最強のスラッガーを目指して!【本編完結】   作:銅英雄

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番外編 清本和奈の洛山生活212

獄楽島に到着してから2日が経過した。

 

昨日に新越谷、白糸台、遠前の3校の代表選手達が到着し、それぞれが合宿に取り組んでた……らしい。

 

らしいというのは、昨日は私達別で行動してたんだよね。どうも非道さんが言うには、洛山側は黒獅子重工と同じチームの立場で野球をするみたいだから……というのが理由なんだとか?非道さん達は何を考えているんだろう?

 

そして合宿3日目(洛山以外は2日目)。私達は……。

 

「着いた……。この島に夜子がいるのね」

 

「夜子のご飯食べられないとか、私達とっては死活問題!例えどんな地獄が待ってようとも、私達は乗り越える!夜子の作るご飯の為にっ!!」

 

夜子ちゃんを追い掛けてきたと思われる朝海ちゃんと夕香ちゃんが獄楽島に来たみたいなので、エルゼちゃんとリンゼちゃんと共に、海の真ん中に来ている。

 

「複数のロープがぶら下がっているわね……」

 

「これに登って行くんだよ」

 

「これに、ですか……?」

 

「うん。私達も去年やったし……」

 

吊るされてるロープに私以外の4人が唖然呆然としていた。私も初めての時はそんな感じだったよ?

 

「さて……。それでは修練開始!!」

 

社長の号令で私達はロープに登り始める。とりあえず私が手本にならないと……!

 

「あ、あんな風に、登って行くんですね……」

 

「とにかく登るわよ!」

 

エルゼちゃんとリンゼちゃんが登り始め、その直後に朝海ちゃんと夕香ちゃんも登り始めた。そして……。

 

「このロープにぶら下がれば良いのよね……?」

 

「うん……。この体勢で30分いれば良いんだよ」

 

「簡単に言ってるけど、相当キツいわよねこれ……」

 

「が、頑張りましょう!」

 

ロープにぶら下がりつつ、30分目前になる程にキツくなるのがこの鯉のぼり。昔はこれに懸垂するのがあったんだって。

 

「け、結構キツいですね。これ……」

 

「ら、洛山の人達は毎年こんな事をやってるのね……!」

 

「そういえば2人は合宿に参加するのは初めてだったね。合宿中は何度もやるから、今の内に慣れておいた方が良いよ」

 

「か、和奈が平然と言うと、説得力が半端ないわね……」

 

「ですね……」

 

エルゼちゃんとリンゼちゃんはキツそうにしてるけど、まだ大丈夫そうだね。

 

「早朝からこんな事をしているのは、後にも先にも私達くらいでしょうね……」

 

「で、でもこれが終わったら夜子の作ったご飯が食べられるし、頑張っていこうよ。朝海姉さん!」

 

「夕香……。そうね。私達は料理が出来ないし、夜子がいなければ、食生活が歪みそうだから、私達はここに着いて来たのよ……!」

 

「三森3姉妹の絆は永遠に不滅!」

 

朝海ちゃんと夕香ちゃんもなんだかんだ余裕そう……。三森3姉妹は大豪月さんに六甲山での練習を教わったみたいだし、これからも3人との交流はありそうかも?

 

「そこまで!!貴様達はこれから朝食だ。食後の練習に備えてたらふく食っておけ!間違っても吐くんじゃないぞ?」

 

『はいっ!!』

 

私と朝海ちゃん、夕香ちゃんは島まで泳ぐ事になってるよ。私はもちろん、朝海ちゃんと夕香ちゃんもこの合宿に来るのは、実は2回目だったりするからね。

金原いずみの藤和生活……(藤和高校野球部の登場人物は全てオリキャラ及び他作品キャラになります)見たい?

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