最強のスラッガーを目指して!【本編完結】   作:銅英雄

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番外編 清本和奈の洛山生活286

今日は京都府代表メンバーが集まる日。25人の選手達が集まってる訳だけど……。

 

(わかってた事だけど、皆大きいよぉ。私よりも30センチ以上大きい人ばっかりだよぉ……)

 

私とシルエスカ姉妹を除けば、全員が黛さんくらいの身長の持ち主。池田さんも猛田さんも大きいもんね。今から始まるのって、もしかしてバスケットボールだったりする……?

 

「おぉー。こうして見ると、京都府代表は大柄の選手ばっかりだねー。一部除いて……」

 

1人の女性が入室するなりそう言った。一部っていうのは、私の事でしょうか!?

 

「初めましての人は初めまして。そうでない人は久し振りー。私はこの京都選抜の監督を務める星野日菜。まぁ県対抗総力戦が終わるまでの間だけど、よろしくねー」

 

ヒラヒラと手を振りながらの自己紹介。なんだろう。いずみちゃんとはづきちゃんを足して割ったような性格……。

 

「京都選抜のマネージャーを任されました、金子理香です。同じく県対抗総力戦までの付き合いになりますが、京都選抜を優勝に導けるよう精一杯務めさせていただきます」

 

ペコリの一礼したマネージャーさんは、逆に礼儀の良さが伺えるよね。お嬢様育ちなのかなぁ?

 

「じゃあこの荒くれ者の集まりを率いてもらうのは……」

 

星野監督が1人1人を見て回っている。非道さんとアイコンタクトをしてるみたいだけど……?

 

「……うん。それじゃあ黛さんにお願いしようかな」

 

「えっ!?わ、わた、私……ですか!?」

 

指名されたのは、黛さんだった。てっきり非道さんかと思ってたから、かなり意外かも。さっきのアイコンタクトも含めて……。

 

「うん。お願い出来る?」

 

「う、うぅ……」

 

全員の視線が黛さんに集まり、黛さんが萎縮してる。無理もないよ。私だったら、この場から逃げ出すかも知れないもん。

 

(こ、断りたい……。で、でも非道さんじゃなくて、私が選ばれたのには、何か意味がある筈……。だったら、それに乗った方が……非道さんにとっても、良い……よね?)

 

「わ、わかり、ました。わ、私で良かったら、お、お受け、し、します……」

 

黛さんは何か決心したような表情で、京都選抜のキャプテンを受ける事になった。凄いなぁ……。

 

「じゃあこれから軽ーく全体練習を行おうか。グラウンドを使える時間は限られてるし、急ごー!」

 

星野監督が拳を掲げている。なんだか元気いっぱいだね……。

 

「じゃあ黛さんは号令!」

 

「は、はい。え、えっと……。き、京都選抜、優勝目指して、が、頑張りましょう!」

 

『おおっ!!』

 

「ひゃっ!?」

 

叫び声に等しい全員の返事に黛さんは驚く。私もビックリしちゃったよ……。

 

(今日から大会が終わるまで……このメンバーと練習や試合を共にするんだよね)

 

私に出来る事は限られてるけど、頑張ろう……!

金原いずみの藤和生活……(藤和高校野球部の登場人物は全てオリキャラ及び他作品キャラになります)見たい?

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