり満々らしく、星歌ちゃんが投球道三に入った瞬間に走り始めた。スタートがかなり良いよ……。

 

『セーフ!』

 

判定は悠々のセーフ。藍ちゃんの肩でも刺せないって、相当足が速いよね……。

 

 

カンッ!

 

 

3番のはづきちゃんによるタイムリーヒットで先制点を取られる。後続はなんとか打ち取ったけど、流れが良くないなぁ……。

金原いずみの藤和生活……(藤和高校野球部の登場人物は全てオリキャラ及び他作品キャラになります)見たい?

  • 見たい
  • 見たくない
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。