最強のスラッガーを目指して!【本編完結】   作:銅英雄

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番外編 清本和奈の洛山生活301

監督との1打席勝負は私だけホームランという結果になっちゃった。しかも1球で……。

 

(覇竹のお陰ではあるんだけど、ちょっと物足りないかも……)

 

でもそんな考え方は贅沢だもんね。監督から打てた事を誇りに思う方が、チームの為にも多分プラスになるよね。

 

「凄いじゃない和奈!監督から初球でホームランだなんて!」

 

エルゼちゃんが凄く褒めてくれるけど、私だって最後じゃなかったら多分打てなかったと思うけど……。

 

「う、うん。なんとか打てて良かったよ。でも打てたのは京都選抜の皆が監督の球種を見せてくれたからっていうのが大きいかな」

 

「監督の球種……ですか?」

 

「数多くの球種だけど、どの球に狙いを絞れば良いのかってところを皆が教えてくれたから……。私は打てたんだよね」

 

(いやいや……。それだけで初球打ちなんて常人じゃ無理でしょ)

 

(和奈さんがこの京都選抜で最強のスラッガーだってわかっただけかも……)

 

な、なんかシルエスカ姉妹がヒソヒソ話してるよ……。皆のお陰なのは間違いじゃないのに……。

 

「はいはい皆お疲れ様ー。清本さん以外の打撃の対応力はこれから少しずつ上げていくから、そこんとこよろしくねー!」

 

どうやら私は他の練習に入れるみたいだね。

 

「じゃあ次は守備とその対応力を見せてもらうよー。じゃあ適当に守ってねー!」

 

次は守備練習。監督がノッカーをするみたい。

 

(守備練習も頑張るよ……!)

 

なるべく多くチームに貢献したいからね……!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……で、守備練習が終わった訳だけど?

 

「……成程成程ー。こりゃ守備の方は捨て気味でも良さそうかなー?」

 

京都選抜の守備力はお世辞にも高いとは言えなかった。洛山が目だって酷いだけで、京都全体の守備力と捕球率も全都道府県ワースト1位だもんね……。

 

「金子さんはどう思う?」

 

「……伸ばせる部分は徹底的に伸ばすべきですが、県対抗総力戦ではその時間も惜しいので、打つ事だけに尽力を注げば良いかと思われます」

 

マネージャーさんからは割と現実的な台詞が。やっぱり京都選抜の1番の武器……打力を突き抜けさせる方が良いのかな?

 

「やっぱそうなるよねー。でもそれだけじゃ、群馬選抜や埼玉選抜、西東京選抜辺りと試合する時に、滅茶苦茶厳しい展開を強いられるんだよ……」

 

それぞれ風薙さんと上杉さん、朱里ちゃんと遥ちゃん、瑞希ちゃんと鋼さんがいる選抜チームだね。確かにそこら辺と当たると、厳しいどころか敗北にまで繋がりそうかも……。

 

「まぁその辺りは追々やってけば良っかな!まずは初戦勝利に向けて、頑張ろー!」

 

『おおーっ!!』

 

ともあれ、県対抗総力戦が明日から始まるよ!

金原いずみの藤和生活……(藤和高校野球部の登場人物は全てオリキャラ及び他作品キャラになります)見たい?

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