試合終了後。瑞希ちゃんも合流して、私達4人は近くの公園でお話する事になった。日陰のお陰かあんまり暑くなくて良かったよ……。
「全国大会も終わったね~」
「今年はまだ県対抗総力戦が残っているから、そこに向けてまた練習しないとだね」
県対抗総力戦かぁ。私達京都選抜は癖の強い選手が多いし、不安なところもあるなぁ……。
「4年に1度のお祭りだからね。アタシは初戦に備えてバリバリに練習してるよ☆」
「私も同じく。まぁちょっとチーム内で揉め事があるけど……」
いずみちゃんは張り切って練習していて、それは朱里ちゃんも同様。ただ朱里ちゃんのところはチームメイトが揉めちゃってるみたい。そんなに揉めそうな人はいなかったと思うけどなぁ……。
「まぁ色々とあるのでしょう。こうして全国大会が終わった今、打倒群馬選抜を目指して精進するのみです」
そして瑞希ちゃんは群馬選抜に対抗出来るように、精進している 。妥当群馬選抜は最早全選抜チーム共通の認識かも知れないね。
「それは私達も同じだね。どこかで当たった時は、全力でお手合わせしたいところではあるけど……」
「まだ選抜のトーナメントが公表してないからなんとも言えないけど、群馬選抜とは反対の山になっておきたいよね~」
「選手のデータを取る為にも、その方が良いでしょうね」
(しかし高女野連の事情を色々と考えると、私達の選抜チームはそれぞれ群馬選抜と対戦するのは決勝戦になる……。そんな都合の良い配置に置かれそうですね)
「群馬選抜もそうだけど、アタシ等も出来るだけ後の方で当たりたいところだよ」
「二宮じゃないけど、後に当たる方が対策も取りやすいしね」
「全国大会も新越谷が遠前と当たるのが決勝戦だったら……って、世間が噂してるくらいだし……」
この噂を耳にするだけでも、本当に強いところは当たるのが後になればなる程に良いんだよね。漫画とかアニメとかでは『宿命のライバルと当たるのは決勝戦』……みたいな相場が出来上がっちゃってるけど、実際はより念密に対策を練る為のものになるんだろうね。
「その噂は私の方でも耳にするけど、多分遠前の優勝は変わらなかったと思うよ」
「そうなの?」
「……二宮がいるチームが決勝戦で遠前と当たって、負けてる。それだけでなんとなくわかるでしょ?」
「あぁ……」
朱里ちゃんの発言にいずみちゃんが納得したような相槌。その気持ちは私もわかっちゃうかも……。
「確かに大会では遠前に遅れは取りましたが、県対抗総力戦では負けるつもりはありません。風薙さんへのリベンジも果たします」
「それはアタシ達も同じだよ☆」
こうして打倒群馬選抜に燃え上がる私達だった……。
金原いずみの藤和生活……(藤和高校野球部の登場人物は全てオリキャラ及び他作品キャラになります)見たい?
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