最強のスラッガーを目指して!【本編完結】   作:銅英雄

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番外編 清本和奈の洛山生活315

外国人選手が8人もいる東東京選抜の打線……。そして唯一の日本人選手のいずみちゃん。そんなチームを相手に打ち合いに持っていけるのか……というのが課題だね。

 

 

カンッ!

 

 

いずみちゃんは初球から打っていく。黛さんが投げてないとはいえ、思い切り良いよね……。

 

 

1番 レフト いずみちゃん

 

2番 センター 王美雨さん

 

3番 ショート ロジャー・アリアさん

 

4番 ライト 鐘嵐珠さん

 

5番 キャッチャー パトリオ・パトリシアさん

 

6番 サード エマ・ヴェルデさん

 

7番 セカンド スミス・アンナさん

 

8番 ファースト カレン・コービーさん

 

9番 ピッチャー 郭上鈴さん

 

 

ちなみにこれが東東京選抜のオーダー。更に非道さんからの話によると、王さんとロジャーさんはいずみちゃんと同じ藤和高校なんだって。

 

 

カンッ!

 

 

2番の王さんも初球打ち……。

 

 

カンッ!

 

 

3番のロジャーさんも初球打ち。両方共ヒットで、いずみちゃんも還ってきて、1点返された。そして……。

 

 

カキーン!!

 

 

4番の嵐珠さんによるスリーランによって、試合は振り出しに戻った。これが続くとなると、確かに激しい打ち合いになりそうだよね……。

 

『アウト!チェンジ!!』

 

しかし後続の打者を上手く切って、同点止まりで済んだ。

 

「簡単に追い付かれたわね……」

 

「アリアさんや金原さんの打撃は知っていましたが、他の打者も一切の迷いもなかったね」

 

そうなんだよね。1~4番は本当に迷う事なく初球打ちだったもん。誰の指示でそうなってるんだろ……?

 

「まぁウチは元々打ち合い上等だし、打ち勝って行くしかないね~」

 

「そうですね……」

 

非道さんの発言で私は初回のスコアを参考に、これから取れる点を指折り数える。

 

(初回と同様に点が取れるなら各イニング4点ずつになるんだけど、そんなに単純じゃないよね。こっちとしては守りの時に出来るだけ被安打を抑える事が手一杯って感じだし……。更に現状だと上位4人しか相手投手を打てる気配がないのが、問題になるかな……?)

 

セーフティリードの範疇がわからない以上は、打って打たれてを繰り返していくしかないのかな……?

 

「とりあえず黛ちゃんはいつでも投げられるように、肩を作っておいてね~?」

 

「は、はい」

 

非道さんの指示によって、黛さんはそそくさとブルペンへ。そうなると私達の仕事は……。

 

(黛さんの準備が滞りなく進むように、しておく事……だね)

 

黛さんが投げるのがいつになるかはわからないけど、私達は黛さんが安心して投げられるように1点でも多くリードを取ろう!

金原いずみの藤和生活……(藤和高校野球部の登場人物は全てオリキャラ及び他作品キャラになります)見たい?

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