最強のスラッガーを目指して!【本編完結】   作:銅英雄

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番外編 二宮瑞希の白糸台生活 夏大会編 1年目 52

二宮瑞希です。今日いよいよ全国大会の舞台……西宮へと出発します。

 

「瑞希ちゃん、頑張ってね!」

 

「私達はスタンドで精一杯応援しマース!」

 

鋼さん達4人が私を見送ってくれています。気持ちはありがたく受け取っておきましょう。

 

「春は私達も瑞希ちゃん達と一緒に行く側を目指すよ!陽奈お姉ちゃん!」

 

「そうね……。私達も早く瑞希さんと共に並びたいものです」

 

「私が2軍落ちする可能性も決して0ではないと思うのですが……」

 

もちろんそうならないように練習しますし、結果を出します。

 

「もしも瑞希ちゃんが2軍落ちするようなら、白糸台野球部は終わりだよ。お先真っ暗だね!」

 

日葵さんの発言はかなり大袈裟だと思います。私よりも優秀な捕手は絶対にいます。

 

「二宮ー。そろそろ行くぞー」

 

「わかりました。……ではこれで失礼します」

 

「私達も試合前日には行くからね!」

 

1軍入りしていない白糸台野球部は試合前日に西宮に向かう事になっています。

 

「バンガードさんはその前に補習がありますので、それを切り抜けてください」

 

「……ムズカシイニホンゴワカリマセーン!」

 

「都合が悪くなって、日本語不自由になってる……」

 

「……私が責任を持ってバンガードさんの面倒を見ます」

 

「お願いします」

 

ちなみにバンガードさんは国語と社会で赤点を取っています。1発で切り抜けられたら無事に応援に行ける訳ですが、あの調子だとどうも不安です。

 

「そういえば1軍野球部は赤点とか大丈夫だったの~?」

 

「日葵、白糸台の1軍野球部にもなれば赤点を取る訳にはいかないのよ?大丈夫に決まっているじゃない」

 

私が歩いている背後では佐倉姉妹がこのような会話をしていました。実は大星さんと半田さんがかなり不安だったのは伝えない方が良いでしょう。赤点も取っていないみたいですし。知らぬが仏です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

所変わって西宮……。

 

「さーて。宿泊施設に着けば、あとは自由時間だ。時間を観光に使うも良し、身体を休めるのに使うのも良し……。じゃあ神童、あとはよろしく~」

 

監督が簡潔に話すと、神童さんに続きを任せてどこかへ行ってしまいました。中々の自由人ですね。

 

「あー、まぁ私から話す事は特にない。ただこれだけは言わせてもらう。私達が目指すのは春夏5連覇!そこに異論はないだろうし、頑張っていこう!」

 

『はいっ!』

 

春夏5連覇……。今年の夏は色々と障害が多そうですが白糸台なら、神童さんならそれが出来ても何ら不思議ではないと思わせるのが凄いですね。

 

(私も……神童さんを支えていきたいですね)

 

捕手としても、後輩としても……。

金原いずみの藤和生活……(藤和高校野球部の登場人物は全てオリキャラ及び他作品キャラになります)見たい?

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