最強のスラッガーを目指して!【本編完結】   作:銅英雄

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番外編 二宮瑞希の白糸台生活 夏大会編 1年目 53

二宮瑞希です。前回の場面から日数が経過し……。

 

『ゲームセット!!』

 

私達白糸台高校はこの試合で準決勝進出を決めました。

 

「お疲れ」

 

「お疲れ様です。神童さん」

 

対戦相手は阿知賀学院。2年生3人と3年生2人が中心となってかなり手強いチームでしたが、神童さんを打つには今2歩程足りません。最早彼女を打てる高校生は存在しないのではないでしょうか?

 

「次は準決勝だな」

 

「はい。ですがローテーション的には……」

 

「ああ。次の試合の先発は新井だ。次の相手が洛山になろうが、新越谷になろうがな……」

 

私達白糸台が第1試合を勝ち抜き、ベスト4に1番乗りしましたが、聖皇学園、大安高校、浦の星学院、清澄高校、そして洛山高校と新越谷高校……。このような6つの高校の内半分が私達と同じ景色に到達する訳ですね。

 

「……観に行くか。第2試合」

 

「そうですね。他の皆さんは……」

 

「いや、偵察は私達だけで充分だ。他の選手達やマネージャー達にもそう伝えておいてくれ」

 

「わかりました」

 

(和奈さん、朱里さん、2人のぶつかり合いを楽しみにしていますよ?)

 

準々決勝第2試合は30分後に始まるらしいので、なるべく良い席を取っていきたいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

試合開始5分前。ギリギリ間に合いましたね。

 

「二宮的にはどっちが勝つ方が望ましいんだ?」

 

一息吐いていると、神童さんからこの準々決勝第2試合の勝者はどっちが良いのかを尋ねられました。私の答えは決まっています。

 

「……新越谷の方が望ましいでしょう。洛山と試合をするのは骨が折れそうですから」

 

「大豪月曰く恒例らしいがな?白糸台と洛山が準決勝で試合をするのが……」

 

「神童さんと大豪月さんの投げ合いが……ですね」

 

しかし仮にこの試合に洛山が勝ったとしても、新井さんが先発するのは変わりません。そうなると打ち合いになる事は必至でしょう。洛山高校野球部は新井さんの球との相性が最悪ですからね。

 

(そういえば春に洛山と練習試合をした時も、先発投手は新井さんでしたね……)

 

乱打線という言葉は洛山を相手にした時にする言葉だというのもあの練習試合で学びました。あとは小手先のリードも洛山には通用しません。純粋な投手力と打撃力が問われる試合でした……。

 

「洛山の先発は大豪月じゃないみたいだな」

 

「そうですね。準決勝に備えての温存でしょうか?」

 

電光掲示板のオーダーを見ると、投手のところには『黛』と載っていました。練習試合では見なかった投手ですが、この試合でその全貌がお目見えする事でしょう。

金原いずみの藤和生活……(藤和高校野球部の登場人物は全てオリキャラ及び他作品キャラになります)見たい?

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