最強のスラッガーを目指して!【本編完結】   作:銅英雄

734 / 1797
番外編 清本和奈の洛山生活213

朝食を食べた私達は、獄楽島にある練習へ向かう事になった。もちろん修練しながら……。

 

「この練習メニューが終われば、野球の練習に入るぞ。気張れ!」

 

『は、はいっ!!』

 

「……それで諸君にはこれ等を運んでもらう。野球の練習をする野球場までな」

 

大量の丸太をロープで括られたのが多数。これって多分……。

 

「これを運ぶって……相当重そう」

 

「でもこれが終わったらいよいよ本格的に野球の練習が出来ます。頑張りましょう」

 

「よーし!頑張って運ぶぞ~!」

 

ここにいる大半の人が丸太を担ごうとしてるけど、それって多分そういう風には運ばないと思うんだよね……。

 

「待て。誰が手で運べと言った?」

 

『えっ!?』

 

や、やっぱりそうなるよね……。まぁ私達はわかってたけどさ?

 

「そこの3人を見本に運べ」

 

見本になってるのは四つん這いになってる三森3姉妹。やっぱり人間輓馬かぁ……。

 

「こ、これで運ぶんですか……?」

 

まぁ見た目は完全に人としての尊厳が失われてるよね。私も初めてやった時は戸惑ったなぁ……。

 

「夜子の料理を食べた私達は無敵よ。今ならなんだって出来るわ」

 

「そうだね。夜子の料理を食べて力倍増よ!」

 

「姉さん達は大袈裟……。あれくらいなら家でも毎日作ってるから」

 

「何を言ってるの。夜子の料理は日々成長してる……。今日の朝に食べたトーストも絶品だったわ」

 

「そうそう。夜子はもっと自信持って料理してよね!美園学園野球部の皆も夜子の料理に中毒になってるんだから」

 

「それも大袈裟……。でも私の料理を美味しく食べてくれる皆を見てると、もっと美味しい料理を作りたくなる」

 

三森3姉妹は四つん這いになりながらもそんな話をしていた。なんだかシュールな光景だなぁ……。あと夜子ちゃんが作ってくれたフレンチトーストは絶品だったよ!

 

「……話を戻して、これが第2の練習メニューだ。名付けて人間輓馬だ!」

 

「ロープが食い込むし、丸太が重い……!」

 

「言っておくが、これでもまだ優しい方だ。貴様達が男だったらこれの倍以上はキツい練習メニューが待っていたぞ?良かったな。女として生まれて」

 

社長の話を聞いて改めて思うよ。女の子として生まれて良かったって……。もしも男の子だったら、これよりも更にキツい修練が待ってたと思うと、ゾッとしちゃうよ……。

 

「ふんぬーっ!」

 

「気合いで切り抜けるわよ。前回と同じように」

 

「他の人に比べたら私達と清本和奈はまだ慣れてるけど、この人間輓馬は結構キツい……」

 

確かにね。皆と比べて慣れている私と三森3姉妹ですらちょっとキツいもん。他の人達は全員キツいに決まってるよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『つ、着いたーっ!!』

 

それでもなんとか野球場へと到着。皆既に満身創痍だよ……。

 

「よくぞここまで来たな。少し休んでから、練習……。そして昼休憩が終われば……貴様達の今の実力を見てやろう」

 

そういえば試合する事になるんだよね。向こうがどういうスタメンで来るのか、楽しみかも……!

金原いずみの藤和生活……(藤和高校野球部の登場人物は全てオリキャラ及び他作品キャラになります)見たい?

  • 見たい
  • 見たくない
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。