最強のスラッガーを目指して!【本編完結】   作:銅英雄

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番外編 清本和奈の洛山生活300

今日は京都選抜のチームメンバーの顔合わせ。そこから軽く守備連携の練習とかしたりするんだって。

 

(顔合わせ自体は以前もしたけど、やっぱり皆大きいなぁ……)

 

本当に今から野球するの?バスケットボールじゃない?

 

「皆揃ってるねー?じゃあ今日のところは打撃と守備、そして対応力を見せてもらおうかな?」

 

対応力……?一体何の対応力なんだろう?

 

「対応力云々はとりあえずやってもらえば、ある程度わかってくるよ。じゃあまずは打撃から見ていくねー!」

 

星野監督がそう言うと、マウンドに上がっていった……って!?

 

「か、監督が投げるんですか?」

 

「そだよー。現役こそは退いたけど、まだまだ若い子達には負けないつもりだよっ!」

 

監督も充分若く見えるけど……。なんなら六道さんよりも年下なんじゃ……?

 

「捕手役は洛山の非道さんにお願いするとしようかな?」

 

「了解で~す」

 

捕手は非道さん。なんだか以前からバッテリーを組んでたかみたいな雰囲気を感じるよ。本当に何者なのかな……?

 

「じゃあ早速1打席形式で見ていくよー!じゃあまずは……」

 

星野監督による25人の1打席勝負が始まった……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ズバンッ!

 

 

「バッターアウト~」

 

これまで私と非道さんを除いた23人が三振に倒れた。ま、まだ誰1人ホームランどころかヒット1本も打てないって不味くないかな……?

 

「ありゃー。私もまだまだ捨てたものじゃないと自信を持つべきなのか、京都選抜の対応力の低さに嘆くべきなのか……。判断が難しいね」

 

「まぁ京都選抜は良くも悪くも脳き……真っ直ぐな子達の集まりですからね~」

 

「これ等は追々なんとかしていくとして……。次は非道さんが相手になる?」

 

「ん~。辞めておきま~す。多分私も同様にやられちゃうと思いますので~?」

 

「そっかぁ……。じゃあ次で最後だねっ」

 

非道さんが勝負を辞退したって事は……。

 

「じゃあ洛山高校の清本和奈さん。打席に立ってねー」

 

「は、はいっ!」

 

いよいよ私の番だ。う、打てるかな……?

 

「和奈さん。ファイトです!」

 

「監督の持ち球がとにかく多いから、狙い球絞るのも一苦労ってだけ伝えておくわ!」

 

シルエスカ姉妹からのエールと助言で、これまでの監督の球を振り返る。

 

(監督の持ち球はカーブ、スローカーブ、パワーカーブ、ドロップ、ドロップカーブ、スラーブ、スライダー、カットボール、高速スライダー、フォーク、パーム、チェンジUP、SFF、Vスライダー、シュート、シンキングファストボール、ムービングファストボール……)

 

も、持ち球が多過ぎるよ!朱里ちゃん並かそれ以上だよ!たった1打席で狙い球絞るのは不可能に近いよ……。

 

(多分これが監督の言ってた対応力(打撃編)なんだよね……?)

 

と、とにかく打たなきゃ!

 

「じゃあ行くよー」

 

監督が振りかぶって投げた。とりあえず覇竹で対応しなきゃ!

 

(ギリギリまで球の変化を見極めて……打つ!)

 

 

カキーン!!

 

 

「おっ?」

 

「やるね~」

 

打球はそのままホームランに……。あれ?良いのかな?なんかあっさり打てちゃったんだけど……。

金原いずみの藤和生活……(藤和高校野球部の登場人物は全てオリキャラ及び他作品キャラになります)見たい?

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