最強のスラッガーを目指して!【本編完結】   作:銅英雄

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番外編 清本和奈の洛山生活258

1回裏。新越谷の攻撃は二者凡退したけど……。

 

 

カンッ!

 

 

3番の岡田さんがヒット。流石は新越谷のキャプテンだね。

 

「これでツーアウト一塁だね~」

 

「うん。ここで回ってくるのが……!」

 

遥ちゃん……。でもショートの金子さんが声掛けをして、周りを落ち着かせていた。

 

「……姫宮のエースである吉田さん、そして主将である金子さん。この2人を中心としたチームは中々統率力の高いですね」

 

「如何にも全員野球……って感じがするよね。洛山でも取り入れられたら良いなぁ……」

 

「まぁ洛山の野球スタイル上は難しいんじゃない?むしろそういうのは白糸台で瑞希が率先していそうなんだけど……?」

 

大豪月さん在部中は結構バラバラだったけど、今の洛山は割とまとまってきている気がするよ。それでも個人個人の我が強いのは仕方ないけど……。

 

「白糸台の野球部1軍はあくまでも自主性に任せる事を方針としていまして、私はそれに従うだけです。余計な労力を割かなくても良いので……」

 

「あくまでも必要な範囲内だけかぁ……。瑞希ちゃんらしいなぁ」

 

その必要最低限で結果を出してるのが瑞希ちゃんだからね。私には出来ない芸当だから、ちょっと憧れちゃうな……。

 

「……で、星歌からホームランを打ったあの4番打者のデータは取れたの?」

 

「私なりに彼女……番堂さんのデータは入手し終わりましたが、ここでは口にしないでおきましょう」

 

「ええっ?何それ気になるな~?勿体ぶってない?」

 

いずみちゃんはそう言うけど、多分そうじゃないんだよね。瑞希ちゃんからすると、不確定要素はあんまり口にしたくないんだと思うよ。

 

「別にそういうのではありません。ただ……彼女の実態については、恐らくこの試合である程度明らかになるでしょう」

 

「み、瑞希ちゃんが言うなら、きっとそうなんだよね?」

 

「星歌さんの球を完璧に捉えた事から1つの仮説が思い浮かびますが……」

 

(あくまでも仮説の域を出ませんからね。確証を持っておかないと、今後彼女と対峙した時に、誤った対処をしてしまいそうです)

 

星歌ちゃんの球を打った事で、瑞希ちゃんが何かしらのヒントを得た……って事で良いんだよね?

 

 

カキーン!!

 

 

『ファール!』

 

「……それよりも今は雷轟さんの方に集中した方が良いでしょう」

 

「遥ちゃん、この大会に入ってからは余りホームラン打ててないって言ってたし、この試合で打てるようになると良いなぁ……」

 

「新越谷を応援する身としては遥には頑張ってほしいよね☆」

 

新越谷と全国で戦う為、同じスラッガーとしても、遥ちゃんを応援したいな……。

 

『アウト!』

 

「あーあ……。打ち取られちゃったよ」

 

「遥ちゃん、大丈夫かな……?」

 

もしかしてブレーキが掛かっちゃってるのかな?そうだとしたら、他の選手が遥ちゃんの代わりに頑張らなきゃいけないよ……?

金原いずみの藤和生活……(藤和高校野球部の登場人物は全てオリキャラ及び他作品キャラになります)見たい?

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